2個目の万物想(チレコドン・レティキュラータス)。ちょっと小さめのかわいい万物想。
ネットオークションで未発根株を購入して、発根管理を開始しました。1個目の万物想は、無事発根していることを確認しました。こちらはどうでしょう。植え込みから5週間が経過。早速発根状況を確認してみましょう。
ちなみに、根周り処理をした時の記事はこちらです。是非この記事もご参考に。
万物想(チレコドン・レティキュラータス)、二つ目の発根管理。少し小さめのベアルート株を購入。
植え込み後の管理方法を解説し、発根チェックをレポートします。
2個目の万物想。植え込み後の管理方法について
下記の日程で管理をしてきました。管理といっても、1個目の万物想よりほったらかし気味にベランダに置いておいた感じです。
9月25日:鉢に植え込み 以降1週間は日陰で管理
10月 2日:ベランダの棚(日なた)で管理開始。直射日光に当てる。
10月30日:発根チェック
植え込み直後は、霧吹きで表面を濡らす程度に水やりをしました。
本格的な水やりは1週間後。メネデールを100倍に薄めて水やりです。鉢底から水が流れるまで水やりをします。
鉢を持ってみて軽くなっていれば、メネデールの水溶液を与えました。とは言っても水やり頻度は多くなく、植え込みから発根チェックの5週間の間に、3回程度しか水やりしていません。
1週間たったら、直射日光のあたるベランダの棚に移しました。ほぼ1日中太陽光の当たる南向きのベランダです。太陽光により、鉢を温めるのが目的ですね。
グラキリスや1個目の万物想は、根のない株に直射日光が当たるのを避けるため、不織布をかけていました。
今回は、特に何もせずに、そのまま置いてみることにしてみます。
あとは、発根までそのままです。鉢が軽くなったら、水やりをするくらい。ほとんど何もしていません。果たして、こんなほったらかしな管理で発根するのでしょうか。
もっとたくさん管理中の作業について記事を書きたかったのですが、本当に何もしていないので書くことがありませんでした。
いざ、発根チェック!
それでは、根が出ているか確認してみましょう。
まず株の様子を観察します。このようにプニっとした葉が多数展開し始めています。株が動いています。もちろん秋という時期的な影響も大きいと思います。根が出ていなくても、葉が展開することもあるようです。とはいえ、この様子は期待が持てますね。
こちらは植え込み直後の写真。葉はまったく展開していませんでした。
土を掘って、根の周りを見てみます。根が出ていてくれたら嬉しいですよね。
深めに植えていたので、なかなか見えてきません。
あれ、根が出てないかーと思った瞬間。
おっと、これは!
白くて細いふわふわした根が見えました。
無事発根していました!嬉しいですね。
今回確認したのは、この1本だけ。恐らく見えているのと反対の側も発根しているとは思います。深追いして負担をかけないため、根を確認したら急いで土を戻します。
ベランダでの管理が良かった?
この小型の万物想も無事発根してくれました。何が良かったのでしょうか。
実践した発根に結びつきそうな作業をあげてみます。
・オキシベロンに浸ける
・ルートンを塗る
・メネデールで水やり
・ベランダの日光のあたる場所で管理
オキシベロンやルートンは根周り処理の定番であり、発根管理を開始するにあたって、多くの方が実践する作業でしょう。
色々ネットで調べてみると、上記の作業をしても根が出ないケースを良く見ます。
やはり植え込み後の管理方法が重要なのでしょう。
温度、湿度、日照、空気の流れ、土質などなど、様々な要素が発根の成否に関わってくると思います。
もともとは自然の環境の中で育ってきた現地球。気候の違いはあれど、なるべく自然の力を使った方が良いはずと考え、ベランダの棚に置きっぱで管理をすることにしました。
この方法でグラキリスや万物想の発根を成功させており、ある程度いけるだろうという確信はありました。もちろんちょうど良い季節であるという前提はありますが。
冬型のコーデックスが成長するこの季節。外にほったらかしておくのは、結構理に適っているのでは?
まとめ
2個目の万物想も無事発根に成功しました。根を確認した瞬間って、やっぱり嬉しいですよね。
これまで3株発根管理にチャレンジして、3株とも成功しました。どれもほぼ同じ管理方法です。それは、根周り処理後は「ベランダで管理する」です。
南向きのベランダで、たまたま環境が良かったという理由もあると思いますが、もともと直射日光がガンガンにあたる環境で生息している塊根植物にとっては、日光のあたる屋外で管理をするのは理にかなっているのではないでしょうか。
いつかは同じ方法でパキプスも試してみたいですね。
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