住のもの (すのもの)

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春の陽気を感じる5月初旬。塊根植物の様子を報告します。夏型と冬型、それぞれどんな様子?

4月にはすべての塊根植物をベランダに出しました。日光を十分に浴びられる環境にあるためか、夏型の植物も動き始めました。お目覚めのようです。

時は5月の1日。春の陽気を感じられる時期であり、最高気温は20度、最低気温は10度をコンスタントに上回ります。暑過ぎず冬型にとって心地の良い気温ですし、夏型も徐々に動き始める気候です。

春も終盤に迫りつつある5月初旬。塊根植物の様子を報告します。

 

 

 

 

夏型塊根植物の様子

まずは夏型から。冬の間は葉を落として休眠していました。成長が止まります。これから初夏にかけて新芽を出し始め、成長期へと突入します。

 

まずはグラキリスの実生株。頭の上から葉っぱが生え始めています。特に一番大きな株は、花芽も上がっています。

 

グラキリスの輸入株です。この二つはまだ休眠中の様子です。ただ、枝の先を見ると、今にも葉が出そうな感じです。

 

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その他の夏型。ラメリーも頭の上から葉が出始めています。

 

アデニア・グラウカの実生株です。トックリ型の頭から新芽がニョキっと。

 

塊根ではありませんが、ユーフォルビアを。バリダの実生。花芽が上がりつつあります。バリダは花が枯れても花柄だけが枝のように残り、特徴的なフォルムとなります。万物想もそうですよね。

 

ホリダもトゲが増えた?頭の方のトゲが増えた感じです。

 

 

冬型の様子は?

個人的には冬型が好きですね。変な形の植物が多い印象です。

まずは万物想。室内で管理していると葉が枯れてしまいましたが、新たな葉がたくさん展開しています。

 

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小さい方の万物想。プニプニの葉がたくさん。

 

11月から発根管理をスタートした万物想。葉がなかなか出ませんでしたが、今ではびっちりとついています。(すいません。これは4月中旬ごろの写真です。今ではもう少し葉が大きくなっています。)

 

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観峰玉(フォークイエリア・コルムナリス)は、枝に小さな葉がびっちり。この冬を通して、少しだけ太くなったような気がします。

これも室内だと葉が落ちてしまったのですが、外に出したら葉がたくさんつき始めました。

 

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この冬にもっとも成長したのが、亀甲竜です。昨年買った時と比べて、3回りほど大きくなった感じ。表面の割れもかなりくっきりしました。これは来年が楽しみですね。

 

ワリチーは勢いよく葉が伸びています。葉に引っかかって何度か鉢を倒しているので、斜めになってしまってますね。

 

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ベランダに置いたら元気が出た

どの鉢でも共通で言えることは、外(ベランダ)に置いたら植物が元気になったということ。枯れた葉が復活したり、葉の数が増えたり、休眠から目を覚ましたりなどなど。

それは当然ですよね。どの植物も本来は屋外で育つもの。自然の日光や風にさらされるべきなのです。

発根管理を行うのも、なるべく屋外で行った方が成功しやすいのでは?と考えています。現にベランダに置いておいたら、どの株も失敗なく発根できています。もちろん気温などの条件が適していることが条件ではありますが。春や秋ならほぼ問題ないと思います。

逆に言えば、真冬など条件の悪い時期にスタートすべきでないということになります。例えば、真夏に冬型の発根管理を開始したり、あるいは12月の寒い時期から開始したりなど。

今は条件の良い5月。人間にとって心地の良い季節な、植物にとっても良いのかもしれません。そろそろ未発根株を手に入れたいところですね。

 

 

まとめ

5月初旬の塊根植物の様子を記事にしました。塊根植物ファンにとって、春と秋は非常に楽しみなシーズンであると言えます。冬型と夏型の両方が元気なシーズンです。それに、春は夏型が目を覚まし始め、秋は冬型が目を覚ますという楽しみもあります。変化を楽しめる季節ですね。

育てている植物がいつも通りの変化を見せてくれると、喜びとともに安堵の気持ちも沸き起こってきます。これから夏に向かって、さらなる変化を見せてくれるでしょう。これから植物が面白い季節になりますね。

 

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