かつてはたくさんあった遊園地。ほとんど見かけなくなりましたよね。広島周辺だと、呉ポートピアや、廿日市にも遊園地があったそうですが、今では広島市の近隣に遊園地はありません。
広島県内で残る本格的な遊園地といえば、「みろくの里」です。
うちの子は4歳で、最近遊園地に興味を持ち始めました。まだまだ乗れないアトラクションもありますが、家からもっとも近いみろくの里に行ってみることに。
昭和な感じの懐かしい遊園地でしたが、結構楽しめました。空いているので、乗り物も乗り放題です。みろくの里をレポートします。
果たして4歳児は、どのアトラクションが楽しかったのか。最後にランキング形式でご紹介します。
みろくの里ってどんなとこ?
懐かしさ満載のみろくの里。「いつか来た道」なんて、昭和を街並みを再現したゾーンだってあります。「3世代テーマパーク」と標榜されており、老若男女が楽しめるテーマパークづくりが意識されているのでしょう。
みろくの里は、福山の中心部から松永方面に向かった沼隈半島の山中にあります。この沼隈半島には鞆の浦もありますし、常石造船の拠点でもあります。みろくの里は常石造船の関連会社が運営しています。
園内には22のアトラクションがあり、結構遊べます。もちろん身長制限のあるアトラクションもありますが、120cm以上ですべてのアトラクションが利用可能です。
みろくの里の概要
定休日:火曜日、水曜日、年末年始
ただし、祝日の場合は営業し、別の日が定休日となります。
ホームページのカレンダーをご確認ください。
営業時間:平日 10:00〜16:00
土日祝 10:00〜17:00
料金:入園券 おとな1,000円
こども(3歳〜小学生)700円
フリーパス:おとな3,300円
こども(3歳〜小学生)3,000円
フリーパスは、おとなとこどもであまり金額差がありませんね。
フリーパスを購入することで、すべてのアトラクションが利用できます。ただし、ゴーカート、ガーデンゴルフ、迷路、ダイナソーパークは、1回限りの利用となります。その他のアトラクションは、何度でも利用可能です。
1日遊ぶなら、フリーパスの購入がオススメです。
アクセス
アクセスは、自家用車かバスになります。
バスの場合は、福山駅および松永駅からみろくの里へ行くバスが出ています。
車の場合は、山陽自動車道福山西インターが最寄りのインターです。
みろくの里で遊んできました。4歳児でも楽しめる?
では、みろくの里を満喫した様子をレポートします。4歳児でも楽しめるのか、そんな目線でレポートします。小さなお子さんがいる家庭なら、気になるところでしょう。
駐車場はエントランスの前に広がっていますので、駐車場からたくさん歩かなければならないということはありません。
エントランスまでフラットなので、ベビーカーでも大丈夫です。
エントランスです。チケットを買いましょう。
フリーパスはこんな感じ。腕に巻いて、ブレスレットのように使います。
入場しました。人が少ないですね、、、。行ったのは平日ではありません。土曜日です。
心配にはなりますが、利用者の立場からすれば、並ばずにアトラクションが利用できるので、逆にありがたい感じです。
まずはこれ。「クラシックカー」です。小型の車の形をしたモノレール。高さはありますが、ゆっくりなので怖くありません。
続いて「コンボイ」です。これは子供専用のアトラクション。コースに沿って車が2周します。特に男の子は楽しそうでしたね。
遊園地の定番。コーヒーカップです。ここでは「メルヘンカップ」です。
またまた定番のメリーゴーランド。うちの子は、メリーゴーランドが好きです。というか、怖がりなので、大人しい系のアトラクションに乗りたがります。個人的にはもっとスリル系のにチャレンジして欲しいのですが、なかなか乗ってくれません。
水鉄砲で的を狙います。「ウォーターショット」
象に乗ってくるくる回ります。「アラビアンメリー」は象の形のメリーゴーランドです。
「トロッコアドベンチャー」です。これもクラシックカーと同じように、小型のモノレールですが、こちらは自分で漕いで進むタイプ。足元にペダルがあります。
「スーパーバイキング」は、身長制限で乗れません。120cm以上必要です。
もちろんジェットコースターもあります。「ミュージックゴースター」です。その名の通り、ずっと音楽が流れています。しかし、走り出すとまったく耳に入ってきません。
これも身長制限があるので、自分だけ乗ってきました。久々にジェットコースターに乗りましたが、やっぱり怖いですよね。
ゴーカートは、子供と一緒に乗ることができます。エンジンで動きますが、スピードはでません。自転車くらい?それでも目線が低いので、スピード感があって楽しいですよ。
これはやばいですね。反対向いてます。これはよう乗りません。「ジャイアントハンマー」です。
「急流すべり」です。ボートでいっきに滑り落ちます。あんまり濡れることはありませんでした。1組ずつボート乗りますので、回転は良くありません。一番並んだアトラクションかもしれません。
くるくる激しく回転します。「ウェーブシャーク」です。これ結構怖いですよ。うちの子は、ずっと目をつむって下を向いてましたが、それでも楽しいのか何度か乗っていました。
そして子供向けジェットコースター。ちびっこコースターイモむし君です。子供用なので、怖いのは一瞬だけ。子供にはちょうど良いのか、これも何度か乗っていましたね。
結局は、子供が乗れるスリル系は全部頑張って制覇することができました。
迷路。カード迷路「ぐるり森大冒険」です。途中のクイズに答えながら進んで行きます。
そして観覧車。家族全員で乗りました。
こうして見るとあまり広くはありませんね。それでも子供が遊ぶには十分でした。
いざ、ダイナソーパークへ
みろくの里といえば、恐竜でしょう。
山の地形をうまく活かして作られています。このような山道を進んでいきます。山道と言っても、足元はしっかりとしています。
おっと、恐竜がいました。
センサーで人が通ると動いたり、鳴いたりします。
大きな恐竜も。
ダイナソーパークのレポートはここまで。もっとたくさんの恐竜がいますが、ネタバレになりますので、ご紹介は控えておきましょう。是非行って楽しんでください。
4歳の女の子。楽しんだアトラクションベスト3を紹介。
4歳児の独断と偏見で楽しかったランキングを。いや、父親から見て、うちの子が楽しそうだったランキングです。つまり、自分の独断と偏見ですね。
3位 ちびっこコースターイモむし君
出典:みろくの里ホームページより
乗る前は結構怖がっていましたが、いざ乗ってみると楽しかったようです。何度も繰り返し並んでいました。
乗車回数 4回
2位 カード迷路「ぐるり森大冒険」
実は以前より迷路に行きたいと言っており、みろくの里で実現したのでした。そんなに大きな迷路ではありませんが、すごく楽しそうにさまよっていました。
迷路はフリーパスでも、1回だけに制限されています。まあ、何度も行ったら道を覚えて面白くないですよね。
1位 急流すべり
出典:みろくの里ホームページより
かなり楽しかったようで、終わったらすかさず列並んで、何度も乗っていました。これは他の子も同様で、何度も並んで乗っている子がたくさんいましたね。一緒に乗る親が大変。
他のアトラクションと違って、ぷかぷか水に浮いており、そんな非日常感が楽しいのでしょう。
まとめ
福山のみろくの里をレポートしてきました。こうした昔ながらの遊園地って、かなりレアな存在。貴重な施設です。
確かにUSJといったテーマパークと比べると物足りないかもしれませんが、そもそも比較するものではありません。USJが非日常の空間そのものだとすると、遊園地は日常の延長であると言えるでしょう。
そういう意味では、価格もリーズナブルですし、人もあまり多くありませんから、気軽に遊びに行ける場所と言えます。
小さな子供がいる家庭なら、是非オススメしたいですね。