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室内で管理したら、万物想の葉が枯れ始めた!原因を考え、対策を施してみました。

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無事に発根し、たわわ?に葉がついた万物想。正式にはチレコドン・レティキュラータスという名称。複雑に絡み合った花柄が、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

そんな大好きな万物想。気温の下がる真冬の間、リビングの窓際で管理したところ、プニプニのかわいい葉がどうしたものか枯れ始めたのです。黄色く変色して萎み、そしてポロポロと。

その原因を考え、とある対策をしたら、なんと葉が復活し始めました。小さな新芽がポツポツと顔を出し始めたのです。

万物想の様子をレポートします。

 

 

 

 

室内の窓際で管理。万物想はどうなった?

室内で管理をしていたら、葉が枯れて調子が悪くなってしまった万物想。まずは対策前の万物想の状態をご報告。

 

万物想の管理環境について

11月の終わり頃。最低気温が5度を下回るようになったので、室内管理に切り替えました。万物想は比較的寒さに強く、もう少し屋外でも良かったかも。念のため早めに取り込みました。

室内での置き場所は、リビングの南向きの窓際。家族が過ごすリビングなので、当然暖房が入ります。日中は25度近くになりますし、明け方のエアコンを切っている時でも、10度以上をキープしていました。

夏場はひさしに遮られて直射日光が入ってきませんが、冬場は室内へガンガンと入ってきます。朝から夕方までのほぼ一日中日光にあたる環境です。

 

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葉が枯れて落ち始めた!

そんな環境に置いてからしばらくのこと。プニプニとふっくらとした葉にシワが入ってきたと思ったら、黄色く変色し始めます。そしてポロポロ落ちる葉もあれば、そのまま茶色くしぼんでしまう葉も。

こちらは1月中旬ごろの万物想。元気よく葉を展開しています。たわわというより、びっしりといった感じですね。

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そしてこちらが3月末ごろの姿。せっかく元気よく出てきた葉がほとんど落ちたりしぼんだりしてしまいました。

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元気なころの写真と大違いです。見るも無惨な姿に。万物想に何が起こったのでしょうか。

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葉が枯れた原因は?

自分なりに色々調べて、葉が枯れた原因を考えてみました。

 

根腐れ?

どうして葉が落ちてしまったのか。

最初に疑ったのが、根っこの問題。一般的に植物の根っこに問題があると、水の吸収が悪くなって葉が枯れてしまうことがあります。見た目の症状は、まさに根っこの問題に見えました。

根っこの問題とは、根腐れや根詰まりのこと。まだ根が生えたばかりなので、根詰まりが原因ということは考えづらいでしょう。つまり、根腐れが疑われます。万物想は腐りやすいとも聞きます。やってしまったか?

 

とは言いつつも、根腐れではないだろうとも考えました。水やりは極力減らしていたから。現在単身赴任中であり、平日は家にいません。植物の世話も家に戻る週末のみ。水やりしたくても、できない状況なのです。

週一回の水やりの量は、株の周りに小さめのジョウロで二回し程度。決して多くはあげていません。それに、水やりをするまえに鉢を持ってみたら、乾いて軽くなっていましたので、ずっと土が湿ったままということも無さそうです。

さらに、常にサーキュレーターを回して、新鮮な空気を送り込むようにしていました。

根腐れではなさそうですし、そうであって欲しいものです。

 

環境?

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そこで疑ったのが、気温です。家族が過ごすリビングであり、夜遅くまでエアコンがついています。昼も夜も気温が外に比べるとだいぶ高くなっているはず。

しかも南向きのベランダに面した窓であり、冬の間は直射日光が入ってきます。しかも黒い色の鉢。日中はかなり鉢内の温度が上がったはずです。しかも夜間はあまり温度が落ちない。

つまり、休眠期に入るような初夏と温度環境が近かったのかもしれません。冬の暖かい日に桜が間違って花を咲かせるように、暑くなったリビングで夏がやって来たと勘違いしたのかも。室内から外に出して様子を見てみることにしました。

 

3月中旬にベランダへ移す

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夏と勘違いしたかもしれない万物想。3月中旬頃にベランダへ移してみることに。まだ肌寒い日が続きますが、明け方の最低気温は常に5度を超えます。外に出しても問題ないタイミングでしょう。

外に出せば、また葉が出てくるだろうという確信に近い想いがありました。外の気候は万物想の成長に好条件であり、環境の問題で葉が落ちたなら、逆に環境を良くしてあげれば元気になるはずです。

 

 

外に出したらどうなった?

やはりやはり。ベランダでの管理に切り替えてから、動きが見え始めました。

こちらが4月3日の万物想。葉がたくさん枯れてしまった無惨な姿。その中でも生命のいぶきを見せ始めました。

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枝の先から赤いポッチがいくつか出てきています。これは葉っぱの赤ちゃんに違いありません。もう少し様子を見てみましょう。

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一週間後。赤いポッチが大きくなり、緑の葉っぱらしくなってきました。

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横からも葉っぱが出てきました。

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ベランダに置くことで、再び葉が展開し始めました。ちょうど葉の生え始めた頃の気温は、最高気温が20度前後。最低気温は10度を下回るくらい。外に出してからも、水やりのペースは週に一回です。

やはり、葉が枯れて落ちてきたのは、環境が影響していたようです。

 

 

 

まとめ

真冬の間、室内で管理していた万物想の葉が落ち始めました。これはどうしたものかと原因を考え、室内の環境が良くないのではという仮定のもと、その対策を講じました。つまり、環境を良くするため、室内から外へ鉢を移してみました。

それが功を奏して、再び葉がポツポツと生え始めました。やはり環境が問題だったようです。

元気を取り戻しつつある万物想。なるべく自然に近い環境で管理してあげることが、植物にとって大切であることがよく分かりました。

夏型もそろそろ外へ出すタイミングですね。

 

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