また出やがった!
またまたハダニです。以前はフィカス・ベンガレンシスに発生しました。最終的には「ダニ太郎」で駆除することができました。その時の様子はこちらの記事で。
それ以来フィカス・ベンガレンシスには発生していません。
今度はモンステラの葉の裏になにやら赤い点が。またヤツに出会ってしまいました。早く対処しなければ、どんどん増えてしまいます。ハダニに勝利するためには、早い対策が欠かせません。
早めに対策をした結果、ハダニの姿を見かけなくなりました。しかも今回は「ダニ太郎」などの農薬は使用していません。モンステラのハダニを駆除した方法をご紹介します。
モンステラにハダニが!どんな状況だった?
まずはこの写真を。葉に付着した赤黒い小さな点がハダニです。ポツポツポツといくつか点を見つけることができます。にっくきハダニです。ハダニに吸われたのか、葉も所々色が薄くなっているのが分かります。ハダニにやられた場所は、色が抜けてしまうのです。
では、どんな状況でハダニが発生したのか。
我が家のリビングは、南西を向いています。南側にはベランダに面した大きな窓があり、西側にも窓があります。窓を通して直射日光が入るのは、この西側の窓のみ。正確に言えば南側も直射日光が入らないことはないのですが、基本的にベランダのひさしに日光が遮られます。太陽の位置が低くなる冬場の一時期のみ、直射日光が部屋に入ります。
モンステラは、直射日光が入る西側の窓際に置いています。
西側からは、当然西日が入ってきます。真夏の西日。強烈な暑さが部屋に直接入ってきます。西側の窓ガラスには遮熱フィルムを貼ってはいますが、窓の周辺は結構あたたかくなります。
ハダニが発生しやすい条件は?
ハダニは高温の環境下で繁殖します。だいたい20度から30度が繁殖に適した温度です。
そして乾燥した環境も好みます。逆に水分は苦手ですね。
さらには、空気の動きが少ないと、ハダニが発生しやすくなるそうです。風通しのある外よりも、家の中の方がハダニが発生しやすくなります。
我が家のモンステラの置き場所は、まさにこれらの条件に合致しています。西側の窓なので、西日により非常に温度が上がりやすいです。
涼しい季節は窓を開けていますので、風通しはいいと思います。ただ、雨が降るとひさしの無い窓なので、雨が入ってきてしまいます。梅雨時期は閉めっぱなし状態になりがち。空気の流れが悪くなるでしょう。それにエアコンを入れると、乾燥しやすくなります。
一般的に西側の窓は、ハダニが発生しやすいと言われています。本当に発生してしまいました。
また、葉の状態にも関係がありそうです。ハダニが発生したのは、以前より生えていた比較的古い葉。新しい元気な葉にはハダニがついていませんでした。古くなって弱りつつある葉に発生しやすのかもしれません。抵抗力が弱くなるのでしょうか。
ハダニの対処方法。水をぶっかけろ!
ハダニの対処方法として、まずは非化学的な方法を試しましょう。というのも、ハダニは農薬に対して耐性がつきやすいから。薬剤を使うにも、同じものを何度も使用するのはNGで、違う薬剤を順番で使用することが推奨されています。
そもそも薬剤を使わないに越したことがありません。そして、ハダニへの化学的でない対処法と言えば、、、そう、水攻めです。
今回は徹底的に水攻めをするため、霧吹きでコチョコチョするのではなく、ベランダに出してホースのシャワーでドバーと水をかけてみます。
ベランダの植物の水やりを効率化するために購入したホース。狙いを定めて、、、。
シャワーを葉にかけます。一気にハダニを洗い流してしまいます。すべての葉に丹念にシャワーの水をかけていきます。これでもかというくらいに。
1ヶ月後の様子
なんと、ハダニの姿が見えなくなりました。水攻めが成功したようです。
以前のフィカス・ベンガレンシスも当初は水攻めを実行しました。ただ、その当時はホースをまだ購入してなかったので、ベランダに出して霧吹きで水をかけまくって水責めをしたのでした。それでもハダニの発生が抑えられず、最終的には農薬に頼りました。
今回はホース。水をかける量がまったく異なります。霧吹きが機関銃だとしたら、ホースは絨毯爆撃みたいなものでしょう。ホースで洗い流すようにかけたのが、功を奏したのかもしれません。
また、ホースで流した後は、霧吹きで葉水を定期的にやって、ハダニ発生の予防に努めました。
まとめ
モンステラに発生したハダニ。水攻めで駆除することができました。水をホースでたくさんぶっかけることで、ハダニの駆除に成功しました。
恐らくまだハダニが少ない発生初期であったのも良かったのかもしれません。
クモの仲間であるハダニ。大量に発生すると、葉の裏にクモの糸みたいなのが密集します。気持ち悪いですね。そこまで増えてしまうと、今回の水攻めがうまくいくのかどうかは分かりません。
発生初期に対処できるよう、ハダニが発生しそうな場所にある植物は、こまめに葉のチェックを行いましょう。また、葉水と定期的に。