各地の植物園でたまに開催されるサボテン展。サボテン展といってもサボテンだけでなく、多肉植物や塊根植物も展示されたりします。乾燥地植物展といった感じでしょうか。
こうしたイベントって、地元の愛好会の日頃の成果を披露する場でもあります。手塩をかけて育てられた植物の晴れ舞台です。
地元の広島市植物公園でも、サボテン展が開催されましたので、見学に行ってきました。同時に即売会も開催されていましたので、戦利品をゲットしてきました。
広島市植物公園のサボテン展
毎年10月頃に開催されており、2021年は10月9日から24日までが期間です。地元の愛好会である広島カクタスクラブ会員の作品が展示されます。苗の販売会も同時に開催されています。
展示の場所は、フクシア温室とサボテン温室の間にあるイベントスペース。たいていのイベントはここで開催されています。
サボテン展自体は無料で見学できます。もちろん植物公園への入園料は必要です。
サボテン展で気になった株をご紹介
植物好きなら、どんな株があるのか気になるところでしょう。
個人的に気になった株をご紹介します。
サボテンです。大きいですね。
このホリダ。ヤバいですね。白くてデカいです。
近づいてみましょう。これはカッコいい。真っ白です。
もう一つホリダ。ゼブラ模様です。どうやったらこんなのになるのでしょうか。
植物好き男子にとって、サボテンといえばやはりコピアポアですね。トゲが長くてかっこいいです。
これはやばい形をしていますね。
コピアポアはいつか手に入れたい品種ですが、なかなか高くて手が出ません。これも素晴らしいですね。
やはりコピアポア。
子吹きのロホホラです。めちゃめちゃ子吹いて、すごいですね。
このランポー玉。これもヤバいです。ヤバいしか書いてないですね。
波打ち具合がすごいです。
これはデカいランポー玉。
トゲのすごい天平丸です。
ハオルチアもあります。白斑入りのオブツーサ。
コレクタです。
いやー、すごい株がたくさんありましたね。こんなのを見てしまうと、植物欲が刺激されてしまいます。ヤフオクを見ないようにしなければ。
ついでにサボテン温室も見ていきます。
最近欲しいなと思っている群星冠がありました。下の方がいい感じに木質化しています。
奥にあるのはホリダです。
ここの一押しはやはりこれ。巨大な観峰玉です。ここまで太くなるのに、どれだけの年月がかかっているのでしょうか。観峰玉は自分も育てていますが、成長が遅くなかなか幹が太っていきません。
サボテン展の戦利品をご紹介
サボテン展は、販売会も併設されています。サボテンや多肉など、色々な苗が販売されています。しかも、普通にお店で買うより安い!
今回の戦利品は、以下の2点です。お昼から出かけたのですが、午前中でいいものは結構出てしまったようです。やはり早く行かないとダメですね。
植物の販売は、土日のみ。平日は販売会は行われていません。恐らく日替わりで入荷されるでしょうから、会期間際にもう一度行ってみてもいいかも。
今回はホリダを購入しましたが、実はオベサや群星冠が欲しかったのです。あいにく販売されていませんでしたが、また覗いてみたらあるかも。ちなみに、同じ「ホリダ」でもアガベのホリダもありました。また、アガベなら笹の雪も。結構お値打ちな価格でした。買ったら良かったですね。
まずはこれ。ホリダです。ホリダは1個持っていますが、この形に魅了され買ってしまいました。
肌が白いだけでなく、なんと言ってもこの形。普通ホリダって長細くなりますが、このホリダはまん丸です。こんなマルっとしたホリダって珍しいですよね。これは1,000円でした。
もう1点は、フォークイエリア・ディグエッティです。
観峰玉などと同じ、フォークイエリアの仲間です。
幹がトゲトゲです。
フォークイエリアの仲間なので、少し高そうですが、ディグエッティはそんなに高価な品種ではありません。この株はそこそこの大きさでしたが1,500円でした。ヒョロっと棒が刺さったような形なので、あまり人気がないのかもしれません。珍しいので買ってみました。
まとめ
広島市植物公園のサボテン展の様子をレポートしてきました。それほど大きな展示ではないので、すぐに見ることができます。植物園に行くついでに覗いてみてはいかがでしょうか。
販売会で掘り出し物がないか、期間内にもう一度行ってみたいですね。
植物公園はかなり広い敷地に造られており、ちょっとお散歩しに行くにも最適な場所です。植物好きなら是非一度行ってみては?
多肉植物 サボテン (NHK趣味の園芸 12か月栽培ナビNEO)