実生株を購入した亀甲竜。あれから2年。塊根植物としては成長が結構早いようで、もう鉢ギリギリの大きさ。そろそろ植え替えですね。
ツルが伸びてからだと植え替えが難しくなるので、秋口のツルがまだ短いうちに植え替えを実施することにしました。
亀甲竜の植え替えの様子をご紹介します。
大きくなった亀甲竜
購入した時はこんな感じ。
まだ表面がツルツルで可愛らしいですね。ゴツゴツした亀甲竜らしさはありません。2021年のお盆。約2年前。まだこんなに小さかったのでした。
そして、、、ここまで大きくなりました。
まだ鉢は購入した時のまま。一度も植え替えはしていません。だいぶ鉢が狭くなってきましたね。この秋から春にかけてたくさん成長するはずで、そろそろ植え替えが必要でしょう。というか植え替えないとヤバいですね。
しかも新しいツルが伸び始めています。伸びて絡まってからだと非常に植え替えしにくいので、やるなら今のうち。
亀甲竜を植え替え
ということで、大きく成長した亀甲竜の植え替えを行ないます。
植え替えに適した時期は?
実際のところ、いつ頃植え替えするのが適しているのでしょうか。今は残暑はまだ厳しいが、朝晩はだいぶ涼しくなってきた9月の終盤。季節の変化に反応して、ツルが伸び始めています。
調べてみると、株に負担をかけないためにも、夏の休眠期のうちに変えてしまうのが良いとのこと。植え替えは根っこがちぎれたりして、多少なりとも株に負担を与えます。ツルを出し始めてこれから成長期というタイミングで植え替えされるのは、植物からすると「おいおい」といった感じなのでしょう。
亀甲竜の植え替え適期 6月〜8月
なので、これからご紹介するような成長期に入ってからの植え替えは、タイミング的には遅いみたいです。
いざ植え替え!
タイミングが遅いとはいえ、このまま植え替えせずにいるわけにはいきません。植え替えを断行します!(本当は暑い時期に作業をするのが嫌で、涼しくなってくるまで引っ張ったのでした。そう、めんどくさかったのです。)
何はともあれ植え替えをしたので、その様子をご紹介します。
準備したもの
植え替えのために準備したのはこちら。
・少し大きめの鉢
・支柱
・土
より大きく成長してもらうため、ひとまわり大きな鉢を用意しました。
というか、ひとまわりどころかふたまわりくらい大きいですね。まあ、1シーズン越したらちょうどいい大きさになっているはず。黒いプラ鉢です。
支柱はこれまで1本だけ刺していましたが、昨シーズンはフルにツルが絡みついていました。2本に増やすことにします。
土はいつもの配合。こちらの記事で紹介しています。
その他、土を混ぜるためのバケツや、このような土すくいがあれば便利です。
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植え替え作業
それでは、植え替えていきましょう。まずは土を用意しました。細かい粒が混ざると水はけが悪くなるので、ふるいで細かいのを落としてから使います。特に赤玉土は、小さな粒が多いですね。
底の穴から土が流れ出ないよう、まずは鉢底石を敷き詰めます。
1cmほど土を入れます。
よく育つよう、固形の肥料を入れておきます。マグァンプが定番ですね。ひとつまみ程度で良いと思います。肥料を入れたら、少し土を被せておきます。
すでに成長期を迎えて、ツルが伸び始めています。成長を邪魔しないよう、なるべく負担が少ない方法で植え替えます。
根っこの土は崩さずに、鉢から出したままで植えます。
鉢に入れたら、周りの隙間に土を入れていきます。ある程度埋まったら、上から軽く押して隙間がないようにします。
植え替え完了!
支柱は2本をクロスする形で設置しました。そのままではグラグラするので、支柱同士を結束バンドで固定しました。
少し鉢が大きいかなと思いましたが、植え替えてみるとちょうどいい感じですね。
すぐに水をあげたいところですが、日中はまだ暑いので夜になってからあげることにしました。
植え替えて1週間もすると、支柱の上までツルが伸びおり、元気が良さそうで何よりです。
今シーズンでどこまで大きくなるのか楽しみですね。
まとめ
亀甲竜の植え替えやってみました。うちの亀甲竜にとっては、初めての引越しです。時期的には少し遅かったようですが、まあ大丈夫でしょう。
家が大きくなったので、さらに大きくなって欲しいですね。