住のもの (すのもの)

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根は出たが葉の出ない万物想。葉が展開するための方法は?

発根したはいいが、いっこうに葉が出てこない万物想。我が家にやってきた3つ目の万物想です。もちろんこちらも未発根状態での購入。ベアルート株や現地球といったりしますね。

発根管理を開始したのが11月。9月頃に発根管理を開始した別の株は、ベランダに置いておけば、ほとんど何もせずに発根していました。しかし、気温の下がり始めた11月になると外は厳しそう。ベランダで管理せず、最初から室内で管理をすることに。

そして、管理を始めてからまったく変化を見せない万物想。もうダメかと考えましたが、根を確認してみるとなんとチョロチョロと発根しています!発根管理から発根チェックまでの経緯はこの記事でご紹介しています。

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葉が出てきません。発根したのに。万物想は冬型の塊根植物であり、秋から春にかけてが成長期。この時期にはたわわに葉っぱをつけるはず。発根管理は11月スタート、発根チェックは3月でした。この間、結局葉っぱは出ずじまい。ずっと休眠中?

では、どうすれば目を覚ますのか。葉をつけるのか。

あることをすると、なんと葉がニョキっと。その様子をレポートします。

 

 

 

 

まったく葉の出てこない万物想。

冒頭でも書いた通り、葉が全然出てきません。ずっとこの状態。

根は出ているので、枯れてしまった訳では無さそうです。株は生きているはず。幹の先も緑色です。なぜ葉が出ないのでしょうか。

 

葉が出ない原因は?

葉が出ない原因を考えてみます。まず思いつくのが枯れてしまったということ。ただ、それは上にも書いた通り、可能性は低そうですしそうあって欲しいものです。発根しているので、枯れてはいないでしょう。

その他の原因は?こちらの2つを考えてみました。

・休眠期に入ってしまった

・管理する温度が高すぎた

実はベアルート株として購入した時、株から花芽が上がっていました。花が咲くのは、休眠期に入る前。つまり、休眠期に入る直前に土から引っこ抜かれて、はるばる日本にやってきたことになります。タイミング的に、休眠期に入ってしまったと考えられます。

また、発根管理を開始してから、ずっと室内で管理したことも原因かも。上記の通り、休眠期に入るタイミングであった万物想。万物想は夏の暑い時期に成長を止めます。温度の高い室内で管理したことで、「やはり夏だ」と感じてそのまま休眠期に突入したのかもしれません。

あくまでも推測ですが。

 

 

管理場所を変えてみる

このまま暖かい室内で管理していると、ずっと休眠中のままでしょう。他の冬型塊根と同じく、3月中旬にベランダでの管理へ切り替えることにしました。

すでに発根しており、葉もたくさんついていた別の万物想も、ずっと室内で管理していたら葉が枯れてきてしまいました。やはり室内で管理するのはあまり良くない模様。ベランダに出したら、またすぐに葉が出てきました。

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こちらの万物想のように、室内での管理が原因であるなら、ベランダでの管理に切り替えたら何らかの変化が生じるはず。

 

万物想、変化した?

ベランダに置いたのは、3月中旬。日中は20度近くになる日もあり、最低気温は5度を上回ります。冬型が成長するには良い環境でしょう。

ベランダに置いてから2週間程度。やはりやはり変化を見せ始めました。

 

新芽が出てきた?

下の写真で赤丸をつけたところ。赤いポッチが出てきました。まさにこれは新芽。

葉が展開し始めましたね。やはりベランダでの管理、最強です。

 

さらに1週間後。葉っぱらしくなってきました。万物想の葉は、多肉質のプニッとした可愛い葉です。小さい頃は赤みを帯びていますが、大きくなると濃い緑になります。

 

葉が成長してきました。

さらに1週間後。一気に葉が生えましたね。動き始めるとかなり早いです。こんなに葉が出てきました。ずっと動きがない時と比べるたら、株の様子が全然違いますね。

ここで改めて書いておきましょう。ベランダ管理最強です。

 

ちなみに、ベランダに置いてからの管理方法を書いておくと、水やりは週に1回。底から水が出ない程度に留めています。葉が無いので、必要とする水分量は少ないだろうと考えてのこと。水やり前には鉢を持ってみて、軽くなっていることを確認します。

置き場所は、ベランダの棚に置いたままです。また室内に戻すことはしていません。

 

 

まとめ

ずっと動きを見せなかった万物想。根が出ていることは確認できましたが、なかなか葉っぱが展開しませんでした。恐らく温度の高い室内で管理したことが原因でしょう。

春の訪れとともに外の気温が上がってきたので、外で管理してみることに。無事にワッサーと葉が出てきました。一時はもう無理かと思いかけた万物想。これは嬉しいですよね。

改めて感じたことは、塊根植物は外で管理すべきということ。もともとはアフリカやマダガスカルといった乾燥地帯、厳しい環境で育っている植物。室内のぬくぬくとした環境は、性に合わないのでしょう。より自然に近い環境で管理すべきです。

とにかく無事に葉が出てきて良かったです。今後も大切に育てていきたいと思います。