キャンプの醍醐味といえば、夜にまったりとお酒でも飲む時間でしょう。その場を彩るのが、ランタンの明かり。LEDランタンやオイルランタン、ガソリンランタンなど、ランタンによって発する光は当然のこと、雰囲気も大きく異なります。皆さん色々なランタンを組み合わせて、キャンプの夜を楽しんでいることでしょう。
我が家では?
今回の記事では、我が家のキャンプで使用しているランタンと、設置場所、そしてそのランタンを使う目的をご紹介したいと思います。
我が家で使用しているランタンをご紹介
まず、キャンプ時に使用しているランタンをご紹介します。
ランタンってバーナーと並んで、結構男心をくすぐる道具ですよね。特に燃焼系のランタン。色々と集めて楽しみたくなります。
我が家で主に使用するランタンは、下記の5つです。これらを毎回のキャンプに持って行くようにしています。
メインで使用している5つのランタン
使っているランタンは5つ。ガソリン、オイル、LEDと3種類のランタンを使っています。
ガソリンランタン
①コールマン ワンマントルランタン 286A
オイルランタン
②フュアハンド ベイビースペシャル276
LEDランタン
③コールマンハンギングEライト
④MOTTERU (モッテル) LEDランタン
⑤Bicosy LEDランタン
これら5つのランタンを組み合わせて使用しています。それぞれ役目があります。使うポイントやその目的については、後ほどご紹介します。
ランタンを選ぶ基準は?
燃焼系のランタンが2つ、LEDランタンが3つ。LEDランタンはすべて充電式のものです。
これらのランタンに共通するのは、カートリッジや乾電池を使用しないこと。随時エネルギー源を追加できるものです。
ガスカートリッジや乾電池って、処分が面倒ですよね。それに、使っている途中で切れてしまわないかヒヤヒヤものです。まあ、予備を持って行けばいいのですが。
それに、コスト面も。乾電池は充電池を使えればOKですが、大きめのランタンだと単一電池です。充電池が無いですし、価格も少し高め。ケチってしまい、MAXパワーで使うのがためらわれます。本来の明るさを発揮できません。充電式なら電池のことを気にせずに、思い切ってMAXで使えます。
ガスカートリッジも、アウトドア用のOD缶はちょっと高めですよね。カセットガスなどのCB缶なら気にならないですが。
しょうもないところでケチな自分としては、コスト面を考慮して、このようなランタンのラインナップになります。
キャンプの明かり。ランタンの配置とその目的を解説。
先ほどご紹介したランタン。キャンプサイトのどのポイントで使っているのでしょうか。
各ランタンの設置場所を図にしました。キャンプサイトを真上から見た図です。各番号のところにランタンを設置しています。
いつも2ルームテントを使っています。別途タープを立てる必要がないので、便利なんですよね。ポール2本でキャノピーを屋根代わりに広げて使っています。前室の左右のキャノピーを広げて使うこともあります。これでも家族3人なら十分な広さです。それに、広げ過ぎると後片付けが大変ですよね。
①コールマン 286A
メインの明かりとなるガソリンランタンの286A。もっとも大きな光量を放ちます。
テントから少し離れた場所でランタンポールに吊り下げています。サイト全体を照らす役割ですね。
また、もう一つ大きな役割が。それは、虫除け。サイトの中でもっとも大きな光を放つので、虫が寄ってきます。飛んで火に入る夏の虫ですね。
それを逆手に取り、テントから少し離れた場所に設置することで、テントから虫を遠ざけてしまうことができます。
サイトの照明と虫除け。一石二鳥なランタンです。
②フュアハンド ベイビースペシャル276
オイルランタンのフュアハンド。ガソリンランタンのようなマントルはありません。光源は小さな炎のみ。ろうそくよりちょっと明るい程度です。そう、あまり明るくありません。
夜間のキャンプサイトを照らすには力不足です。これ一つでまっくらなキャンプ場の夜を過ごすのは厳しいでしょう。
しかし、このランタンはキャンプに欠かせません。なぜなら、その独特の雰囲気が最高だから。機能だけじゃないキャンプの醍醐味がここにあります。
テーブルランプとして使っています。サイトを照らすには力不足ですが、手元を照らすにはそこそこの光量があります。オイルランタンの火を眺めながらお酒を飲むのもいいですよ。
③コールマン ハンギングEライト
充電式のLEDランタンです。前室内を照らすのが目的です。
2ルームテントの寝室部分はフックを吊り下げて設営する形となっており、吊り下げ用の輪っかにランタンを取り付けています。
こういう形状のLEDランタンに共通しますが、ハンギングEライトの裏面にはカラビナ状のフックが取り付けられています。色んな場所へ簡単に取り付けることが可能です。
そこそこ明るいので、外からガソリンランタンで照らしていれば、これ1個でも大丈夫なくらい。
④MOTTERU LEDランタン
テントの入り口には、丸めたキャノピーをまとめる紐がついています。その紐にランタンを取り付けています。
いつも前室の入り口あたりにテーブルを置きます。ちょうど食卓を上から照らしてくれます。
前述のハンギングEライトと合わせると、十分な光量があります。夜間にトイレに行って、明るいサイトがあるなと思ったら我が家のテントだったりします。
⑤Bicosy LEDランタン
こちらはテントの寝室内で使います。これもカラビナ状のフックが付いており、天井に吊り下げて使っています。
良く分からんブランドのランタンですが、何の問題もなく使えています。しかも、バッテリーの容量が大きいので、一回満タンまで充電すれば、複数回のキャンプで使えます。かなり明るいので、テント内はこれ一つで十分です。
まとめ
以上、我が家のキャンプで使用しているランタンをご紹介しました。燃焼系やLEDなど、5つのランタンを使用しています。
286Aやフュアハンドは、なかなか他に変えがたい一品です。独特の役割が与えられています。自分のキャンプには、燃焼系のランタンは不可欠であると言えます。
ただ、LEDランタンについて言えば、特にこれでなければならないということは無いでしょう。我が家では3,000円程度で買える安いランタンを組み合わせていますが、これで十分だと感じています。
とはいえ、キャンプって所有欲を満足させることも大切だと思います。そう、もうちょっと良いランタンも欲しいところ。今度買うなら、ベアボーンズのレイルロードランタンかな?
今回ご紹介したランタンでおすすめをあげるとしたら、やはり燃焼系のランタンになるでしょう。コールマンの286Aですね。明るいのはもちろんのこと、ガソリンランタンならではの点火の儀式が楽しいです。
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