住のもの (すのもの)

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三次もののけミュージアムに訪問してきました。妖怪の歴史を実感できる博物館でした。

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水木しげるロードに行ってから、なにやら妖怪が気になる様子のうちの娘。水木しげる記念館で妖怪を見るのが楽しかった模様。怖がってたくせに。

どうも広島にも妖怪に関する施設があるらしい。広島県の北部三次市にある「三次もののけミュージアム」です。

広島市内からだとちょっと遠いですが、ドライブがてら行ってみることにしました。

 

 

 

三次もののけミュージアムってどんなとこ?

正式は湯本豪一記念日本妖怪博物館といいます。妖怪学者である湯本豪一氏が集めた妖怪に関する資料が展示されています。

もともと三次の地は稲生物怪録の舞台となっており、その由縁もあってこの地に妖怪博物館が作られたそうです。

江戸や明治の古い資料が多数展示されており、昔から日本人が妖怪に親しんできた様子を垣間見ることができます。

こうした資料はもちろん面白いのですが、どちらかというと大人向け。小さい子には分からないでしょう。

ところが子供も楽しめる工夫が。チームラボとコラボしたデジタルな妖怪アトラクションも用意されており、親子で楽しむことができます。

 

入館料

大人 600円

高大生 400円

小中生 200円

幼児は無料です。

上記金額にはチームラボの利用料も含まれています。チームラボを利用しない場合は、下記の料金となります。

大人 480円

高大生 320円

小中生 160円

 

開館時間、休館日

9:30〜17:00(最終入館16:30)

毎週水曜日(祝日の場合は翌日)、12/29〜1/3

 

アクセス

電車でも行けなくはないですが、場所的に車が便利でしょう。電車だとJR三次駅から徒歩30分くらいです。

車だと広島市内から中国自動車道を通って1時間半ほどで到着します。下道だと2時間くらい。54号線を北上します。

今回は行きは高速を利用し、帰りは下道で帰ってきました。下道だと道の駅などで寄り道できるのがメリットです。

 

 

三次もののけミュージアムに行ってきました

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それでは実際に訪問した様子をレポートします。

 

駐車場は大きくはありませんが、きちんと完備されています。

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駐車場の端には何故か蒸気機関車が。かつて芸備線を走行した機関車です。

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新しい建物ではありますが、歴史を感じさせるデザイン。

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ちょうどお昼ごろに到着したので、まずはランチを。レストラン「もののけダイニング」が併設されています。

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12時半ごろに着いたのですが、他に人がいません。なんだか不安を感じますが、後で良い意味で裏切られます。

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メニューです。色々定食メニューが揃っています。ステーキ定食が気になりますが、ちょっと高い。ミックスフライ定食を注文。奥さんはボリュームからあげ定食。娘は道中にお菓子を食べてお腹がすいてないとのこと。おかずを取り分けることにしました。

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ミックスフライ定食です。

こういう施設のレストランってあまり美味しくはない印象を持っていましたが、ここは違います。結構美味しい。レベル高めなランチでした。エビもかなり大きいです。

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ご飯を食べたらもののけに。チケット売り場はなく、ミュージアムショップのレジがチケット売り場を兼ねている感じです。

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入り口に向かう通路の壁には大きなモニターが備え付けられています。モニターには妖怪の絵が散りばめられており、タッチすると拡大表示されます。

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「クビダケ」そのまんまですね。

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展示エリアに入ってきました。中は写真撮影OKです。ただし、奥の稲生物怪録のエリアは撮影NGです。

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入り口を入ってすぐにチームラボの展示が。巻物の上にプロジェクターで投影された妖怪が通過していきます。妖怪を手でタッチすると、ひょいっと壁に逃げてしまいます。これは面白いですね。ちょうど人が少なかったのもあり、うちの子はずっと遊んでいました。

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妖怪に関する古い本や絵などの資料がたくさん展示されています。

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江戸時代の妖怪根付けです。根付けとはストラップのようなもの。昔の人は妖怪をストラップにして楽しんでいたんですね。

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日本人は古くから妖怪に親しんできたんでしょうね。恐れの対象でもありつつ、マスコット的な存在であったのかもしれません。

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ちょうど企画展で妖怪の像が展示されていました。たくさんの妖怪が並ぶ様は圧巻で、一つ一つが面白いです。どれも江戸時代の作品でした。

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お気に入りの妖怪像を投票することも。こちらの4体は、前回の投票で選ばれたトップ4です。確かにいい形してますね。

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いよいよチームラボの「妖怪遊園地」へ。妖怪遊園地は予約制になっていました。

この日は来場客が少なかったので、すぐ遊ぶことができました。利用時間は1グループ20分です。

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塗り絵をしたキャラクターをスキャンしたら、画面の中で動きます。まずはクレヨンで塗り絵。他に妖怪の絵もあったのに、何故かうちの子は女の子の絵をチョイス。ただ、顔が黒でクシャッと塗られています。本人曰く、それが妖怪の要素らしいです。

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自分で塗った絵が画面の中で歩いています。かなり楽しかった様子です。

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まとめ

三次もののけミュージアムに訪問してきましたので、その様子をレポートしました。

水木しげる記念館は、あくまでも水木しげるの妖怪を展示する場所。ユーモラスな妖怪は子供でも楽しめます。一方のこちらは本物(?)の妖怪が。昔の資料を通して、かつての人々が妖怪に親しむ様子を知ることができます。どちらかというと大人向けの展示。妖怪ファンなら大いに楽しめるでしょう。

ただ、チームラボの展示があることで、子供でも十分楽しめるようになっています。