これまでの狭い賃貸から広いマイホームに引っ越しますので、同時に追加したり買い替えたりしたいのが家具や家電です。せっかくの新居ですので、これまでに使い古したものではなく、真新しいものに変えたくなるのが心情です。
しかし、マイホームの購入には諸費用や引っ越し代など色々な費用が発生し、新たな家財を購入する予算を圧迫します。色々欲しいものが出てくると思いますが、予算には限りがありますので取捨選択をする必要に迫られます。
今回どんな家財を新たに購入し、そして諦めたかご紹介したいと思います。
・マンションの購入にかかる諸費用のこと
・諸費用込みで200万円の予算とし、そのうち家財の購入には70万円を割当
・実際に購入したものとその価格
・欲しかったが買えなかったもの
- マンションの購入、どんな費用がかかる?
- 我が家の予算は? 諸費用込みで200万円ほど
- 買ったものリスト
- 家具や家電の購入で、実際にどれだけかかった?
- 保留中リストー欲しかったが買えなかったものたち
- 内覧会で部屋のサイズを測っておきましょう
- まとめ
マンションの購入、どんな費用がかかる?
新築マンションを購入すると、マンション本体の代金の他、一時的な費用が色々と発生します。結構お金がかかります。家具や家電は取捨選択して、すぐに必要なもの以外は後回しにできますが、諸費用や引っ越し代などは必ず支払わなければならないお金です。使える予算は決まっていると思いますので、まずはそうした費用を計算しておき、予算からその費用を引いた残りが家財の購入に使えるお金ということになります。予算内に収めるため本当に必要な家財から購入するよう優先順位をつけていきましょう。
ちなみにマンション購入には以下のような諸費用が発生します。
・管理費、修繕積立金、駐車場代
・修繕積立基金
・登記費用
・住宅ローン関連費
・引っ越し代
上記のように様々な費用がかかりますが、特に住宅ローン関連が高いです。借入金額の2.16%といった事務手数料や保証料が発生します。諸費用については下記の記事に詳しく書いております。
我が家の予算は? 諸費用込みで200万円ほど
では我が家の予算はどうでしょう。諸費用込みで200万円くらいに抑えたいとかんがえました。そこで、下記のように予算を想定しました。まずマンション購入関連の諸費用については、事前にマンション販売会社へ預り金としてある程度の額を支払っておき、余った額を返金してもらうような形になります。マンション販売会社からいくら入金して欲しい旨の請求書が届き、決められた日までに口座へ振り込みます。登記費用、管理費などの2か月分、修繕積立基金、固定資産税、事務手数料などへ使用されます。その預り金は110万円でした。
そうなると残り90万円で、そこから引っ越し代を捻出します。20万円くらいです。家具や家電に使えるのは70万円くらいになりました。
基本的にはこれまで使用したものをそのまま使用
上記の通りあまり予算が多くないため、なるべくこれまで使用していたものを持っていくことにしました。2年くらい前に結婚したとき、テレビや食器棚、ダイニングテーブル、ベッドなどを購入しており、そのまま継続して使えるものが結構あります。使えるものはそのまま使わないともったいないので、引っ越しで新居に持ち込むことにします。
買ったものリスト
今回新居に移るにあたって、新しく購入したり買い替えたりした家財です。
・ソファ・・・234,000円
もともと2人用のソファーを使用していたのですが、2人でくつろぐには狭く感じていました。より広い部屋に引っ越すので、ソファもより大きなものに買い替えることにしました。色々見て回ったのですが、アクタスのかっこいい革のソファがモデル末期で3割引きになっていましたので、思わず購入してしまいました。
・ダイニングのキャビネット・・・45,000円
無印良品のキャビネットです。もともとグラスなどを入れるためにガラス扉の同じシリーズのキャビネットを使用していました。ダイニングの端っこのスペースにそのキャビネットを設置することにしましたが、横の空いたスペースにもう一つ置けそうで、サイズを測るとぴったり入ることが分かりました。無印の同じシリーズのキャビネットですので、高さがぴったりできれいに収まりました。
・テレビ台・・・36,000円
これまでは独身の時に購入したイケアのテレビ台を使用していました。このまま使い続けてもよかったのですが、奥さんの希望で買い替えることにしました。これも無印良品の家具です。
・洗濯機・・・135,000円
以前の洗濯機は独身の時に購入したもので、7年くらい使用していました。古くなったのと、洗濯が5kgまででしたので子供がいるとさすがに容量不足が否めません。
また、乾燥機能が欲しかったので、ドラム式にしました。
引っ越しの見積りの時に、引っ越し業者からも見積りをもらったのですが、調べてみると量販店より高い値段であることが分かりましたので、他で購入することにしました。引っ越し会社でも色々な家電を扱っているようです。引っ越し時に取り付けてくれますので、便利さを優先するとそこで購入してもよいかもしれません。
ネットで購入するか、量販店で購入するか迷いましたが、最終的にはエディオンの広島店で購入しました。建て替えのため、在庫売り尽くしセールを実施しており、型落ちモデルがかなり安く売っていましたので、購入することにしました。
・リビングのエアコン・・・260,000円
賃貸マンションでは、リビングにエアコンが備え付けてあり、購入の必要がありませんでした。新築マンションにはもちろんついてないので、もちろん購入が必要です。
今回購入したのは1台でしたが、マイホームの購入では各部屋に取り付けるため一度に2台や3台購入される方も多いようで、2台目以降は半額といったキャンペーンを実施している店舗もあります。
エアコンも洗濯機と一緒にエディオンで購入しました。リビングは部屋が広くなりますので、エアコンも出力が高いものが必要です。設置する部屋の畳数が目安として設定されており、畳数が増えるほど価格が高くなります。購入したのは日立のしろくまくんの最上位モデルです。そこまで高機能のものは必要無かったのですが、売り尽くしセールで安くなっていましたので、この機種に決めました。高いモデルになると、エアコンの機器としての効率が高くのなるのか、使用電力量が少なくなります。また、カメラで部屋の様子を確認し、風量や風の方向を自動で調整してくれます。
リビング以外には3部屋ありますが、寝室は賃貸マンションにつけていたものをそのまま設置しましたが、後の2部屋は今のところ使用頻度が高くないため、追々購入することにしました。
・リビング、寝室の照明・・・25,000円
新築マンションではもちろん照明もついていません。(ダウンライトが設定されていれば、ダウンライトはついています)
リビング、そして各部屋の照明を購入しました。照明も家電量販店で購入しました。唯一寝室の照明については、イケアで購入したペンダントライトをつけています。寝室の照明にはリモコンが必須なのですが、イケアで購入したものはリモコン付きではなかったため、別途トロードフリという電球自体がリモコンでオンオフできるものを購入しました。
・カーテン・・・123,000円
マンションのインテリアオプション販売会でカーテンの見積りをしてもらったのですが、目玉が飛び出るほど高くなったため、オプションではなく自分で探して購入することにしました。それによって部屋の雰囲気が大きく変わるアイテムではありますが、カーテンにそんなにお金をかけることができません。
ホームセンターなどで既製サイズのカーテンを販売していますが、まず家の窓には合わないと思います。そこでオーダーをするのですが、ニトリなどではそんなに高くない金額でオーダーサイズのカーテンを作ることができます。
また、専門店でもリーズナブルな金額で販売しているところがあります。我が家では近所にリーズナブルなカーテン専門店がありましたので、そこで購入することしました。まずたくさんあるサンプルから生地を選んで、あらかじめ測ってきた窓枠サイズを伝えて見積りをしてもらいます。だいたい注文から2週間程度で出来上がってきました。
家具や家電の購入で、実際にどれだけかかった?
家具や家電の購入に使える予算は70万円くらいです。では、実際にどれくらいかかったでしょうか。上記の金額を足すと、約86万円になりました。少し予算をオーバーしてしまいました。
保留中リストー欲しかったが買えなかったものたち
これまでは購入したものリストでしたが、以下は購入したいけど予算の関係から保留中のものです。すぐに無くてもなんとかなるものなので、お財布と相談しながら購入するかどうか検討したいと思います。
・置き畳
もともとの部屋のプランには和室があったのですが、リビングを広く使いたいため和室を潰してリビングを広くするよう設計変更しました。しかし、子供が遊ぶスペースに置き畳を敷きたいと考えています。
・机
デスクトップPCを置くための机です。以前はイケアで購入したものを使用していましたが、新しい家の雰囲気に合わないため捨ててしまいました。机が無いので、今は専らノートPCばかりを使用しており、デスクトップはお休み中です。
・ロボット掃除機
共働きはなるべく文明の利器を活用して、家事を楽にしたいものです。今はアイリスオーヤマのスティック掃除機を使用しているのですが、仕事中に自動で掃除してくれると助かります。
・冷蔵庫
今は独身の時に購入した350Lの冷蔵庫を使用しています。料理が好きでしたので、男の一人暮らしには似つかわしくない大きな冷蔵庫を購入していました。今はこれで十分なのですが、子供が大きくなると500Lクラスの大きな冷蔵庫を検討したいと思います。
内覧会で部屋のサイズを測っておきましょう
鍵の引き渡しから引っ越しまで時間があればその間に色々と検討できますが、引き渡し直後に引っ越しを考えておられる場合は、内覧会で部屋の隅々までサイズを測っておきましょう。内覧会から鍵の引き渡しまでの間は、部屋に入れません。特にオーダーカーテンの購入に必要なカーテンレールの幅や高さは必須です。 オーダーカーテンは注文から出来上がりまで数週間かかりますので、下手をするとしばらくカーテン無しになってしまうかもしれません。
また、冷蔵庫や洗濯機の購入を考えておられる場合、置き場のサイズは必ず測りましょう。最近のマンションであれば大型のものであっても設置できるスペースは確保されていますが、冷蔵庫の場合は隣に置く食器棚のサイズとの兼ね合いがあります。また洗濯機の場合も、横幅は問題なくても高さに注意が必要です。蛇口の位置が低いと、ホースの取り回しに問題が出るかもしれません。
まとめ
以上新居に入居するにあたって我が家で購入した家具や家電についてまとめました。諸費用などでまとまった金額が出ていってしまいますので、必然的に家具や家電にかけられるコストは圧迫されます。お金持ちは別ですが・・・。
まずは生活するうえで必須となるアイテムから優先順位をつけて揃えていきましょう。エアコン、カーテン、照明は最優先でしょう。