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3年目のランドクルーザープラド。3年乗って分かった良い点と悪い点は?

先日車検を受けた我が家のプラド。新車から初回の車検なので、3年間乗ってきたことになります。走行距離は約27,000km。週末しか乗らないので、あまり距離は伸びてないですね。

とは言え普段の買い物から長距離の旅行、キャンプまで色々な用途で使ってきました。我が家にとってなくてはならない存在。

プラドに3年乗った感想は?この3年目で改めてレヴューをします。

 

 

 

ランドクルーザープラド。3年目のレヴュー。

3年乗ったからこそ分かるプラドの良いところと悪いところ。それぞれご紹介します。

 

プラドの良いと感じたポイント

まずは良いポイントから。

 

荷室が広い

広い荷室を求めて、プラドを選択しました。1泊くらいのキャンプなら、問題なく収まります。5人乗りタイプの後席を立てた状態で、621Lの容量です。7人乗りだと床が盛り上がった分少し狭くてなって553Lです。

ちなみにステーションワゴンのスバルレヴォーグは、床下収容を入れずで492Lです。

我が家のプラドは5人乗り。荷室の大きさは、お気に入りのポイントです。

 

車体の大きさの割には燃費が良い

ディーゼルなので、車の大きさや重量の割には燃費がいいです。高速道路での移動だとリッター15kmを超えることも。車に表示されるトータルの平均燃費は、11kmちょっとです。街中での走行も入れた数字です。思ったより良いですよね。

最近のエコカーだと20kmを超えたりしますが、サイズの小さなコンパクトカーが多いですよね。例えば、燃費1リッターあたりの荷室容量を計算すると、プラドはそこそこいい位置にいるのでは?

 

車幅が気にならない

車幅は1895ミリ。本家のランクルはもっと大きい訳ですが、1900ミリに近い車幅って結構大きいですよね。走行中に他のプラドを見かけると、大きい車だなと思ってしまいます。特に後ろから見ると、より大きく感じます。

なので取り回しが大変そう。走行中に気を使う場面がたくさんありそうです。

確かにすれ違い困難な狭い道路なんかは、コンパクトカーが羨ましくなります。

しかし、ほとんどの道路では、車幅が気になることはありません。背が高いので、車の端が分かりやすいからでしょうか。一般道なら、ほぼ問題ありません。

 

案外小回りがきく

大きな車で心配なのが、最小回転半径ですね。ハンドルをいっぱいに切って、どのくらい大きさの円で回れるのか、つまりどれだけ小回りできるのかを表す指標です。プラドは5.8mです。結構大きいですね。ちなみにアルファードは5.6m。数字で言えば、プラドは運転しにくい車です。

しかし、乗っていて感じるのが「思ったより曲がる」ということ。車が大きい割には小回りがきく印象です。もちろん細い道などは厳しいですが。例えば、コンビニから道路に出る場面。グッと曲がってくれるので、隣の車線まではみ出てしまう不安を感じずにコンビニを後にすることができます。

 

長距離の運転が楽

バリバリとばすのではなく、ゆったりと流して走るのがプラドの醍醐味でしょう。

スピードは出さずとも大きなトルクを誇るエンジンなので、高速道路の途中に現れる坂道もそれほどストレスなくかけ上がっていきます。

また、スポーツカーのような路面の状況を伝えてくるようなステアリングとは無縁なので、やはりゆったりと運転ができます。

 

こだわりのファミリーカー

ファミリーカーに必要な要素って、家族4人が乗車できて荷物もそこそこ積めること。そういう点では、ミニバンが最強です。

しかし、みんなミニバンなので、安易にミニバンを選ぶのはなんだかなーという気持ちになります。オタク心がそうさせるのでしょう。

プラドは4人がゆったりと乗れて、荷物もたくさん積むことができます。ファミリーカーとしては問題のないユーティリティ。背が高くて乗り降りしにくいのは難点ですが、慣れてしまえば問題なし。うちの子も背丈より高い座面にの乗り込んでいたものです。

ちょっとこだわりのファミリーカーとして、SUVはおすすめです。

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とにかくカッコいい

そして。カッコいいですよね。プラドは乗っていら人も多いのか、道を走っているとよくすれ違います。

その度に思うのが、カッコいいよなーということ。3年乗っても思うので、飽きないカッコ良さがあるのでしょう。

 

 

残念と感じたポイント

もちろん良いところばかりではありません。残念なポイントもご紹介します。

 

もっさりとした動き

プラドを購入する前に乗っていたのが、ミニのクラブマン。その前がランサーエボリューションⅩでした。自転車で言うと、ロードバイクから太いタイヤのビーチクルーザーに乗り換えたようなもの。

大きくてゆったりと乗れる反面、車を操る楽しさ的なものは薄れてしまいますね。プラドのいい所でもあり、悪い所でもあります。

 

駐車場で気を使う横幅

運転中は幅は気にならないと書きましたが、気になるのは駐車する時。最近のショッピングモールだと、駐車スペースは広めに取られていて、あまり左右が気になることはありません。ただ、古いスーパーや観光地だと結構駐車場の幅が狭かったりします。

そんなところでは、ドアパンチの危険性があります。なるべく入り口から離れた空いているところにとめたり、なるべく気を使ってくれそうな綺麗な車の隣にとめるようにしています。

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洗車が大変

プラドというよりは、ミニバンなど背が高い車全般に言えますね。ルーフに手が届かないので、洗車台を使う必要があります。

この洗車台が怖いんですよね。当然濡れてしまいますし、足を踏み外して落下してしまうリスクも。実際に洗車台から落ちて腰を強打したことがあります。2週間くらい痛かったですね。

こうしたリスクもありますし、単純に大きいので洗車が大変です。まあ、いい運動にはなります。

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ナビの周辺が古くさい

最近の車だと、エントリーモデルでも大きなモニターが車の中央に鎮座しています。あれってカッコいいですよね。今の車という感じがします。

現行の150プラドが発売されたのが、2009年でした。もう10年以上前。その頃は備え付けのモニターのついた車は少なく、お好みのナビを購入して取り付けるのが主流でした。なので、今の車に比べると、少し古くさい感じがします。

 

アドブルーの補充

時々やってくるアドブルーの補充タイミング。だいたい1万キロで補充が必要になります。アドブルーがなくなると、車は動かなくなってしまいます。

クリーンディーゼルに必要なアドブルー。排ガスにアドブルーを吹きかけることで浄化します。クリーンディーゼルは税制などで恩恵を受けており、アドブルーがあってこそのクリーンディーゼル。アドブルーなしで走行する訳にはいきませんから、走れなくする制御が入っているのでしょう。

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7人乗りにしておけば良かった

我が家のプラドは5人乗りタイプ。プラドには3列目のシートがついた7人乗りタイプもあります。3列目は荷室の床に収納されます。そのため床が底上げされ、荷室容量が小さくなります。

普段は5人乗りでも7人乗りでも不便を感じることはないでしょう。5人乗りの方が荷室が広いので、荷物の多いキャンプなどでメリットがあります。そもそも3列目を使う機会があるのかが疑問です。我が家の場合はなさそうです。

それでもなぜ7人乗りにすればよかったと思うのか。それは、車中泊できるから。

5人乗りは後席を倒す際に座面を持ち上げる必要があります。これにより荷室の奥行きは169cmほどになります。そう、まっすぐ寝られないのです。

7人乗りは単純に背もたれを倒すだけの仕様となっており、多少の段差はありますが大人がまっすぐ寝られる長さが確保できます。

こういう車なので、車中泊も楽しみたいですよね。5人乗りだと、ちょっと難しいのです。

 

 

総評は?買って良かった?

かなり気に入って乗っています。10万キロを超えたら慣らし終了というくらい頑丈なランクル。まだまだ長く愛用していきたいと思います。

いくつか欠点もあげてきましたが、まったく欠点のない車なぞあり得ないでしょう。そうした欠点を踏まえた上で、買って良かったと思います。

 

 

 

これからやりたいこと

うちのプラドは、特にカスタム的なことは行なっていません。ほぼ買った時のまま。しかし、車好きとしては何か触りたくなりますよね。今考えているのは、こちら。

・ドライブレコーダーの取り付け

・ホイール交換

・スピーカー交換

ドライブレコーダーは、購入した時につけておけばよかったですね。あとから付けるのはめんどくさい。何があるか分からないので、できればつけておきたい装備ですね。ケチらずに初めからつけておくべきでした。

プラドに乗るなら、是非ともオフロード系のカッコいいホイールとタイヤをつけたいですよね。交換するだでイメージがガラッと変わります。お金を貯めなければ。

あと音にもこだわりたいところ。車の中って、イヤホンやヘッドホンなしで大きな音を楽しめる唯一の日常の空間でしょう。

 

 

まとめ

プラドの3年目のレヴューをしてみました。まあ感想自体は過去に書いたレヴューとそんなに変わっていませんね。それだけ長く楽しめる車ということでしょうか。概ね買ってよかった良い車です。

最後にも書いたように、今後はカスタムにも取り組んでいきたいですね。