住のもの (すのもの)

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ボディの鉄粉取りにおすすめ!キーパー「コーティング専門店の鉄粉クリーナー」を使ってみた。

洗車して拭きあげするときに、何だか表面がザラザラした感じ。タオルに引っかかりを感じます。まだ汚れが落ちていなかった?

いえ、それは鉄粉です。よく見たら小さな黒い点が見えることも。鉄粉がボディに固着、いや突き刺さっているのです。

そんな鉄粉を除去するのが鉄粉除去剤。鉄粉クリーナーとも呼ばれます。薬剤で溶かして、鉄粉を除去するのです。

数ある鉄粉クリーナーの中で、これはイイ!と感じたのがキーパー技研の「コーティング専門店の鉄粉クリーナー」です。今回はこちらの商品をご紹介します。

 

 

 

 

鉄粉って?放置するとどうなる?

空気中の鉄粉がボディに付着し、そのまま放置するとだんだんクリア層を侵食し、サビの原因となってしまいます。

また、表面がザラザラになるので、コーティングの乗りも悪くなります。1年に1度は鉄粉を除去するのがおすすめです。

鉄粉は工場や線路の近くに駐車していると、たくさん付着します。また、道路走行中でも、ブレーキパッドやローターが削れることで、それがボディに付着することもあるようです。

洗車後にボディを触ってみて、ザラザラ感があればそれは鉄粉です。よく見ると、かなり小さな黒い粒が付着しています。フィルムの手袋でボディ表面を撫でてみると、鉄粉のブツブツがよく分かります。

 

 

キーパー技研「コーティング専門店の鉄粉クリーナー」

そんな鉄粉を除去するのは、ケミカルを使う方法と、粘土で物理的に取り除く方法があります。

個人的にオススメなのが、ケミカルを使う方法。鉄粉を科学的に溶かして取り除きますので、ボディに傷がつきません。鉄粉除去剤や鉄粉クリーナーとして販売されています。主成分はチオグリコール酸。サビ落とし剤としてだけでなく、パーマ液にも使われています。

そんな鉄粉クリーナーでおすすめなのが、キーパー技研の「コーティング専門店の鉄粉クリーナー」です。今回初めて使ってみたのですが、鉄粉の除去力が違います。みるみるボディがツルツルに。

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Amazonでの価格は、1本あたり1,200円前後です。容量は300mlと少し少なめであり、少々お高めではありますが、効果はバツグンです。

製品によってはもう少し反応の良いものもありますが、コーティングを剥がしてしまう恐れがあります。キーパーのものはコーティング対応がうたわれており、そのリスクが少ないのでしょう。とはいえ鉄粉の除去効果はかなり高い製品なので、いい具合にバランスがとれているのだと思います。

 

 

プラドに使ってみました

新車で購入して1年と8ヶ月ほど。今回の洗車で初めて鉄粉除去を行ってみます。

まずは一通り洗車。表面の汚れを落とします。

 

ボディは濡れたままでも良いですが、ある程度水分を除いてからスプレーした方が効き目が良さそうです。洗車後はムササビクロスでボディの水分を拭き上げます。

ある程度水分を拭き取ったら、早速鉄粉クリーナーをボディにスプレーします。みるみるうちに紫に。液が鉄粉と化学反応すると、紫色になります。また、強烈な刺激臭も。鉄を溶かしているのでしょう。

実はキーパーを使ったのは、別の鉄粉クリーナーを使ったあと。別のクリーナーでは、それほど反応しなかったので、あまり鉄粉がついてなかったのだと思っていたところ、、、。

念の為にキーパーのクリーナーを吹きかけてみてびっくり!上の写真の通り、びっしり鉄粉は残っていたのでした。使う液で反応が結構違うものだと実感した次第です。

 

あまり鉄粉がついてなさそうなサイドもこの通り。そこら中に紫の点々が。かなり鉄粉が付着していました。

 

5分ほど待って、ボディを洗い流します。念入りに洗い流しましょう。

もう一度表面の水分を拭ってから、またまた鉄粉クリーナーを吹きかけます。

1回目でかなり除去できたのか、あまり反応しません。

ボンネットの端の方は、まだ残っていましたね。

完璧に鉄粉を除去するため、何度か繰り返すのがオススメです。今回は2回目の反応が小さかったので、2回で終了としました。

5分程たったら、もう一度念入りに水で洗い流します。しっかりと洗い流すため、高圧洗浄機がオススメです。

 

もう少し容量があれば最高

ボトル一本で300ml。今回のプラドの洗車で、2/3は消費しました。2回施工していますが、2回目はボンネットや天井の気になる箇所のみ。軽めのスプレーです。

大きなSUVやミニバンで完璧に仕上げようと思ったら、洗車1回で使い切るくらいの容量でしょう。せめて500ml以上あればありがたいですね。

 

 

まとめ

洗車のときに気になるボディ表面のザラザラ。鉄粉が付着しています。鉄粉を放置すると、いずれ塗装にダメージが。外を走ると必ずついてしまいますので、定期的に取り除きたいですね。新車から2年たってなくても、結構びっしりとついていました。

鉄粉の除去は、傷をつけないのと施工も楽なので、ケミカルを使うのがオススメ。表面の鉄粉を溶かして除去します。

今回使ったのは、巷で評判の製品。キーパー技研の鉄粉クリーナーです。他の価格の安い製品と比較してみましたが、キーパーのものは全然反応が異なりました。

容量が少ないのが難点ではありますが、おすすめの鉄粉除去剤です。