欲しい植物はたくさんありますが、塊根植物ってどれもそこそこなお値段がしますし、増やし過ぎると管理が大変になってしまいます。
ということで、今はたくさん増やさないようセーブしています。この夏購入したのも、1鉢のみ。
で、購入したのが、センナ・メリディオナリスです。塊根植物のなかでも人気の植物です。前から欲しかったやつ。珠玉の1鉢をご紹介します。
とうとうセンナ・メリディオナリスを手に入れたぞ!
前から欲しかったセンナ・メリディオナリス。大きな株だと、ゴツゴツした幹がカッコいい。ゴツゴツの幹に水分を蓄えているらしいです。そんなゴツゴツの個体が欲しいところではありますが、大きな株は高価ですし、そもそも原産地のマダガスカルで数がかなり減少しているとのこと。小さな株からゆっくり育てて楽しみたいと思います。
購入したのは?
今回購入したのがこちら。
こちらのセンナ。恐らくは、挿し木です。センナは挿し木で増やすことができます。挿し木とはいえ幹は15mmほどあってどっしりした感じ。ある程度の期間しっかり育てた上で販売されているのでしょう。
購入したのは、兵庫県丹波市のサキュレントひとつきさん。これまでにオベサやビカクシダなど何度か購入したことがあります。実生の株をリーズナブルな価格で販売されているいいお店です。祖母の家の近くということもあり、時々掘り出し物を探しに行きます。
センナ・メリディオナリスって?
そもそもセンナ・メリディオナリスってどんな植物?塊根植物好きでなかったら、何それ?植物なの?って感じですよね。古代ギリシャの哲学者みたいな名前です。ただ、ギリシャは関係ありません。
原産地はマダガスカルの南西部。塊根植物といえばマダガスカルですよね。面白い植物がたくさん自生しており、一度は訪れてみたいですよね。年中暖かいマダガスカル原産なので、寒さには弱いです。日本で育てるなら、冬場は室内に避難させなければなりません。
見た目は塊根植物というより「木」ですよね。成長すると幹に塊根みたいなボコボコができて、これがまたカッコいい。ただ、成長は遅いので、そんな状態になるまではかなりの時間がかかるでしょう。
ボコボコができる理由は、そこに水分を貯めるため。雨の少ない地域が原産であり、水やりも少なくてOKです。
センナ・メリディオナリスはマメ科の植物です。マメ科の植物の特徴で、小さな葉が左右に並んでいます。エバーフレッシュなんかもこのような葉ですよね。かわいい葉っぱです。
そしてマメ科の植物は夜眠ります。寝ているのかどうか分かりませんが、夜になると葉が閉じるのです。日本で自生するマメ科のねむの木も、やはり夜になると葉を閉じます。北半球と南半球でまったく気候の異なる地域に自生していても、同じマメ科であれば同じ特徴を持っているというのが面白いですね。
センナ・メリディオナリスは冬になると葉を落として休眠します。休眠中は水やりをストップします。
日光は大好きで、よく日の当たる場所に置いておきます。日光が不足すると、細長く徒長してしまいます。やはり塊根植物はどっしりとしたものがカッコいいので、なるべく徒長はさせたくないですよね。また、水のやり過ぎも徒長の原因となるようです。
まとめ
以前から欲しかったセンナ。とうとう手に入れることができました。もちろん大きな原地球が欲しいところではありますが、この小さな株をゆっくりと育てていきたいと思います。センナ・メリディオナリスは、たくさん太い枝が枝分かれした姿がカッコいいですね。どうしたらそんなセンナに育つのか。楽しみですね。