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日本一の植物園、京都府立植物園に行こう。京都観光にもオススメのスポットです。

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京都の観光地といえば?

嵐山?清水寺?あっそうか、子供連れなら京都鉄道博物館や京都水族館?

いえいえ、観光客がほとんどいませんが、京都の人に愛される穴場スポットがあるのです。それは京都府立植物園。えっ?植物園?

植物園というとあまり楽しいイメージがありませんよね。どちらかというとお年寄り向けのスポットと感じてしまいます。

実はそんなことありません。最近はサボテン、ビカクシダ、塊根植物など、カッコいい植物に注目が集まっています。このコロナ禍で家にいる時間が多くなり、園芸や観葉植物好きも増えている様子。

植物に興味を持ち始めたら、ぜひ植物園へ。家の観葉植物が巨大に成長した姿を見るのは、かなりワクワクします。ちょっと知識を持って行くと、かなり楽しめます。

京都府立植物園はまさに都会のオアシス。広大な土地に広がっており、中をぶらぶら散歩するだけでも楽しめるでしょう。実は日本でもっとも多くの人が訪れる植物園でもあります。京都観光のひとときにオススメスポットです。

今回は京都府立植物園について。特に日本最大級の温室をご紹介します。

 

 

 

 

京都府立植物園について

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上賀茂神社の近所、京都市の北部北山に位置します。京都の閑静な住宅街であり、オシャレなカフェなどが点在するエリアでもあります。

京都市北部の比較的中心部に近い場所に位置しながら、その面積は24ヘクタールにも及びます。東京ドームにすると約5個分もの広大な面積。一通り見て回ると、結果な運動量になります。ちなみに甲子園球場だと6個分です。

その広大な土地に12,000種もの植物が展示されています。見所がたくさん。

この植物園が開園したのは1924年のこと。なんと大正時代からある植物園なのです。さすが京都。植物園も歴史があります。実は日本最古の植物園なのです。

そんな植物園なので、観光客にはマイナーですが、京都の人にとってかなりの人気スポットである様子。年間で90万人もの人が訪れます。公設の植物園で日本一の入場者数を誇ります。

何と言っても温室です。温室の大きさも日本最大級。たくさんの熱帯の植物が展示されており、植物好きにとって至福の空間です。

 

アクセス

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地下鉄が大変便利です。烏丸線北山駅の3番出口から出てすぐです。3番出口を出て左に行くと、京都府立植物園の北山門があります。

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また、園の南部には正門があります。最寄駅は地下鉄烏丸線の北大路駅で、徒歩15分くらいです。正門を入ってすぐのところには、ちょっとした遊具が設置されています。

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利用料金 

公的な施設なので、料金も格安です。この規模の施設をこの価格で見学できるのですから、かなりお得であると言えます。

入園料のほか、温室を見学するには別途観覧料が必要です。まあ、両方支払っても格安ですね。

 

入園料

一般 200円

高校生 150円

中学生以下 無料

 

温室観覧料

一般 200円

高校生 150円

中学生以下 無料

 

年間パスポートの販売もあります。自分が京都在住なら年パスを購入していると思います。

年間パスポート

一般 1,000円

高校生 750円

 

70歳以上の方も入口を証明できるものを提示することで無料になります。

 

詳しくは京都府立植物園のホームページ

www.pref.kyoto.jp

 

 

京都府立植物園の温室に行こう!

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かなり広大な植物園。温室も広大です。熱帯の植物はもちろんのこと、乾いた地域の植物、気温の低い高山植物のエリアもあり、かなり見応えがあります。

この温室は平成4年に完成し、平成25年にリニューアルされています。温室には4,500種類25,000本の植物が展示されており、温室内は鬱蒼としたジャングル状態です。かなり楽しいですよ。

 

温室の入り口に券売機がありますので、植物園の入り口で購入しなくても大丈夫です。

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ジャングル室

エントランスからまずはジャングル室に。その名の通り、室内はジャングル状態です。熱帯の植物が所狭しと植えられています。温度だけでなく、かなり湿度も高そうです。

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背の高いヤシも。

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フィロデンドロン

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ベニヒモノキ。赤くて細い花が垂れ下がっています。

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池があり、熱帯の魚が泳いでいました。

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サトイモ科の植物は葉が特徴的ですよね。

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面白い植物ですね。マツカサジンジャー。マツボックリなのか、生姜なのか。

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水草の展示もあります。

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大きなリュビンタイがありました。

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アグラオネマ。

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カラテア

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大きなアロカシア

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マランタ

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シダ植物がたくさん

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ちょっと高い位置から。まさに壮観ですね。

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有用作物室

ジャングル室を抜けると、有用作物室に入ります。その名の通り、生活の役に立つ植物が展示されているゾーンです。

カカオやバニラなどなど。

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タマリンドの木です。インド料理などで使われるマメ科の植物。

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冷房室

有用作物室の次は冷房室。確かにちょっとだけひんやりとしています。とは言ってもそんなに温度が低い訳ではありません。

ここの見所は大きなビカクシダでしょう。

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やはりビカクシダ

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砂漠サバンナ室

乾いた地域に生息する植物が展示されています。もっともイメージしやすいのがサボテンですよね。アガベや塊根植物なども。

 

サボテンが並んでいます

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さらにサボテン。巨大な金鯱は定番ですよね。

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ソテツ類。ディオーン・エデュレ。

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写真では何が何だか分かりませんが、観峰玉(フォークイエリア・コルムナリス)です。個人的に大好きな植物です。

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アガベはかっこいいですね。

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バオバブの木もあります。

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ウェルウィッチアです。日本名は「奇想天外」。2枚の葉のみで成長し、1,000年以上も生きるとされています。まさに奇想天外な植物です。

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アデニウムのかわいい花が咲いていました。

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昼夜逆転室

暗い時間帯に花を咲かせる植物が展示されています。

ここのハイライトはやはり月下美人でしょう。綺麗な花ですね。

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高山植物室

お次は高山植物室。気温の低い高山帯に住むので、部屋も涼しく設定されています。夏場はこの部屋がいいですね。

高山は強い風が吹くので、背の高い植物は育ちにくいです。

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このデカい葉の植物はオニブキ。

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ラン・アナナス室

最後にラン・アナナス室へ。アナナスとはパイナップル科の植物のこと。グズマニアやフリーセアも同じ仲間。

入るとまたまたジャングルのような感じ。

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エアプランツのウスオネイデスが吊り下げられています。

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フリーセア

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グズマニア

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おっ、ここにも大きなビカクシダが。

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まとめ

以上京都府立植物園について紹介してきました。京都市内の広大な植物園。京都人の癒しスポットであると同時に、観光にもオススメのスポットです。

なかでも温室がオススメ。日本最大級の温室内に所狭しと植物が植えられている光景は圧巻です。世界中の珍しい植物のほか、お馴染みの観葉植物が巨大化した姿が見られます。植物に関心があれば、かなり楽しめること間違いなしです。