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マンション購入記9。引っ越しの見積りをしてもらいました。新築マンションの引っ越しは時期が微妙?

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鍵の引き渡し。その建物がマイホームとなる瞬間です。そうなると早くしたいのが引っ越し。一刻も早く新しい我が家に住みたいものです。

引っ越しの前には、必ず見積りをしてもらいます。引っ越し会社の営業担当者が訪問し、家具の量や必要な梱包資材の量を見積って引っ越し費用を出してくれます。

ただ、マンションは決算に合わせてなのか、3月の引き渡しが多いです。「引っ越し難民」という言葉も出たほど、この時期は引っ越し需要が多くかなり価格が高騰する時期でもあります。3月に鍵を受け取ったからといって、3月に引っ越しをするとえらい目にあいます。我が家の場合は、1か月ほど我慢して4月末に引っ越し日を設定しました。

新築マンションは数十世帯が一気に入居しますので、引っ越し日の調整も必要です。もしかすると希望日に引っ越しできない可能性もあります。土日に限定するとかなり先まで引っ越しできないこともあるようです。一生に何度もない新居への引っ越し。この日ぐらいは有給を取ってしまいしょう。

今回の記事では、新築マンションの引っ越し方法やその見積りについてレポートします。

 

この記事の内容

・新築マンションは、引っ越し日の調整が必要。たくさんの家族が移り住むが、引っ越しは同時に何組も作業できない。

・そこで引っ越し会社が幹事会社として契約し、引っ越しスケジュールの取りまとめ役となる。かといって必ずしもその会社に発注する必要はなく、複数社から相見積もりを取ることも可能。

・決算月であることから、新築マンションは3月末の引き渡しが多い。しかし、3月末は1年でもっとも引っ越し代が高騰する時期。すぐに入居するのではなく、一旦待つのもあり。

・4月末の引っ越しで、20万円弱だった。

 

 

 

 

新築マンションは一斉には入居できない

上でも書きましたように、一斉に多くの世帯が入居しますので、引っ越し日の調整が必要になります。引っ越しではもちろんトラックを止めなければなりませんし、エレベーターも占拠します。なので、一家庭ずつ順番にやっていくしかありません。1日あたりの引っ越し回数も、午前中に1家族、午後から2家族で3家族くらい可能でしょうか。

我が家のマンションは100世帯くらい入居しますので、単純に計算して毎日3家族が引っ越しをしたとしても1カ月はかかってしまいます。平日は引っ越しする家族も少ないでしょうから、全世帯が完了するまでさらに期間がかかります。タワーマンションなど、500世帯以上というマンションもあります。鍵の引き渡し日から半年くらいは、毎日引っ越しトラックが止まっている光景を見ることになりそうです。

新築マンションは、引っ越し日の調整が必要なのです。決して好きなタイミングで引っ越しできる訳ではありません。

 

 

幹事会社が引っ越し日時を調整

新築マンションでは、引っ越し会社が1社幹事会社として選ばれ、引っ越し日の調整を行ないます。うちのマンションは、アートコーポレーションでした。

事前にマンション販売会社から引っ越し希望日のアンケートがありました。また、見積り時にも引っ越し会社の営業担当者から引っ越し日の確認がありました。変更があればその営業担当に言えばよいとのことです。もともと4月中旬くらいに希望をしていたのですが、引っ越しの準備が大変ということで、4月末くらいに変更してもらいました。

実際に引っ越しをお願いする会社は、別に幹事会社でなくても大丈夫です。幹事会社から見積りをもらったとしても、別の引っ越し会社からも見積りをもらって比較することも可能です。幹事会社として特別割引があるということでしたが、もしかすると他社の方がもっと安いかもしれません。

見積りの結果他社に決めたとしても、引っ越し日の調整は幹事会社に連絡すればOKです。

我が家は、思ったよりも高くなかったことから、そのまま幹事会社であるアートコーポレーションに依頼することにしました。

 

 

マンションの引き渡しは3月が多い。その時期の引っ越し代は高い!

引っ越し難民という言葉が、毎年3月末から4月初旬にかけて話題になります。入学や入社、転勤が重なる時期であり、引っ越しの需要が1年で一番高まる時期です。各引っ越し会社は繁忙期に入ります。毎年この状況ですので、入学による引っ越しはしょうがないにしても、企業や役所の転勤はすこし時期をずらした方が合理的じゃないのかと思ったりします。

この時期は1年でもっとも引っ越し需要が増える時期ですので、それだけ価格も高騰します。奥さんの同僚の旦那さんが東京へ単身赴任することになり、業者から見積りを取りました。3月末の引っ越しで40万円という高額な見積りが提示されたようです。

いくら広島から東京という長距離とは言っても、単身でそんなに荷物が多くないのにかかわらずこんな金額になるのです。恐らく通常の時期であれば、見積り金額は10万円くらいでしょう。

ただ、新築マンションの引き渡しは、3月末に設定されていることが多いです。会社の決算が3月末に設定されているというのが、この時期の引き渡しが多い理由のようです。我が家も3月末に鍵を受け取りました。3月末というと一番引っ越し代が高い時期です。早く住みたいからといってすぐに引っ越しをすると、目玉が飛び出るような引っ越し代を請求されることになります。

我が家も、このタイミングの引っ越しは避けることにしました。一旦我慢が必要です。鍵は受け取っているので、住むのはお預けでも何もない新居を楽しむことができます。引っ越し前のその時期しかできないことです。

 

 

引っ越し業者で家電も購入できる

見積りの際に紹介されたのですが、エアコンやテレビなど新生活に必要な家電も引っ越し会社で購入することができます。家電の他、カーテンなんかも買えます。

もともと洗濯機とエアコンは購入予定でしたので、見積りをしてもらうことにしました。引っ越し時に家電も取り付けてくれますので、価格が見合えばそれも便利です。

一応見積もりは出してもらったのですが、後で大手家電量販店のネット通販と比較すると少し高いことが分かりました。引っ越し屋さんで購入すると配送料や設置料は含まれる訳ですが、大抵の家電量販店でも取付設置料は無料が謳われています。

せっかく見積りはしていただいたのですが、引っ越し会社での購入はお断りすることにしました。少し予算に余裕があって、利便性を重視するのであれば良い選択肢になることでしょう。保障面でもしっかりしているようです。

結果的には近くの家電量販店が改装のため売り尽くしセールをしており、そこで購入することにしました。一つ前のモデルがかなり安くなっていたのです。エアコンと洗濯機をお買い上げ。

 

 

引っ越し代はどれくらいだった?

最終的には20万円弱でした。だいたい15万円くらいかなと予想していたのですが、エアコンの脱着などの工賃が入り、予想よりも高くなってしまいました。引っ越しの作業自体は10万くらい。幹事会社として一括契約の割引が適用された価格のようです。その他ダンボールやテープなどの資材が5万円弱、あとエアコンの脱着の工賃を入れて20万円弱です。

引っ越しする距離は、徒歩5~6分くらいの近所です。また繁忙期をさけるよう、4月末あたりの平日に作業日を設定しました。

もしかすると相見積を取ってみれば、もっと安い金額でお願いできたかもしれません。ただ、引っ越しの見積りはめんどくさいのです。営業の方に訪問してもらって、家具家財の量を確認してもらいます。訪問に合わせて必ず家にいないといけないし、それなりに家の中も片づけたり掃除をしておいたりする必要があります。少し面倒なので、一社の見積りでお願いすることにしました。

我が家はそれなりに荷物が多いようですが、小学生や中学生の子供がいる家庭なんかはもっと荷物が多いことでしょう。そんな大荷物の家庭は、是非相見積もりを取ってみましょう。結構金額が変わるかもしれません。数万円違えば、その差額で新たな家具や照明を購入できます。

まとめて見積りが取れるサイトもありますので、こういうのを利用するのも手でしょう。 

 

まとめ

以上引っ越しの見積りについての記事でした。新築マンションはたくさんの家族が一斉に入居するため、引っ越し日の調整が必要になります。その調整役は、マンション販売会社から委託された引っ越し会社が引き受けます。引っ越し会社は、幹事会社を引き受けることで、より多くの受注が得られるメリットがあります。

確かにたまに他社のトラックもとまっていましたが、幹事会社であるアートコーポレーションのトラックをもっとも見かけたと思います。確かに日程調整をしてくれる幹事会社に対して、「他社に決めました」とは言いにくいものです。

引っ越しを行なうにあたって、時期は重要です。なるべく繁忙期である3月末から4月の初旬は避けてお願いした方がいいでしょう。我が家はゴールデンウィーク前に引っ越してしまおうと、4月末の平日にお願いすることにしました。引っ越しの様子は別の記事にまとめたいと思います。

見積りは相見積もりを取ったほうが安く済ませられる可能性がありますが、見積りを取るのは色々と面倒な作業でもあります。もし最初に見積りしてもらった金額で納得できれば、そこで決めてしまってもよいでしょう。

 

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