住のもの (すのもの)

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マツダ本社工場内にあるマツダミュージアムに行ってきました!

広島を代表する企業と言えばマツダですね。最近は鼓動デザインでかっこいい車を作り続けています。世界で唯一ロータリーエンジンを実用化した自動車メーカーであり、RX-7には憧れたものです。そして、日本のメーカーで初めてルマン24時間で優勝した快挙は有名ですね。

マツダは広島県安芸郡府中町から広島市南区宇品に広がる本社工場と、山口県防府市の2箇所で生産しています。本社工場には「マツダミュージアム」が併設されています。マツダの歴史を知ったり、ちょっと工場見学もできたりします。もちろんルマンで優勝したあの787Bも。車好きはもちろんのこと、そうでなくでも楽しめる施設。

小学1年生の娘と一緒に訪れてきました。

 

 

 

 

マツダミュージアムの見学について

マツダの歴史を知ることができるマツダミュージアム。広島に住んでいるなら、是非とも一度は訪れたい施設ですよね。広島旅行のスポットとしてもお勧めです。マツダの広報も兼ねているので、無料で見学できます。

ただし、いつでも自由に見学できるわけではありません。事前の予約が必要です。

 

開館日

・月から金の平日

・第一土曜日

 

会社の施設なので、開館は基本的には平日のみ。ただ、第一土曜日だけ休日でも見学することができます。平日は仕事や学校があるので、なかなか行けないですよね。月に1日だけですが、休日も見学できるのは嬉しいですね。

平日と土曜日では、見学形態が異なります。平日は決まった時間でのガイド付きの見学、土曜日は自由見学となっています。自由に見学できるので、個人的には土曜日がお薦めです。

休日に見学ができるのは月1回だけなので、当然見学希望が集中します。午前の部と午後の部に分けられ、各回350名に限定されています。早めに予約しないと、いっぱいになってしまうことも。1ヶ月前から予約を開始します。

 

土曜日特別会館について

開催日:毎月第一土曜日(GWやお盆、年末年始は除く)

時間:午前の部9:00〜12:00 午後の部12:00〜16:00

 

マツダミュージアムは、宇品の港に近いあたりに設置されており、本社ビルとは結構離れた場所にあります。一旦本社ロビーに集まってから、専用のバスでミュージアムに向かいます。工場内を走行中は写真撮影禁止です。

マツダ本社の前には駐車場もありますが、台数が限られます。JR向洋駅から徒歩5分ほどなので、電車で行くのが良いでしょう。

 

 

 

マツダミュージアムを見学!

マツダミュージアムに行ってきました!興味深い展示がたくさん楽しめ、無料でいいの?という感じ。マツダミュージアムをレポートします。

 

マツダミュージアムへ

広島駅からJR山陽本線や呉線で向洋駅に向かいます。向洋は天神川駅を挟んで、広島駅から2つ目の駅です。

 

大きな通り(大洲通り)に出ると、すぐにマツダの本社ビルが目に入ってきます。向洋駅から徒歩5分ほど。本社ビルの1階が受付場所です。

 

ロビーに入ると、さすがは自動車メーカー。現行の車種を中心に車が展示されています。この時点でもワクワクしますね。

 

展示車には乗り込むこともできます。ロードスターの運転席へ。いやー、いいですね。実際に走らせてみたくなります。

 

ロビーにはフォトブースが設けられていました。天井から小さな車がたくさん吊り下げられており、マツダのマークを形作っています。スマホを置く台も用意されていますので、ここで記念撮影を行なうことが可能です。

 

ミュージアムは本社ビルから離れた場所にあります。工場内はバスで移動。土曜日は15分間隔で、運行されています。

マツダの専用バス。すごいですね。

工場の構内を走行しますが、走行中は撮影禁止です。普段外から眺める東洋大橋も通行します。記念に写真を撮りたくなりますが、しょうがないですね。

 

ミュージアムのロビーです。ここにも車が展示されているほか、グッズショップや喫茶スペースが設けられています。

 

これは、水素ロータリーエンジンを積んだRX-8。

 

マツダミュージアムを見学

早速ミュージアムを見学します。ロビーから2階に上がります。

ミュージアムは10のエリアで構成されています。

 

「東洋コルク工業」からスタートしたマツダ。その後東洋工業という名称に改称されました。自動車の生産は、三輪トラックから開始されました。

 

終戦から4ヶ月後に三輪トラックの生産が開始されたとのこと。原爆の被害からの復興も広島ならではですね。

 

歴代の車が展示されたゾーンに。車好きとしては、たまらない空間ですね。

 

キャロル

 

コスモスポーツ!ロータリーエンジンを積んだスポーツカーです。

 

サバンナ。これも確かロータリーエンジンを積んでいたはず。

 

ファミリア

 

FC型のRX-7。この後のFD型は、ずっと乗ってみたい車の一つです。

 

初代のロードスター。リトラのヘッドライトはこのモデルだけです。

 

おっ、乗ったことあるのがありました。デミオとアクセラですね。

 

現行のロードスターはかなりカッコいいですね。マツダの濃い赤ではなく、オレンジがかった色がいい感じ。

 

ありました!見たかったやつ!

ルマンで優勝した787Bです。1991年のことでした。

 

後ろからも眺めることができます。優勝した翌年から、ロータリーエンジンが禁止されてしまいました。最後の年に優勝したのですから、ロマンを感じますね。

 

ZONE8。ここでは、マツダのものづくりについて展示されています。

 

スカイアクティブのラインナップ。ガソリンエンジンのスカイアクティブGとX。そしてディーゼルエンジンのスカイアクティブD。特にスカイアクティブXは、ガソリンエンジンでディーゼルエンジンのような圧縮着火を実現した世界初のエンジンです。

 

色へのこだわりもすごい。素人では分からないようなちょっとした差にもこだわっているとのこと。

 

ZONE8の奥は、実際に生産が行われている工場の様子を見学することができます。

CX5が流れていった次にはロードスターが流れてきたり。色々な車が同じラインで生産されています。「多品種混流生産」が特徴です。

巨大な工場を見るのは、いくつになってもワクワクしますよね。

工場内は撮影禁止でした。

 

最後のZONEはマツダのデザインについて。鼓動デザインが現在のマツダのアイデンティティ。非常にかっこいいですよね。

 

車のデザインでは、クレイモデルをもとに作られます。

 

 

 

まとめ

日本を代表する自動車メーカーの一つマツダ。広島が誇る世界的な企業ですね。そのマツダのミュージアムに訪れてきました。

いやー、楽しかったですね。個人的に車が大好きということもあって、大いに楽しめました。787Bを間近に見られるだけでも十分ですが、コスモスポーツなど日本の自動車史における重要な車も実物が鑑賞できます。

車好きでないうちの子供も、実際に工場で車が作られる様子が見られて、かなり楽しかったとのこと。ファミリーにもお勧めです。

そして、かなり見応えがあるのに無料で見学できるのが嬉しいですね。