生駒山地を北から南へ。近鉄石切駅からJR柏原駅まで生駒縦走歩道をハイキングしてきました。アップダウンは少なめですが、20kmほどの距離があるので、歩きごたえのあるルートでした。
前回は石切駅から生駒山頂までをレポートしました。今回はそのつづき。一気に柏原町までをレポートします。
いざ生駒縦走へ!その2
前回は石切駅から生駒山頂までをレポートしました。こちらの記事です。
それでは、生駒山頂からの続きをどうぞ。
生駒山上遊園地〜鐘のなる展望台
生駒山頂遊園地でちょっと休憩して、暗峠方面へ向かいます。酷道ちょっと興味があって、暗峠は必ずといっても良いくらい取り上げられる定番スポット。かなり楽しみです。
信貴スカイラインの駐車場に出てきました。その先に展望スポットがあります。
ここがかなり素晴らしい。大阪平野が一望できます。
梅田のビル群の向こうには、この日は天気が良かったので明石海峡大橋まで見ることができました。天気が良くてラッキーでした。
この展望台の脇から縦走路に入ります。
信貴スカイラインの横を通ります。この後も何度か信貴スカイラインの脇道に出てきます。
暗峠に到着!暗峠と言えば、石畳の道が有名ですね。かつて参勤交代の通行に使われた暗峠。そこに辿り着くまでは、最大斜度31%の急坂ですれ違い困難な狭隘な道が続きます。間違って車で行こうものなら、泣きを見るような道路です。そんな道でありながら、国道308号線に指定されています。なんと国道なのです。まさに酷道ですね。
暗峠には茶屋があります。カレーやうどんなど昼食をここで取ることもできますし、夏場はかき氷が評判とのこと。
次は鳴川峠を目指します。
この辺が鳴川峠。特に何も無さそうな感じ。先を急ぎます。
なんかでっかいキノコが。こんな山中に遊具?
また信貴生駒スカイラインの脇を通ります。
道路に出て、また山道に入って、そしてまた道路に出てを繰り返します。
なんかツルでできたトンネルが。これは自然にできた訳ではないですよね。
鐘のなる展望台に到着しました。その名の通り、鐘を鳴らせます。試しに1回鳴らしてみました。
よくある南京錠をかけるやつです。ある程度たまったら、溶かしてプレートにしているようです。
やはり大阪平野が一望できる絶景が広がっています。
展望台の脇にちょっとした広場があり、ここでお昼を食べることにしました。お昼休憩とします。
鐘のなる展望台〜JR柏原駅
お昼を食べて出発。信貴生駒スカイラインを跨いで進みます。
十三峠に到着。大阪に住んでいると「じゅうそう」と呼んでしまいますが、そのままじゅうさんとうげと読むのが正解です。
この石仏は1765年に建てられたとのこと。
また信貴生駒スカイラインの横を通ります。今度は道路の左側。
スカイラインの下をくぐります。
高安山には、飛鳥時代に築かれた高安城跡があります。現在は、巨大な気象レーダーがそびえています。
近鉄高安山駅に到着しました。近鉄とはいってもケーブルカーの駅です。
高安山駅にも展望台があり、やはり大阪平野を望むことができます。
高安山を過ぎると、大きな墓地を左に見ながら歩きます。
ズボッと板が抜けそうな階段を恐る恐る下りました。
アスファルトの道路に出てきました。普通に車が通る道路です。もう少し路肩というか歩道があれば歩きやすいですね。ヒヤヒヤしながら歩きます。
鳥居あるあたりから再び山道に入ります。車が来ないのでほっとします。
なんか臭い!って思ったら、銀杏地獄に足を踏み入れていました。地面に無数の銀杏が落ちています。食べたら美味しいんですが、とにかく臭いですよね。
かしはら水仙郷を抜けていきます。シーズンになるとたくさん水仙が咲くのでしょう。
登山口まで降りてきました。住宅街の中を抜けて駅まで歩きます。
柏原駅に到着です!JRに乗って、家路につきます。
まとめ
生駒縦走歩道をハイキングした様子をレポートしました。歩いてみて感じたのは、暗峠や高安山など色々と歴史を感じられる楽しい道でした。アップダウンも少なくて歩きやすいので、初心者の方にもおすすめです。
ただ、高安山から柏原駅はあまり見るところがなく、歩道のない道路を歩くこともあって、あまりお勧めできないかもしれません。高安山駅からケーブルカーで下山するか、奈良方面の朝護孫子寺の方へ降りると楽しいかもしれません。