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マンション購入記6 住宅ローンの申し込み。仮審査と本審査。

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色々と検討した結果、住宅ローンは固定金利を選択することにしました。正確に言うと、当初固定金利選択型なのですが、固定期間が30年と長いものになります。ある程度繰上げ返済は行うことになると思いますので、固定期間のうちに完済してしまう予定です。

固定金利した理由についてはこちらの記事を。

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今回は住宅ローンの申し込みについて、実際に経験した流れや作業内容をまとめてみたいと思います。

 

 

 

住宅ローン申し込みの流れについて

申し込みには大きく分けて、3段階あります。まず仮審査の申し込み、そして本申し込み、それから金銭消費貸借契約(金消契約)です。流れを細かくまとめると下記のようになります。

1.金利のタイプを決定(固定か変動か、それとも固定期間選択型か)

2.借りる金融機関を選定

3.仮審査の申し込み

4.金融機関から仮審査結果の連絡

5.本申し込み用書類が送付される

6.役所等に行って、住民票などの必要書類の取得

7.申込書に記入・送付

8.本申し込み結果の連絡

9.金銭消費貸借契約

10.融資

以上このような流れになります。ただ、自分の場合は独自に金融機関を選んで借りましたので上記のような流れになりましたが、マンション販売会社の提携ローンを利用される方も多くいらっしゃると思います。その場合も、申し込みを行なう場所がモデルルームになるか家になるかで違うくらいで、流れとしては同じようになると思います。販売会社が提携ローンを紹介するからといって、必ずそれを利用する必要はありません。低い金利で提供してくれる金融機関が提携先となっている場合であればよいのですが、そうではないこともありますので、色々とご自身で調べた上でローンの申し込み先を決めましょう。

 

マンションの購入契約の前に仮審査を実施

マンション購入の契約を行なう前には、銀行の仮審査に申し込むことを求められます。仮審査に通らないと、お金を借りられません。ということはマンションを購入することができません。販売会社としても、そのお客様が購入できる人なのかどうか契約前に知る必要があります。

まずは契約前にマンション販売会社と提携していた地元地銀の住宅ローン仮審査に申し込みを行ないました。マンションのモデルルームで住宅ローン相談会と称するイベントが実施されており、その場で申込書に記入しました。

後日仮審査が通過した旨の通知を封書でいただきました。マンション販売会社にも同様に通知が行くようです。

ここで仮審査に申し込んだからといって、必ずしも本申し込みもそこで行なう必要はありません。銀行からするとそのままの流れで本申し込みを実施してほしいのが本音だと思いますが、マンションの契約から入居まで1年半くらいありましたので、もっと良く考えることにしました。また、地銀だからかネット銀行なんかより少し金利が高めなのと、保証料が高めに設定されていましたので、積極的に選択する理由はありませんでした。

 

実施に借りる金融機関でネット仮審査申し込み

入居の3か月くらいまえに、仮審査の申し込みを行ないました。今はネットで仮審査の申し込みを行なえる金融機関がたくさん存在します。ホームページを見てみると、都銀はどこでもできそうです。ネット銀行であれば、もちろん可能です。

年収等を記入しなければなりませんので、源泉徴収票を手元に置いておきます。また物件に関する情報も入力しますので、パンフレットも用意しましょう。

ネットで申し込んでから、1週間くらいで電話で連絡をいただきました。

 

本申し込みは郵送された書類に記入

電話で仮審査の結果連絡があってから、しばらくして本申し込みのための書類が郵送されてきました。住宅ローンの申込書、団信の申込書、保証会社への申込書が主な書類で、別途団信のパンフレットや、住宅ローンの説明パンフレット、提出が必要な書類の一覧が同封されていました。

申し込み書に記入して、必要書類を準備して投函します。

実際に必要だった書類はこちらの記事にまとめています。役所に取りにいかなければならない書類があったりします。

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審査結果について

仮審査と本審査とも電話で連絡をいただきました。金融機関によってはちゃんと郵送で通知が送られてくるところもあると思います。最初に仮審査を申し込んだ地銀では、封書で仮審査結果の通知をいただきました。まあ、ちゃんと借りれれば通知はどんな形でも問題ありません。

仮審査では、申し込み時に自分が入力した内容をもとに審査されます。審査は年収や勤務先はもちろんのこと、返済比率が結構重視されるようです。返済額と収入との割合です。継続して無理なく返済できるかどうかを確認します。住宅金融支援機構の調査でも、最近重要度が増している審査項目として、毎月の返済比率がもっとも多くあげられています。

仮審査では自己申告の内容をもとに審査を行いますが、本審査では源泉徴収票や課税証明書などの実際の書類の提出が必要になります。 仮審査の入力内容をより厳密に審査します。ですので、仮審査でうその内容を入力してはいけません。また、保証会社の審査も実施されます。

仮審査に通過すると、大抵は本審査も大丈夫のようですが、たまに落ちることもあるようです。過去のローンの延滞等の事故が見つかった場合などです。住宅ローンは何千万もの大金を長期間返済していきますので、そうした過去の事故に対して厳しく見られます。特に注意が必要なのが、携帯電話です。携帯電話は2年縛りの契約が多いですが、その毎月の金額には通信料に加えて端末の分割支払いの代金が含まれています。もし携帯料金の支払いを忘れたことがあったりすると、その分割支払いも延滞することになりますので、信用を落とすことに繋がります。

 

本申し込み通過後は?

本審査がOKになると、最後に金銭消費貸借契約(金消契約)という契約結びます。住宅ローンの契約です。本審査までは金融機関の店舗に出向かずに済むことが多いと思います。私の場合も本審査まではネットや郵送でのやり取りで完結しました。

この契約で初めて、金融機関の店舗に出向きます。金融機関の営業日でないとできませんので、平日に行くことになります。有給を取りましょう。

契約の際には契約書に貼る印紙代や、抵当権を設定するための登記の費用が必要になってきます。金融機関によっては、その費用を引いた金額を不動産会社に支払うところもあるようで、その場合は不動産会社からその費用の請求があります。大抵マンションを購入するときは、諸費用分としてある程度のまとまった金額を不動産会社に支払うことになります。余った時は返金されます。その費用にローン契約の諸費用も含まれています。

住宅ローンを借りる時の諸費用はこちらの記事にまとめていますのでどうぞ。

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まとめ

以上住宅ローンの仮審査と本申し込みについてまとめました。実際に自分が経験した内容ですので、これから家を購入される方に参考にしていただければ幸いです。

記事本文にも書きましたように、金融機関は返済比率を重要視します。この返済比率は住宅ローンだけではなく、ほかの借り入れがあるとその金額も返済額として計算されてしまいますので、借りられる金額に影響してしまいます。もし車のローンなど他のローンがありましたら、早期に完済しておくことをお勧めします。携帯の端末代の分割支払いも同様ですので、残債を一気に完済してしまいましょう。それを機に格安SIMに乗りかえてはいかがでしょうか。

契約の様子は別の記事で後日ご紹介したいと思います。