今年の8月に購入したパイオニアの車載Wi-Fi「DCT-WR100D」。ドコモの4g回線を利用した車専用のWi-Fiルーターです。走行中であれば、パケット通信量を気にすることなくインターネットが楽しめます。
何度か長距離のドライブで使ってみました。果たして？をレビューをどうぞ。
DCT-WR100Dってどんな製品？
車載専用のWi-FiルーターであるDCT-WR100D。車載専用というだけあって、車に乗っている時だけしか使用することができません。
通信はドコモのin car connect というサービスを利用します。これまた車専用の通信サービスであり、基本的には走行中しか利用できません。その代わりに、通信容量を気にすることなく無制限でインターネットが利用できます。
詳しくはこちらの記事を。
使ってみて分かった良い点と悪い点
車専用のWi-Fiルーター。実際に使ってみてどうだった？良い点と悪い点をまとめました。
良い点は？
・無制限でネットが利用できる。
・複数のスマホやタブレットで利用できる。
・スムーズに接続できる。
無制限でネットが利用できる
購入した目的は、長時間の移動中に後席に座る娘が退屈しないため。タブレット端末を取り付けて、Amazonプライムなどのストリーミング動画を流します。子供が寝たら、奥さんがドラマを視聴。ずっと動画を見るので、それなりに通信容量が大きくなるはず。無制限で使用できるのはありがたいですね。
複数のスマホやタブレットで利用できる
Wi-Fiルーターなので、無線のネットワークにパスワードを入力して接続すれば、複数の端末で利用することができます。娘はタブレットでアニメを見て、その横で奥さんがスマホでインスタをチェック。自分のスマホはナビに繋いで、音楽配信サービスを利用。そんなことが、すべて同時にパケット通信量を気にせずに可能です。
スムーズに接続できる
一般的に家でWi-Fiを使っていれば、家に帰ると自動的にスマホはWi-Fiに繋がっていますよね。それと同じように、エンジンONでルーターに電源が入れば、スムーズにWi-Fiネットワークに繋がります。今のところ、接続ができないなんてことがなく、問題なくスムーズに接続できています。
悪い点は？
・通信速度が遅い。
・エンジンを切ると、インターネット接続が途切れる。
通信速度が遅い
これは良くないポイント。動画を見ているときに、何度か途切れ途切れになることがあり、スピードチェックを行ってみました。
その結果は下記の通り。1.7Mbpsしか出ていませんでした。普通にネットを見るだけですと問題ありませんが、どうりで動画が途切れ途切れになってしまう訳です。
ただ、毎回途切れることもないので、タイミングによって速度が結構変動するようです。
ちなみに、同じ場所で４G回線でも計測してみました。BIGLOBEモバイルでKDDIの回線を使用しています。断然こちらの方が速いですね。
エンジンを切ると、インターネット接続が途切れる
まあこれはしょうがないですよね。そういう製品です。
ドライブ中にコンビニやサービスエリア、ガソリンスタンドに寄ってエンジンを切ると、当然ルーターの電源が切れてネット接続も途切れます。
特に給油の時。エンジンを切るので、アニメを視聴中の娘からブーブー言われてしまいます。
まとめ
パイオニアの車載専用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」を実際に使用してみましたので、レビューを書いてみました。通信速度が遅いこと以外は、よく考えられた良い製品だと思います。
通信を行うには、in car connectの契約が必要ですが、それも随時スマホ簡単に行うことができます。また、1日、1ヶ月、1年と契約期間が選べるので、使う時だけ契約するといった方法が可能です。
別途Wi-Fiルーターを使用するとなると、毎月の通信料金もそこそこします。車内のみで、しかも大きなファイルをダウンロードするのでなければ、この製品も選択肢に加えてみても良さそうです。
