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デメリットだけじゃない?転勤によって得ることができたメリットとは?実際に体験した6個の利点を紹介。

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これまでの記事で散々転勤の悪口を書いてきました。会社の都合で強制的に移住させられるって、よくよく考えたら酷い制度ですよね。ほぼ人権無視であり、倫理的にいかがなものなのか。憲法の居住移転の自由にも反していそうです。

日本国憲法第二十二条

何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。

何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。

憲法の条文まで持ち出して、さらに転勤の悪口を書くつもりでしょうか。

いえ、今回は転勤の良い面を、自分の実体験をもとに紹介したいと思います。転勤って負の側面が多い制度ではありますが、場合によってはメリットとなる場合もあります。

過去何度か転勤してきた中で、そのメリットを享受してきました。特に独身であれば、そのメリットは結構大きいと思います。

一体、どのようなメリットがあったのか。実際に経験した6つのメリット、利点を解説しましょう。

 

この記事の内容

・自身の転勤経験をおさらい

・実際に転勤により体感することのできたメリットを6つ紹介

 1.見識が広まる

 2.スキルの向上

 3.出会いのチャンス、結婚のチャンス

 4.子供部屋おじさんからの脱却

 5.一人暮らしの生活力を得た

 6.地方都市に住むことができた

 

 

 

 

過去の転勤の経験

まず、自身の過去の転勤経験を簡単に紹介します。実際に体験した転勤のメリットのことを書くなら、まずはどんな経験をしてきたのか紹介すべきですね。

大阪出身の大阪育ちで、最初の勤務地も大阪でした。30歳くらいまで大阪で勤務したあと、鳥取、広島、岡山と異動しています。

大阪からいきなり田舎に飛び、岡山へ転勤の際には新幹線で通勤することになりました。結構面白くて、良い経験をしてきたと思っています。

 

 

実際にあった転勤のメリット

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では過去の転勤で、どのようなメリットを享受してきたのか。

従業員からするとデメリットの大きい転勤。デメリットの大きさは、従業員の立場や状況によって異なります。家族がいると転勤はかなり大変になりますし、独身であれば(そして恋人もいなければ)それほどデメリットでもなくなります。

これから紹介するメリットも、どちらかというと独身の頃に経験したものばかりです。

 

見識が広まる

色々な土地で仕事をすれば、それだけ自分の視野が広がります。様々な経験が可能です。

例えば、鳥取へ初めての転勤の場合。それまでずっと大阪市内に住んでいましたから、当初は鳥取や島根なんてとんでもない田舎だし、何もないだろうと考えていました。都会から田舎に行く人は、大抵こんな感情を持ちますよね。とんでもない所へ飛ばされたもんだと。

行ってみて分かったことは、地方それぞれに素晴らしい企業があるし、様々な取り組みがなされているということ。

例えば、北海道でチーズケーキと言えばルタオ。有名ですよね。北海道の製菓メーカーであるケイシイシイのブランドです。実はその親会社は鳥取県米子市に本社を置く寿スピリッツなのです。意外ですよね。同じく寿スピリッツ傘下の寿製菓は、因幡の白うさぎという神話をモチーフにした銘菓で有名です。鳥取土産の定番でもあります。

鳥取県境港市は、水木しげるロードで有名です。当初は鳴かず飛ばずな客入りでしたが、商店街を上げて水木しげる推しを進めた結果、2018年の年間来場者数は270万人を超えるに至っています。地域起こしの大きな成功例です。

地方それぞれに面白い取り組みがなされ、それぞれに頑張っている人達がいます。

地方で仕事をすることで、そんな取り組みの一端に触れることができるかもしれません。

 

スキルの向上

転勤するということは、当然受け持つ顧客が変わりますし、仕事内容も変化します。またゼロからではないにしても、色々と覚えたり、勉強しなければならない事柄がたくさん出てきます。そんな変化に対応すればするほど、自身のスキルは高まるはず。

鳥取では2人だけの営業所でした。所長と自分の2人です。所長も顧客を受け持つプレイングマネージャーであり、部下に割ける時間は限られます。

なので、自分のことはなるべく自分で片付けなければなりません。

何か分からないこと、トラブル、社内との調整などなど。問題に対する対応力が身についたとまでは言えないかもですが、そのような力が向上したに違いないと実感しています。

 

出会いのチャンス、結婚のチャンス

ここから仕事とは離れて、プライベートなこと。ずっと大阪にいたら、果たして結婚できたでしょうか。かわいい子供と出会えたでしょうか。

恐らく出会いのチャンスのないまま、40歳を迎えたかもしれません。ちなみに今は38です。

せっかく転勤するなら、その土地でしっかり遊ぶこと。その土地を満喫すること。これってすごく重要です。

広島へ転勤となり、とあるおじさん社員とよく飲みに行くようになりました。いつも行くのは、そのおじさん社員行きつけの店。場末の居酒屋です。

そこで常連だったお兄ちゃんと仲良くなり、コンパを開いてくれることになりました。そのコンパで出会ったのが奥さん。いやー、こんなことってあるんですね。

何よりも重要なのが、積極的に行動すること。人生を変えるには、ポイントポイントで頑張らなければならないと身にしみて実感したのでした。そんなチャンスをくれたのが、転勤でした。

 

子供部屋おじさん化を防ぐ

最近話題の言葉が「子供部屋おじさん」。子供部屋のような部屋に住むおじさんという意味ではなく、ずっと実家に住み続けることで、おじさんになっても自分の部屋、つまり子供部屋で生活しているおじさんのことです。

ある程度の年齢になれば大学や就職で巣立っていくことが一般的ですが、ずっと子供部屋で生活しているおじさんがかなり存在するらしいということで話題になりました。

何を隠そう、自分もそうなりかけたのでした。会社と実家が離れていなければ、生活費を浮かせるため実家暮らしを継続するのは、ごくありふれた選択です。多くの場合は、結婚を機に家を出るのでしょうけど、縁がなく結婚に至らない人も多いでしょう。誰もが子供部屋おじさんやおばさんになるリスクはあるのです。

大阪生まれ大阪育ちなので、もちろん実家は大阪にあります。大阪勤務の時は、実家から通っていました。大学も京都だったので、家から十分通える範囲でした。つまりずっと実家暮らしです。実家は快適です。ごはんは用意してくれますし、洗濯もしてくれます。朝起こしてもくれますし、お風呂も沸かしてくれます。多少のお金は入れていましたが、一人暮らしだともっと経費がかかります。

そんな天国の実家暮らしは、転勤によって強制終了となりました。それが結果として、大変良かったと思っています。

転勤先が初めての一人暮らしでした。一人暮らしっていいもんですね。色々な経験ができますので、人生一度は一人暮らしをしてみることをオススメします。

転勤が子供部屋から救ってくれたのでした。

 

一人で生活するに力を得た

転勤によって強制的に一人暮らしを始めることになりました。家事をすべて一人でこなさなければなりません。必然と生活力が身につきます。

夏場に生ごみを1週間置いておくと、うじ虫が湧くことを知りました。シャツのアイロン掛けはとんでもなくめんどくさくて、クリーニング店の「シャツ100円」のありがたみを知りました。食器はお湯で洗うと、簡単にきれいになることを知りました。そしてNHKの料金は結構痛いことも。

中でも料理が大好きになりました。仕事後は結構な割合で自炊をしました。実は自炊って、ちょっと凝ったりするとかなりコスパが悪かったりします。一人暮らしならなおさらです。しかし、自分で作った料理が美味しかったりすると、これがまた嬉しいのです。

そういえば中学生の頃、「料理の鉄人」を食い入るように見たものです。もともと料理を好きになる素地はあったのかもしれません。

自分を料理に目覚めさせてくれたのも、転勤がきっかけでした。

 

地方都市に住めた

このブログでも地方都市の魅力について書いた記事が何本かありますし、そもそもこのブログのコンセプトが地方都市で幸せに暮らすことです。そう、個人的には大都会で暮らすよりは、地方都市の方が好きなのです。

実際に地方に来て感じたのが、都市部であればそれこそ不自由なく暮らせるし、大都市特有のしんどさも無いということです。大都市のしんどさって人の多さですよね。毎日満員電車に乗るなんて、今では想像もできません。地方ならぎゅうぎゅう詰めになることはありませんし、そもそも電車に乗りません。平日はほぼ自転車、休日はほぼ車です。会社に自転車で通える範囲であっても、地方都市なら家族で住めますし、何なら家だって買えます。

最初の転勤先は、何度も書いているように鳥取県でした。営業所のあった米子市に住みます。鳥取というと何もない田舎というイメージがあります。もちろん都市部を離れれば、限界集落もあちこちにあります。しかし、米子市や松江市といった都市部であれば、それほど不自由なく暮らせます。車があれば最強です。

何より自然が近いのがいいですね。すぐ近くに日本海が広がっていますし、そして名峰大山もご近所です。米子にいる間は、何度も登山しましたし、ロードバイクで一周するにも最高のコースです。ツール・ド・大山という自転車のイベントも開催されています。アップダウンがかなり多く、健脚具合が試されるコースです。大山は最高の遊び場でした。広島に住んでからも、たまに遊びに行きます。

鳥取県の暮らしについては、こちらの記事もどうぞ。 

www.sunomono19.com

 

そして気付いたのです。東京本社の大企業の社員として、地方の都市に住むのって最高なんじゃないかと。給料は東京基準でありながら、地価の低い地方に住めるのです。詳しくは、こちらの記事でも書いていますので是非どうぞ。 

www.sunomono19.com

 

大都市から地方に転勤となると、「左遷」の2文字が頭をよぎりますが、逆にラッキーなのです。転勤のおかげで、地方の魅力を知ることができたのでした。

 

 

まとめ

転勤はデメリットだけじゃなく、メリットもあるんだぞというお話でした。メリットかデメリットかなんて、自分の状況にも大きく左右されます。独身で自由な身であったので、転勤によるメリットを大きく実感できたのでしょう。

今は結婚して子育て中。転勤なんかになったら最悪です。まあ、若いうちであれば、これも経験ですし、転勤を希望してみるのもいいんじゃないでしょうか。なにか人生におけるチャンスが舞い込むかもしれません。そう、自分が結婚したように。