前回は要望書の提出までを紹介しました。
要望書を提出した後は、いよいよ契約です。合同契約会という形で、第一期の販売で購入した家族が一堂に会して行われました。
手付金の払い込み
契約の前に、手付金の払い込みを求められます。手付金の金額は購入した物件の価格の10%が原則とされているようです。4,000万円の物件ですと、400万円が必要になります。かなりの金額です。
ただ、頭金無しで購入される方も結構おられると思いますし、そこまでの金額を支払える購入者は多くないのではと思います。
実際に支払った手付金は物件価格の5%程です。頭金をいくらにするかを営業の方と相談し、手付金の額を決めました。特に10%でという話は無かったと思います。
今回は奥さんが頭金を支払い、自分が残りの住宅ローンを契約しました。その経緯と方法についてはこちらの記事をどうぞ。
頭金となる手付金は、後日振込先の連絡をいただき、そちらに振り込みを完了しました。
合同契約会に参加
いよいよ契約です。とうとう買ってしまいます。
契約会は近くの会館で開催されました。合同という名前の通り、第一期で購入した方々が集まります。第一期で結構な戸数が売れたようで、多くの家族が参加されていました。
調べてみると、モデルルームで行ったり、販売会社の会議室で行ったりするパターンもあるようです。今回は40~50家族が集まっていましたので、広い会館を使用することにしたのかもしれません。
契約会はこんな流れで実施されました。
1.販売会社のあいさつ
2.重要事項の説明
3.管理会社からの説明
4.押印
5.帰りに駐車場の抽選
契約前には、販売会社から必ず重要事項の説明を、宅地建物取引主任者から行うことが法律で決められているようです。契約会の前には事前に重要事項説明書等が載った冊子をいただいていました。契約会でも同じものをいただき、その内容について読み上げられました。重要事項の説明とは、その不動産の概要(面積や用途地域、隣接する道路等について)やマンションの使用上の決まり事(ペットやリフォーム等の制限、ゴミの収集など)、契約に関する事項などです。質問の時間も設けられていました。説明が終了した後、重要事項の説明を受けた旨の署名捺印をします。
その後管理会社の担当者から、あいさつと説明がありました。
ここまで結構長時間です。一旦休憩を挟んだあと、売買契約書への押印です。司会の方の言う通りに署名と捺印をしていきます。マンションは奥さんとの共同の名義で購入しましたので、それぞれ書いていきます。また、販売会社用とこちら用の2部に署名・捺印を行います。
契約会で配布された書類の中に、手付金の受領証が用意されていました。契約書に署名・捺印をした後は、こちら都合でキャンセルをしますと手付金は戻ってきません。
一通り終了した後、駐車場の抽選がありました。第一期ですべての部屋が完売しているわけではないので、契約会に参加したすべての家族に割り当てが可能です。この抽選は駐車場の位置を決めるためのものでした。
帰り際に出口のところに置かれた抽選箱を引き、若い番号が出た人から順に希望する駐車位置を選択します。やはり入り口から近い駐車場から埋まっていくのでしょう。毎回そうなのですが、こういう時のくじ運はいつも悪く、やはり後ろの方の番号でした。
後日営業の方から連絡をいただき、なるべく入り口から近くて空いている位置を聞きます。幸いにも建物から見て一列目の駐車位置が空いてましたので、そこでお願いしました。
まとめ
以上契約会に参加したときの様子を紹介しました。家の購入の契約をする機会は、多くの人にとって一生に一回あるくらいだと思います。実は契約会の前日が会社の昇進試験でした。昇進後の昇給で負担が増える分を賄えると考えていましたので、心配しながら契約会に臨みました。
重要事項の説明は長い時間をかけて行われますが、実際に住んでから希望と違うと思っても後の祭りですので、しっかり聞いておいてください。
購入の契約を行なった後は、オプションの相談が始まります。