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鳥取県の暮らしの実際のところ。2年間暮らした感想は、生活に不便はないし楽しかった!

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もし、転勤などで鳥取に住むことになった方がいらっしゃいましたら、是非この記事を読んでみてください。自分も大阪市内からいきなり米子市に住むことになり、2年間暮らしました。鳥取の暮らしってどうなのか。不便はないのか。何も無いんじゃないの?未知の土地に行くときには、色々不安があると思います。そんな米子市で生活した時の様子をまとめました。

この記事では鳥取県米子市のことを書いてますが、他の地方都市も似たようなものだと思います。東京や大阪から地方へ行くことになっても、心配する必要はありません。

 

 

 

鳥取県米子市に住みました

鳥取県の西の端に位置する米子市。市の人口は約15万人。決して大きな都市ではありません。江戸時代から山陰地方の商業の中心として栄え、山陰の大阪とも呼ばれるようです。松江市、出雲市、安木市、境港市などと中海や宍道湖を挟んで大きな商業圏が形成されています。

米子の観光といえば、皆生温泉。数多くの旅館が立ち並んでいます。また、この皆生温泉は、日本のトライアスロン発祥の地としても有名です。

米子と松江は山陰両県のちょうど中間地点にあるほか、米子市はJR伯備線と米子自動車道で岡山と結ばれており、山陰地方の玄関口でもあります。米子空港もあります。そのため、企業の支店や営業所が置かれることが多いです。

岡山から特急やくもに乗車し米子に近づくと、王子製紙の大きな工場から排出される煙が車窓の中に入ってきます。それを見ると、米子に帰ってきたなと感じるんですよね。

そんな米子市に2年間住みました。

 

鳥取県に2年暮らした実際のところ

では実際に住んでみて、その暮らしはどうだったのでしょう。今現在は広島市に住んでいますが、米子市の生活を振り返ると、好きだったし楽しかったというのが正直な感想です。

やっぱり日本は先進国ですし、全国どこへ行ってもそれなりに便利な生活ができます。もちろん、限界集落のような山間部は別ですが、米子市といった都市部であれば不自由することはないでしょう。

人口がもっとも少ない県が鳥取県です。米子に住む前は、大阪市内に住んでいました。生まれも育ちも大阪の阿倍野区です。あべのハルカスがあるところですね。その阿倍野から、いきなり鳥取です。結構なギャップですよね。正直言うと、いく前はかなり不安でした。で、実際に住むとどうだったのでしょうか。

 

買い物は?

やっぱり気になるのは買い物事情ですよね。自分が住んでいたのは、米子市の中心部からはちょっと離れた場所で、どちらかというと住宅地のような地域です。徒歩圏内にそこそこのお店が揃っており、不便を感じることはほとんどありませんでした。

徒歩或いは自転車で5分くらいの圏内に、スーパーが2件、ドラッグストアも2件、コンビニ4件、クリーニング店、おいしいパン屋、結構通ったラーメン屋、スーツ量販店、書店などなど生活に必要なお店は一通り揃っています。

車がありましたので、さらに利便性は広がります。品揃えの多いスーパーは、少し家から離れた場所にありましたので、たまに車で出かけました。また、車であれば日吉津村のイオンも行動範囲です。山陰最大規模のイオンです。

そして、国道431号線沿いが最高です。ホームセンター、ニトリ、ケンタッキー、マクドナルド、餃子の王将などなんでもあります。なんでも揃うので、渋滞しがちなのが難点ですが。

百貨店もあります。高島屋と天満屋です。百貨店の閉店が相次いで、百貨店の無い県庁所在地もある状況のなか、2件もあるなんて結構すごいですよね。

恐らく日本全国どの地方に行っても、それなりの都市部であればこんな感じでしょう。普通に生活する分には不便は無いと思います。

それにネットで買えばなんでも揃います。そういう意味では、日本全国どこにいても大丈夫でしょう。日本中に運送網が張り巡らされており、どんな限界集落でも荷物を届けてくれます。

今は広島市内に住んでいますし、出身は大阪です。それら大都市部での買い物を省みてみると、そう大して米子にいるときと変わらないのです。普段の買い物はショッピングモールやホームセンターとかですし、本や家電、趣味のものはAmazonなど通販ばかりです。地方にいてもなんら困ることはないのです。

 

 

グルメは?

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大阪にいるときは、ラーメン屋を巡るのが大好きでした。カレーにしても、いわゆるスパイスカレーのような、一工夫もふた工夫も凝らされたカレー屋が大阪にはたくさんあります。最近は、スリランカカレーや南インドカレーのような本格的なお店も数多くできているようです。たまに大阪に帰ると、そうしたカレー屋に行くのが楽しみだったりします。

地方には、もちろんそんなお店はありません。あったとしても選択肢が非常に限られます。

まあ、そういうのは諦めましょう。凝ったお店は少ないかもしれませんが、鳥取にもご当地グルメなど美味しいお店はたくさんあります。

例えば牛骨ラーメン。市内には牛骨スープのラーメン店が多数あります。スッキリとしたおいしいスープです。

どの地方にも行列のできる地元の人に愛されるお店って、探してみると結構あるものです。実際にそうしたお店に行ってみると、やっぱり美味しいですよね。

そしてなにより食材が美味しいです。産地に近いので、採れたての新鮮な食材が手に入ります。

日本海側なので、海の幸が豊富です。寒くなってると、スーパーには松葉がにと並んで、親がにが並びます。実は松葉がにのメスなんです。オスに比べると体が小さく、身も少ないです。数百円という安い価格で販売されています。太平洋側の都市部じゃ見ないですよね。これがパスタや味噌汁などに入れると、すごくいい蟹のダシが出るのです。

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そしてモサエビ。痛みが早いので、地元でしか食べられません。甘くてめちゃくちゃ旨いです。夏になると岩がきが出てきます。これもポン酢なんかで食べると最高ですよね。大きいので食べ応えがあります。

農産物にしても農協の直売所があり、旬の野菜が安く買えます。大山のふもとでは、高低差を活かして大根が時期をずらして出荷されています。ここの大根は、某コンビニのおでんに使われているそうです。

確かに美味しいお店となると、都会に比べて選択肢が少なくなります。しかし、自分で料理できるのであれば、最高の環境であると言えます。

 

住環境

当時は3階建てのマンションに住んでいました。1LDKの50㎡弱で、家賃が52,000円でした。めちゃくちゃ安いという訳ではないですね。田舎の家というと、一軒家が1万とか2万で借りられるようなイメージがありますが、都市部であればそんなのはなかなか無いでしょう。

この家賃。実は駐車場代も込みなのです。しかも2台分。鳥取県や島根県は完全な車社会なので、夫婦で住むとなると、それぞれに車が必要なケースが多いのです。一人一台が当たり前なのです。テレビじゃなくてクルマですよ。なので賃貸物件もそれに対応して、2台分ついているのですね。駐車場代は格安か無料という物件が多いです。

ネットはもちろん光です。どこにいても4Gの電波がバリバリ入ってきます。電気料金なんてどこでも変わりません。インフラは大都市とほぼ同じです。ただ、ガスはプロパンなんで、少し高いですね。

住んでいたマンションは、恐らく転勤や単身赴任の人ばかりであり、大都市部となんら変わりません。地方だからって地域のイベントに参加しなければならないとかは全く無いです。もちろんお祭りはやっていますので、積極的に参加してもいいでしょう。

雪は降りますよ。冬になると何度か積もります。だからといって、北陸のような豪雪地帯ではありません。たまに国道9号線が立ち往生していることがありますが、思ったより積もらないというのが正直な感想です。もちろんスタッドレスタイヤは必需品です。

 

その他サービスは?

散髪は近所のカット1,500円のお店です。徒歩3分以内にも理髪店や美容室がありましたが、自転車で5分ほどのその安いお店に通いました。予約も不要なので、パッと行ってパッと切ってくれます。クリーニング店は自転車圏内にありますし、コインランドリーもあります。生活に必要なサービスは一通り揃っています。

まあ、人がそれなりに多く生活していますので、そうしたサービス業が展開していて当然ではあります。

 

遊びに行くところは?

地元の大阪からいきなり米子でしたので、当然知り合いはいません。もともと社交的ではないので、そのへんは特に問題ありませんでした。

飲み屋街はありますが、若い人が遊ぶような繁華街はありません。パリピの人にとっては辛いかもしれません。自分はそういうのとは縁遠いので、かなり米子の生活をエンジョイできました。

実は結構若い世代が頑張っていて、オシャレなお店がポツポツとできていました。空き物件をリノベして、いい感じの店が出されています。

アウトドアが好きなら、最高の環境でしょう。海も山もすぐ近くです。ちょうど登山をしたり、自転車を始めた時期でした。何度も大山に登りましたし、ロードバイクにも最高のコースです。もちろんドライブだって楽しめます。

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この大山があるということが、米子の魅力を高めている大きな要素なのでしょう。あと、皆生温泉も。

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そして、釣り好きなら最高じゃないでしょうか。日本海がすぐ近くですし、山へ向かえば渓流釣りも。

 

仕事は?

山陰地方は市場規模も小さいので、企業は多くの人員を割くことはできません。上でも書いたように、米子や松江は山陰両県の中心部に位置しており、交通の便も良いことから全国規模の企業の支店や営業所が置かれることが多いです。とは言っても、数人単位の事務所となることが多いでしょう。

うちの会社も米子に営業所がある訳なのですが、所長に自分、それから事務の方の計3名の事務所でした。営業マンで言うと、所長と自分の2人です。こんなの経験した方は少ないんじゃないでしょうか。2人なので、所長はマネジメント業務だけという訳にはいきません。当然プレイングマネージャーです。

なので、自分の顧客への対応でいっぱいですから、結構自由な空間でした。2人だと管理の目がぐいぐい飛んできそうなイメージですが、実は逆にかなり自由なのです。

まあ、2人なので人間関係に問題があると大変ではあります。

当時、その所長は太っており、かなりの暑がりさんでした。秋口になると、日が暮れる時間帯はかなり気温が下がってきます。なのに、窓を全開にするのです。そりゃもう寒くてしょうがなかったですね。所長本人はちょうどいいのでしょうけど。今はいい思い出ですが。

 

車がないと不便かもしれない

買い物については不便はない旨を上で書いてきましたが、地方だと車がないと不便かもしれません。東京や大阪のように、地下鉄やJRが張り巡らされていませんし、広島のように路面電車もありません。公共交通機関はバスのみです。そうなると、地元の人はほぼ車移動になります。鳥取は雨が降っても傘を持つ人が少ないのです。車移動なので、傘が不要だからです。米子で傘屋をやってもすぐ潰れるでしょう。

こんな感じなので、お店もそれに合わせて作られます。つまりどのお店も大きな駐車場が備え付けられています。そうするとお店の建屋と建屋の間は広々とした駐車場になりますので、徒歩だと結構な距離があり大変です。地方って建物がスカスカな印象がありますが、大きな駐車場があるからですね。

米子市の場合、市街地がそれほど大きくないので自転車でも何とかなります。ただ、やはり車があったほうが圧倒的に効率的に生活することができます。それに、大山など遊びに行くときにも便利ですよね。

 

 

まとめ

大阪市内から、いきなり鳥取県に住むことになりました。もちろん最初は不安でいっぱいでしたし、行きたくないなという気持ちもありました。実際に2年間住んでみた結果、本当にいい経験ができたと思いますし、当初感じた不安はそれほど感じる必要のないものであったと言うことができます。

米子市に限らず、日本全国都市部であればそれなりに便利な暮らしが送れるでしょう。よく地方はどこに行っても同じ景色だと揶揄されますが、逆に言うとどこに行っても便利なサービスを享受できるということです。

それなら無理して大都会に住むのではなく、費用の安い地方に住むのもアリなのではと思います。

何より自然環境が身近なのがいいですよね。大山の登山口は標高800mほどの高地にあり、そこには大山寺という古寺があります。麓から大山寺に向かう道は、ブナ林の中を抜けていきます。初夏の新緑の頃走行すると、かなり気持ちいいのです。仕事で営業中、時間が余るとちょっと遠回りして大山の道を走ったりもしました。都会には無い息抜きタイムです。いやー、鳥取いいですよ。