前回は2021年に購入した植物のうち、塊根植物やユーフォルビアの今の様子をご紹介しました。
2021年にはベアルート株の発根管理にも挑戦し、現在も無事に育ってくれています。実生株も大きくはありませんが、変化を見せてくれました。
今回は、一般的な植物といいますか、観葉植物などの現在の様子をご紹介します。問題なのは、実はこちら。単身赴任で十分な水やりが難しく、枯らしてしまった植物が多数。惨状をご紹介します。
単身赴任ー2021年の育成環境は最悪でした
はっきり言って、2021年は植物を愛でる環境ではありませんでした。とはいえ好きだから買ってしまうんですよね。
というのも、平日は家にいないから。単身赴任になってしまい、我が家に戻るのは週末だけ。平日の5日間は世話をする人がいないのです。
特に痛いのが、水やりができないこと。単身赴任ということは、もちろん家族は家にいます。しかし、植物はあくまでも自分の趣味であり、水やりをするのは自分の役目。そもそもお願いしも、やってくれないでしょう。
必然的に水やり回数が減ってしまいます。自動水やり機を使っていますが、それでも枯らした植物も。
南向きのベランダで、環境としては良いのですが、肝心な水やりが課題なのでした。
そういう点では、あまり水を必要としない塊根植物が適しているのかもしれません。
2021年に購入した観葉植物。現在の様子は?
2021年には色々と植物を購入しました。今の姿は?ご紹介します。
エバーフレッシュ
リビングで一際存在感を示すエバーフレッシュ。しかし、夜になるとスカスカに。葉が閉じてしまうからですね。
エバーフレッシュは水切れに弱く、夏場などほぼ毎日水やりが必要です。水切れ状態になると、葉が変な形に曲がり、そしてポロポロと床に落ちていきます。
そう、うちのエバーフレッシュは掃除が大変。このようにポタポタと自動で水やりするアイテムも使用していますが、必要量に少々追いついていない様子です。株下に置いてあるペットボトルがそうです。
家に帰る土日にはたっぷりと水をあげています。
今の様子。時々水切れ状態になりつつも、順調に維持できています。
このように、ポロポロと葉が落ちてしまいます。掃除が大変。
ビカクシダ
始めて板付をやってみたビカクシダ。こちらは元気に育っています。胞子葉が増えたほか、貯水葉が出てきました。
こちらは自動水やり機で水をやろうにも、壁に掛けてあるので難しいです。月から金はまったく水やりができず、週末帰ってきた時には水苔がカラカラに乾いています。
それでも元気に育っているのは、もしかしたら真下に金魚の水槽を置いているからかも。恐らく安定的に湿度が高い状態になっているはず。
板付けした直後のビカクシダです。
そして今のビカク。かなりボリュームが出ましたね。元々緑だった貯水葉が茶色く変色してしまいましたが、新たな貯水葉が広がりつつあります。
毎回土日に家に帰ったら、キッチンの流しでシャワーをかけて水分補給をしています。
リュウビンタイ
シダ植物であるリュウビンタイ。森のジメジメしたところに生育する植物であり、水を好む植物です。
リュウビンタイには、電動の自動水やり機をあてがっています。そのおかげか、何とか枯らさずに維持できています。
水切れ状態になると、ピンと伸びでた枝(実は葉)が倒れてきます。水切れ状態のサインなので、すかさず水をあげましょう。すぐにピンピン状態に回復します。
こちらは買ってきた直後のリュウビンタイ。
現在のリュウビンタイ。ほぼ変化がないですね。スピーカーの上にいるのは、UFOキャッチャーで取ったエイリアンのフィギュア。結構よくできています。
こちらの写真は水切れ状態のリュウビンタイを撮ったものです。このように葉がバタっと萎れて倒れてしまいます。自動水やり機でも追いつかなかったようです。
すぐに水をやると、上の写真の状態に復活します。
カラテア・ランキフォリア
オシャレな観葉植物といえばカラテアですね。面白い模様の葉が特徴的です。
こちらもリュウビンタイと同様に、電動の自動水やり機で水やりしています。カラテアも比較的水を欲する植物です。
買ってきた直後の様子です。
今のカラテア ランキフォリアです。葉が増えましたね。
アロカシア・ラウテルバキアナ
槍のような葉っぱがかっこいいアロカシアラウテルバキアナ。園芸店で見て衝動買いでした。サトイモ科の植物であり、夏の間などかなり水を必要とします。水切れに注意が必要です。
また、ハダニにも。時々ハダニが発生しましたので、ベランダでシャワーをぶっかけています。
買ってきたときのラウテルバキアナ。やっぱりカッコいいですよね。
現在の様子は撮り忘れてしまいました。葉は枯れたり生えたりを繰り返しながら入れ替わっていますが、見た目は買ってきた時とそんなに変わらない気がします。
レックス・ベゴニア
問題はこれ。面白い形と模様の葉に魅せられて、いくつか購入したのですが、すべて枯れてしまいました。
ネットで見た情報によると、あまり水を必要としないとのこと。上で紹介したリュウビンタイやカラテア、アロカシアやモンステラは、一つの自動水やり機からホースを分岐させて水やりをしています。ベゴニアは水やりシステムから外していました。つまり土日に水をあげるのみ。
とはいえ土は結構長く湿った状態を維持していましたので、確かに水はあまり必要としないのかもしれません。枯れてしまった原因はなんでしょうか。
買った直後はこのように元気でしたが、、、。
これも
そして赤いの
こんなことに。
さらに。あらら。
レックス・ベゴニアはかなり好きな植物ですが、どうも向いていないようです。難しいですね。
まとめ
以上、2021年に購入した植物の現在の様子をご紹介しました。
最初にも書いた通り、単身赴任でなかなか水やりが難しい状況であり、塊根植物やサボテンと違って、それなりに水分を必要とする観葉植物には厳しい環境となってしまいました。常に水切れリスクが付き纏います。
自動水やり機を導入して何とか凌いでいますが、レックス・ベゴニアは残念なことに全滅してしまいました。
室内をジャングルな感じにしようと画策していましたが、水やりのことを考えるとなかなか難しい状況ですね。とはいえ室内に植物があるとインテリアとして映えますし、なんだか落ち着きますよね。
こちらはコーデックスやユーフォルビアの現在の様子です。