おしゃれな照明器具を使う時、少しめんどくさいのがリモコンがないこと。
寝るときにわざわざベッドから身を起してスイッチを切る作業は、大変めんどくさくて苦痛です。眠たい時なんて最悪ですよね。そのまま電気をつけたまま寝たくなります。
本来なら照明器具自体にリモコンがついていれば良いのですが、リモコンのある照明器具って電気店で売っているようなシーリングライトばかり。あんまりオシャレじゃないですよね。雑貨店で買うようなオシャレなペンダントライトには、リモコン機能はついてないことが多いです。
それなら、電球自体がリモコンでオンオフできれば大変便利です。そんなニーズに答えてなのか、各社からスマート電球が販売されています。中には、Bluetoothでスマホとつながるものや、音楽を流したりできるものまで。
そんなスマート電球。なんと、イケアでも販売されています。イケアのスマート電球「TRÅDFRIトロードフリ」を買ってみましたので、使い方や設定方法、使い勝手をレビューします。(2022.6更新)
・トロードフリのパッケージの中身
・トロードフリでできること
・複数のトロードフリ電球を、一つのリモコンに紐づけできる
・リモコンの電池交換のこと
- まずはTRÅDFRI トロードフリを開封
- TRÅDFRI トロードフリを取り付けて、リモコン操作してみた
- 電球がリモコンでオンオフできるとすごく便利でした
- ひとつのリモコンで、複数の電球の紐づけが可能
- 追記(2020/7) だいたい1年くらいで電池が切れました。
- さらに追記(2022.6) 耐久性は?
- まとめ
まずはTRÅDFRI トロードフリを開封
トロードフリを買ってきたので、早速開封してみましょう。
こんな感じでパッケージされています。今回は電球とリモコンがセットになったものを購入しましたが、電球だけでも販売されています。
外箱から見えたリモコンと電球の他、ボタン電池も同梱されています。リモコン用の電池です。まずは、このボタン電池をセットすることから始まります。
リモコンの裏蓋は、穴にマイナスドライバなどを突っ込んで開きます。爪であけようとしましたが、無理でした。
電池をセットしました。電池の右下に小さいグレーのボタンがあります。このボタンは、電球との紐づけに使用します。
電球とリモコンの紐づけ方法は?
1.電球を照明器具のソケットにセットし、スイッチをオン。
2.電球にリモコンを5㎝くらいまで近づける。
3.電池の横にあるグレーのボタンを10秒間押し続ける。
4.電球が一度点滅し、紐づけ完了。
まずは、ソケットに電球をセットして点灯させます。
点灯した電球に、リモコンを5cmくらいの距離まで近づけます。10秒間グレーのボタンを押し続けると、一度電球が点滅します。これで紐づけが完了。簡単に紐づけできました。リモコンでオンオフや調光などが可能になります。
TRÅDFRI トロードフリを取り付けて、リモコン操作してみた
早速照明に取り付けました。これも昔イケアで購入したペンダントライトです。安かったのですが、傘はちゃんとガラスになっています。なんだかんだ今でも使用しています。もう7年くらいになりますが、まったく問題ありません。
調光で一番暗くした状態です。一番明るくしてみます。上下のボタンで光量が変えられます。
980ルーメンですので、結構明るくなります。小さな部屋ならこれ一つでも十分いけそうです。
電球色です。
蛍光灯色。
左右のボタンを押すと、色温度が変えられます。
電球がリモコンでオンオフできるとすごく便利でした
照明をリモコンで操作したくても、照明器具にリモコン機能が付属していなければ不可能でした。スマート電球がその問題を解決します。電球自体がリモコン機能を持つことで、かなり便利になりますし、照明器具の選択肢が増えます。
我が家の寝室も、トロードフリを購入するまではベッドから起き上がって壁のスイッチを消しに行く必要がありました。「電気消して。」「いやよ、あなたが消してよ。」
もうこんなやり取りが無くなります。トロードフリにより、照明器具は買い替えずに、リモコン機能のみを追加することができました。ベッドに寝転がったままピッと電気を消せます。これはありがたいですね。
ひとつのリモコンで、複数の電球の紐づけが可能
どうしても1個だけだと明るさが足りません。うちの寝室は6畳。決して広い訳ではありませんが、電球1個だとどうしても薄暗くなります。そこで、上記のペンダントライトは別の部屋で使用することにして、より明るいものに買い替えることにしました。
購入した照明器具は、またまたイケアのNYMÅNE ニーモーネというペンダントライトです。そう、イケアが好きなんです。
このライトはソケットが3つあります。そこでトロードフリも2個追加で購入しました。リモコン無しの、電球のみでも販売されています。3つの電球が反応するように、リモコンへの紐づけを行ないました。
やはり3個いっぺんに点灯すると、それなりに明るくなります。寝室で使うには十分な明るさとなりました。また、リモコンの反応も問題ありません。3つ同時に反応してオンオフが可能です。
複数紐づけ時の注意点
注意というか、めんどくさいのが、3ついっぺんに紐づけの登録ができません。一つずつ紐付けなければなりません。これがちょっと難しく、コツがいります。というのも、例えば電球Aを紐づけたいのに、隣の電球Bが反応してしまうのです。リモコンのスイッチを押すと2個点灯して1個消灯、もう一度押すと1個点灯してさっきまで点いていた2個が消えるというチグハグ状態になってしまいます。この状態だと、一生電気を消せません
上の写真のように、ソケット同士が近いことが原因です。近過ぎてそれぞれの電球が紐づけ距離内に入ってしまうのです。そこで、1個紐づけをしたらそれをソケットから外し、次の1個を紐づけるという作業をしなければなりません。
追記(2020/7) だいたい1年くらいで電池が切れました。
使い始めたのが昨年の夏ごろでした。7月でしたね。最近リモコンが反応しにくくなってきなと思っていると、とうとう反応しなくなりました。1年くらいで電池が切れました。
使用条件としては、朝と夜に点灯させるくらいです。最低1日4回以上はオンオフのボタンを押すことになります。また、たまに子供が遊んでチカチカさせてましたので、そのせいで電池の消耗が進んだかもしれません。
いずれにしろ1年持てばOKですよね。
電池交換は、上の写真のように裏蓋を開けて電池を入れ替えます。電池が切れてから時間が経ってしまった場合、再度紐付けが必要になることもあります。
電池はよくあるボタン電池CR2032です。コンビニでも売っています。もちろんアマゾンでも。
パナソニック CR2032 3V 5個 リチウムコイン電池 ブリスター オリジナル パッケージ ( 灰色 )
さらに追記(2022.6) 耐久性は?
2019年ごろから使い始めたトロードフリ。2022年6月時点で約3年間使ってきたことになりますが、まったく問題なく使えています。もちろん途中で買い替えたりはせず、2019年当初から使用している電球です。何か手を加えたのは、上記のリモコン電池交換くらい。
寝室で使用しているので、毎日点灯しています。また、クローゼットの服を取り出すのに、1日に何度か点けたり消したりしています。個体にもよると思いますが、思ったより耐久性はありそうです。もとの価格を考えると、お得ですよね。
まとめ
イケアのトロードフリを購入しましたので、レビューを書いてみました。寝室の照明にリモコンがついておらず、結構めんどくさい思いをしてきましたが、トロードフリが解決してくれました。寝室の照明にはリモコンが必須だと実感する毎日です。
スマート照明の中には、スマホから操作できるものや、色などを変化させることができるものがあるようですが、あくまでもリモコン機能が欲しかっただけですのでトロードフリで必要十分です。
またイケアからもスマホから操作できるルーターのような機器と専用アプリがリリースされています。リモコンではなくスマホから操作したいという方はそちらを検討されても良いかもしれません。
今回はオンオフの他、調光や色温度を変更できるタイプのリモコンを購入しましたが、リモコン自体を回すと調光だけができるタイプのものや、壁などに取り付けて人が通ると点灯するモーションセンサーのタイプもラインナップされています。部屋はリモコンタイプ、廊下はモーションセンサーというような使い分けが出来そうです。
イケアのスマート電球トロードフリは、値段も比較的リーズナブルだと思いますので、お勧めです。
イケアが遠いのでなかなか行けないという場合は、他メーカーのスマート電球もオススメです。中でもオランダの大手家電メーカーフィリップスのものは、評判が良いようです。