塊根植物好きにとっての一大イベントといえば、春から秋にかけて屋外に出していた鉢を、越冬させること。つまり屋内に取り込みます。
部屋のスペースを確保しなければなりませんし、いつ取り込むのかタイミングも大切。
まずパキポディウムを始めとする夏型の植物を室内に取り込みました。どんなタイミングで取り込んだのでしょうか。ご紹介します。
夏型の植物。いつ取り込む?気になる天気予報。
パキポディウム・グラキリスに代表される夏型の塊根植物。気温の下がる日本の冬は、屋外では越すことができません。暖かい室内に取り込まなければなりません。
では、いつ取りこむべきなのか。このようなタイミングで取り込むようにしています。
・最低気温がコンスタントに10度を下回るようになったら
・葉が茶色くなって落ちたら
最低気温がコンスタントに10度を下回るようになったら
夏型は寒さに弱いので、最低気温が10度を下回るようになってきたら、室内に取り込みます。下は11月10日ごろの天気予報。時々最低気温が10度を下回りますが、まだこれくらいなら取り込みません。なるべく外で日光に当てた方がいいでしょう。もうしばらく外でも問題なさそうです。
こちらは11月19日ごろ。11月後半になると、連続して10度を下回るようになってきました。28日や29日に取り込むのが良さそう。ただ、単身赴任で平日は家にいないので、27日に取り込むことにします。
今年は12月に入ると一気に気温が下がりました。10度以上一気に下がりました。こんな寒い中に置いておくのは危険ですね。やはり27日に取り込んでおいて正解でした。
葉が茶色くなって落ちたら
塊根植物は寒くなると、葉を落として休眠します。葉が枯れたかどうかが休眠のポイント。室内に取り込む際には、休眠状態である必要があります。休眠前に暖かい室内に取り込んでしまうと、休眠期→成長期のサイクルが崩れてしまう恐れがあります。
なので少し寒さにあてるの大切。11月の中旬になってくると、葉が黄色くなり、ポロポロと落ち始めます。そんな状態になっていたら、取り込むようにします。
まとめ
今年もこの季節がやってきました。春に外へ出した塊根植物を屋内に取り込みます。まずは夏型を11月末ごろに取り込みました。ただ、一気に寒くなってきたので、冬型もそろそろ取り込みたいところ。冬型と言っても元々は暖かい地方の植物なので、冬の間中外へ出しっぱなしは危険です。そろそろ取り込みのタイミングですね。