「水やりどうしよう」
普段は単身赴任で家にいません。家にいないからできないこと。それは、観葉植物への水やり。
植物は生き物ですから、水やりが欠かせません。どうやって水をあげようか。
迷ったあげく、自動の水やり機を導入することになりました。今回ポンプ式のタイプと、昔ながらの毛細管現象を利用したタイプの2種類を購入。
それらを購入した理由や、使ってみた感想を記事にしたいと思います。
自動水やり機を導入しようと思った理由
植物が好きな人はたくさんいると思います。部屋に観葉植物があると、部屋に彩りが生まれ一気にオシャレな空間へ変化します。
植物の世話をしてだんだんと成長していく姿を眺めるのも楽しいものです。
自分も植物沼にハマりつつあります。
そんな植物の世話に欠かせないのが水やり。鉢が乾いたら、すかさず水をやらないと枯れてしまいます。「水切れ」なんて言ったりします。
一つ問題が。
そう、自分は単身赴任。家の観葉植物に水をあげられません。週に一回家に帰るなら、そんなに心配はいらないです。しかし、当然帰らない週だってあります。2週間も水やりしないと、さすがにヤバいですよね。枯れちゃいます。
奥さんに頼んでもいいのですが、あくまでも自分の趣味なので手間をかけさせるのもどうかと思います。そもそもまったく植物に興味がないので信用が、、、ちゃんと水やってくれるかな?
こんな状況にも関わらず、最近エバーフレッシュや、リュウビンタイといった水やりが大切な植物を買ってしまいました。
さてどうしようか。
以前からその存在には気づいておりましたが、うちには必要ないだろうなんて考えていましたが、まさに必要な状況になってしまいました。自動水やり機。
今回は試しにポンプ式のものと、毛細管現象式の2種類を買ってみました。
色々買ったのは、観葉植物の鉢が複数あるため。一箇所にまとめて置いているのではなく、部屋のしかるべき場所に分散して配置しています。ホースを長く伸ばす訳にもいきませんから、複数台の水やり機が必要になるのです。
実はまだ足りないくらい。ベランダにも植物を置いてます。これらにも自動水やり機を設置したいところ。今のところ、ベランダの鉢やプランターは、4歳の娘が水やり当番です。
関連記事です。
どんな自動水やり機を買ったの?
2種類の水やり機を購入しました。
まあ便利なのはポンプ式ですね。タイマーをセットしたら、自動で水を吸って鉢に給水してくれます。ホースを分岐させると、複数の鉢に水やりできるのが大変便利なポイント。
ポンプ式自動水やり機 ドリップ散水システム
Amazonで中国製の安いものを購入してみました。
タカギなど日本メーカーのものは、どちらかというと蛇口に直接取り付けて、庭などで大量に水を撒くのが目的の製品ばかりです。
室内の小さな鉢に少量の水をやるなんて、かなりニッチな商品なのでしょう。個人的には需要はすごくあるような気がしますが。
で、この中国製の怪しい水やり機。充電式で、最大8鉢まで給水することが可能。ペットボトルなどにためた水にホースを入れることで、ポンプで水を吸い上げます。
給水のホースは分岐させることで、複数の鉢に水やりができます。
本体のボタンを押して、給水のタイミングを設定します。1日おきとか2日おきとか1日単位で設定が可能。また、水やりの量は給水時間で増減させることができます。だいたい1秒で20mlの給水ができるとのこと。ただし、給水量全体で20ml/秒なので、複数の鉢を繋いだ場合1個あたりは単純計算で20ml/秒÷鉢数となります。給水時間の調整が必要です。
実売価格は3,000円ちょっと。果たしてちゃんと使えるのでしょうか。今のところ1日1回きちんと作動しているようです。
鉢植簡易給水器 給水番
このタイプの水やり機はたくさんの種類が出ています。毛細管現象を利用して、バケツやペットボトルから水を吸い上げます。ちょっとずつポタポタと鉢に水をあげます。
今回購入したのは、給水番。特徴としては、「ひも」を使っていること。細い管を使うものは良くありますが、これはひもなのです。
アルコールランプのように、ひもが水を吸い上げます。ひもに水が浸透して、植木鉢に垂らしたひもの先端から、ポタポタと水が落ちてくる仕組みです。
2Lのペットボトルで4〜5日で水が無くなるとのこと。
使い初めは、ひもに水が染み込むプロセスが必要なため、ポタポタとなるまで時間がかかります。
ひもが一通り吸い終わったら、ポタポタと先端からしずくが垂れ始めます。
このタイプの難点は、1本で1鉢しか給水できないこと。鉢がたくさんある場合は、鉢の数だけ必要になります。
我が家では大きめの鉢はこのタイプにして、小さな鉢はポンプ式のもので複数の鉢に給水することに。
数日使ってみて、ちゃんとペットボトルの水は減っていますから、今のところうまく使えている様子です。
水のやり過ぎに注意
これらのタイプは、鉢の乾き具合に関係なく、決められたタイミングで給水されることから、水のやり過ぎ状態になってしまう可能性も。
定期的に水をやりますので、常に鉢が湿った状態となります。植物によっては、多くの水を嫌うものもあります。どちらかと言うと、乾燥気味が好きな植物です。
水やりの基本は、鉢が乾いたらたっぷりあげること。常に湿らせると、根腐れの原因となってしまいます。
確かに便利な道具ですが、日常的に使う場合は、鉢の状態を時々チェックしましょう。
しかし、自分は単身赴任。鉢の状態はチェックできません。どうしようか。
なのでシダ植物など湿った状態が好きな植物に自動の水やり機を設置し、週一回程度の水やりで大丈夫な鉢は、家族(4歳の娘が水やり担当)にお願いすることにしました。まあ、毎週帰ることにしているので、基本は自分が水やりしますが。
まとめ
単身赴任の人が観葉植物の水やりをするには?もちろん家族に頼むのが手っ取り早い方法ですが、ほとんど植物に興味のない家族に頼むのもどうか、、、。
そこで自動水やり機を買ってみることに。常に家にいる時は必要性を感じませんでしたが、実際に買ってみるとその便利さを実感しています。長期の旅行時にも活用できますし、もっと早く導入しておいても良かったかもしれません。
まだ購入したばかり。それぞれの製品の使い勝手やうまい使い方など、分かり次第レポートしたいと思います。