前回は契約会に参加したときの様子を記事にしました。まだ完売はしていませんが、第一期で申込みをした家族が一堂に会して、言われるがままにハンコを押すイベントでした。どんな人たちが同じマンションで住むことになるのか、初めて知ることができる機会でもあります。
契約会を終えてからしばらくすると、オプション相談会の案内が家に届きました。相談会の案内と一緒にオプションカタログが同封されており、事前にあれやこれや考えてみました。このカタログを眺めるのも結構楽しいです。
マンションのオプションって、一体どんなものがあるのでしょうか。今回の記事では、実際にどんなものがオプションとして設定されていたのか紹介します。そして、オプション相談会の様子もレポートします。
・マンションのオプションは設備に関するものと、後付けできる家電などがある。
・この記事では設備に関するオプションと、その相談会に参加した様子を紹介。
・設備のオプションには、無料で選べるものと、有料のものがある。
・有料オプションは、生活をより便利に、そして豊かにするためのものであり、よく考えて選ぶ必要がある。
マンションのオプションってどんなものがあるの?
最近のマンションは、浄水器付きの水栓や食洗機、床暖房などが標準で装備されていることが多いです。賃貸と違って分譲マンションにはもともと豪華な設備が奢られています。生活に困らない設備はもともとついていますので、オプションは全く申し込まないという選択肢もあり得るでしょう。
オプションは生活をより便利にしたり、自分好みの住まいにするために追加で購入する設備といった感じでしょうか。
オプションには、ガスコンロをIHに変更する、お風呂のシャワーノズルを変更する、備え付けの食器棚を設ける、壁紙を変更する、コンセントの位置を変更する、間取りを変更するなど設備に関係するものと、エアコンやカーテン、照明など家具や家電を販売するインテリアオプションがあります。
設備に関するものは、基本的に後付けが困難です。インテリアオプションは、後から購入できるものが多いです。いずれにしろ、価格は少々高めに設定されています。我が家では、家電やカーテンなどインテリアオプションは、後から量販店で購入しました。その方が、コストが随分安くなりました。ただ、マンションのオプションで購入すれば、入居時にしっかりセッティングされており、すぐに使用可能というメリットがあります。
今回ご紹介するオプション相談会では、前者の設備に関するオプションを決めました。インテリアオプションは、後日開催されるインテリアオプション販売会で注文します。2つのオプションに関するイベントの時期がずれるのは、設備に関するものは内装工事と同時期に導入することから、締め切りが早いためです。なので購入する階によっても締め切り日が異なります。下から順に作るので、当然下の階ほど締め切りが早くなります。
無料のオプション
たいていの新築マンションでは、カラーセレクトといってドアなどの建具やフローリングの色を何パターンか選択できるオプションがあります。だいたい3から4パターンから選択できますが、建具とフローリングの組み合わせは決まっており、変更できないことが多いようです。また、お風呂のパネルや、キッチンの扉の色などを選択できることもあります。
また、部屋によっては間取りを選択できることもあります。例えばリビングに隣接する和室を無くして、リビングを広くするといったメニューが用意されます。
あとキッチンの高さなんかも無料のオプションで選択が可能でした。
建具・フローリングのカラーセレクト
キッチンや洗面台扉のカラーセレクト
キッチン天板の高さ
お風呂の壁のパネル
間取りプラン
有料オプション
無料のオプションは選択肢も少ないのでサクッと決められると思います。頭を悩ませるのがこの有料オプション。つけたいなと思うものがたくさんあるのですが、結構値段が張ります。どれもこれもつける訳にはいきません。ただ、これから何十年も住むことになるマイホームです。あまり妥協はしたくありません。うーん。悩みますね。
以下は自分が購入したマンションで選択できたオプションの一例です。下記のようなものがラインナップされていました。恐らく他の新築マンションでもほぼ同じようなオプションを選択することができるでしょう。
標準のガスコンロをIHに変更
食洗器をグレードアップ
レンジフードをグレードアップ
キッチンの天板を変更
キッチンに吊戸棚を追加
備え付けの食器棚
洗面台の天板を変更
便器のグレードアップ
トイレやお風呂に手すりを追加
シャワーヘッドを変更
お風呂の照明
お風呂にカウンター追加
お風呂テレビ
部屋の扉を開き戸から引き戸に変更
扉の取っ手を変更
ピクチャーレールの設置
物干しの追加
フローリングのコーティング
玄関の鏡
玄関のインターホンをカメラ付きに変更
バルコニーに防水コンセントを追加
各部屋にコンセントを追加
LAN端子の追加
ダウンライトの追加
などなどです。
この他にも間取りの変更や、壁紙の変更が有料オプションとして注文できます。間取りの変更などは設計変更と言います。この設計変更もやるべきかやらざるべきか、やるならどのようにすべきか大いに悩むことになります。我が家では、リビングを少し広げるため、設計変更の依頼をすることにしました。
モデルルームは、この有料オプションや設計変更がてんこ盛りであり、一体いくらかかるんだという仕様になっています。モデルルームは、オプションの展示場も兼ねているのです。モデルルームは別の世界の出来事と考えて、自分の予算と相談しながら決めましょう。
オプション相談会に参加
オプション相談会では、いつもの営業さんの代わりにインテリアコーディネーターの方が対応してくれました。モダン系やナチュラル系など、どんなイメージの部屋にしたいか最初に聞いていただき、そのイメージにあうようなカラーセレクトや壁紙の色を提案してくれました。
モデルルームの玄関の横に、カラーセレクトの建具やフローリングのサンプルが設置してあり、実際の色を確認してセレクトできます。置く家具の色をインテリアコーディネーターさんに伝えて、どの組み合わせが合うのかアドバイスをいただきました。
モデルルームに入って、実際のオプションを見ながら注文するかどうか決めていきます。モデルルームはオプションてんこ盛りですので、あれやこれや欲しくなりますが、それぞれそこそこのお値段がしますので、あれこれ追加するとすぐ予算オーバーとなってしまいます。
一般的に新築マンションで販売されるようなオプションは、販売会社等のマージンが乗りますので、市場価格より高い傾向があるようです。ただ、入居後に変更しようと思うと大変なものが多いので、予算と相談しながら必要なものは注文しましょう。
オプション相談会の最後に、選択したオプションの見積もりをいただきます。家に帰って大いに悩んだ後、締め切り日までに注文します。下の階から順に建設していく関係から、下の階ほど締め切り日が早く、上の階になるほどゆっくり決めることができます。
オプションは金額的に高いですが、あれこれオプションを検討するのは大変楽しい作業です。しかし、マンション自体が数千万円と高額なので、数十万円のオプションはホイホイ注文してしまいそうになりますが、ここでは相対的に考えてはいけません。そりゃ数千万と比較すると安く感じますが、普段の生活で数十万の買い物って滅多にしないですよね。金銭感覚が麻痺しないよう、その金額の絶対値をよく考える必要があります。
まとめ
以上マンションのオプションと、オプション相談会についてまとめました。価格は高めですが、入居後に自分で工務店を手配して取り付ける手間を考えると、まあこんな金額かなという気もします。
オプションは入居後のマンション生活を豊かにするものですので、予算と相談しながら良く考えて選択していただければと思います。
以下マンションのオプション関連の記事です。
実際に購入したオプションについてまとめた記事です。
検討したけど購入には至らなかったオプションについてまとめた記事です。
今回は設備関連のオプションが主でした。カーテンなど取り付けが簡単なオプションは別途販売会が開催されます。インテリアオプション販売会の様子も記事にしています。
実際に住んで使用したので、オプションのレビューを記事にしました。
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