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自動車盗難が多い都道府県は?都道府県別の盗難台数を調べて見ました。最も危険なのはどこ?

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「大阪がヤバそうだ」

自動車の盗難は、特定の都道府県に偏って多発しているようです。盗難が多いのは、関東、中部、近畿の3大都市圏。日本における自動車盗難のほとんどが、これらの地域で発生しています。

自分の車を置いているのは、中国地方の中心都市である広島市。政令指定都市でそこそこ規模の大きい都市ではありますが、幸いなことに盗難の件数はそれほど多くはなさそうです。

その反面、現在住んでいるのは単身赴任先である大阪。ワースト1、2位を争うような多発地帯です。車は広島に置いておいたほうが安心ですね。

 

では具体的にどの都道府県が危険なのでしょうか。都道府県別に自動車の盗難件数を調べて見ました。最後にはワースト10の都道府県をランキング形式で紹介しています。

件数を調べるにあたっては、警察庁の「犯罪統計資料 令和2年1〜12月分【確定値】」を参照しています。

 

 

 

 

都道府県別の自動車盗難件数は?

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どの地域で盗難が多いのでしょうか。2019年と2020年における都道府県別の自動車盗難認知件数をまとめました。

一気に47都道府県を見るのは大変なので、東北や関東といったブロックごとに紹介していきたいと思います。

ワースト1の都道府県は、いったいどこでしょう。

 

北海道・東北地方

都道府県別の自動車盗難認知件数(北海道・東北)
都道府県 2020年 2019年 合計
北海道 84 75 159
青森県 13 20 33
岩手県 6 10 16
秋田県 13 13 26
宮城県 37 40 77
山形県 10 11 21
福島県 79 107 186

北から順に見ていきましょう。

福島県がもっとも多くなっています。これは後で紹介します茨城県に隣接していることが原因であると思われます。

 大抵の都道府県では、2020年は前年と比較して件数が減少しています。しかし、北海道は件数が増加しているようです。何があったのでしょうか。

 

関東地方

都道府県別の自動車盗難認知件数(関東)
都道府県 2020年 2019年 合計
茨城県 821 1482 2303
栃木県 180 285 465
群馬県 113 179 292
埼玉県 460 630 1090
千葉県 670 738 1408
東京都 96 122 218
神奈川県 213 330 543

茨城県がヤバいです。そもそも関東の郊外がヤバいですね。もっとも人口の多い東京都は意外や意外、2020年においては3桁以下。関東でもっとも発生件数が少ないです。

東京都の周囲は日本でもっとも危険な地域となります。茨城県、埼玉県、千葉県は超危険地帯であり、中でも茨城県は2019年単年で1,000件を超えています。

これらの地域は比較的人口が多いのと同時に、郊外であることから自動車の所有が多いという背景があるのかもしれません。

また、「ヤード」の存在があげられるでしょう。「ヤード」とは盗んだ車を一時的に保管したり、解体する場所。盗まれた車は一旦ヤードに運ばれます。ヤードで解体し、コンテナに詰め込み、そのまま船で海外に運ばれて行きます。

「ヤード」は一般的な自動車整備工場のような見た目ですが、高い塀に囲まれているのが特徴です。ヤードは郊外の土地に存在し、もっともたくさん存在するのが千葉県とされています。

関東地方は窃盗団の拠点である「ヤード」が数多く存在し、それもこの地域の盗難が多い理由なのでしょう。

 

中部地方

都道府県別の自動車盗難認知件数(中部)
都道府県 2020年 2019年 合計
山梨県 27 50 77
長野県 42 65 107
新潟県 37 32 69
富山県 20 28 48
石川県 14 16 30
福井県 10 18 28
静岡県 65 130 195
愛知県 500 681 1181
岐阜県 114 141 255

中部地方は愛知県が突出して多くなります。

ランクル、プリウス、レクサスなど。車種別の盗難台数で、上位にランキングされるのはトヨタ車ばかりです。

トヨタの城下町である愛知県。関係者も多く居住することから、当然トヨタ車の台数は多くなりそうです。

窃盗団からすると、「在庫」の多い地域であると言えるかもしれません。

 

近畿地方

都道府県別の自動車盗難認知件数(近畿)
都道府県 2020年 2019年 合計
三重県 52 125 177
滋賀県 65 58 123
京都府 133 110 243
大阪府 789 952 1741
兵庫県 197 207 404
奈良県 25 38 63
和歌山県 13 45 58

現在自分が住んでいるのは大阪市内。大阪府は茨城県に次いで全国で2番目の自動車盗難多発地域です。改めてヤバいところに住んでいると実感できます。

隣接する京都府や兵庫県の件数も比較的多くなっています。

大阪にも「ヤード」がたくさん存在しているのでしょう。年間を通してみると茨城県がトップの盗難台数ですが、月別で見ると大阪が一番であることも。

一般社団法人日本損害保険協会の第22回自動車盗難事故実態調査は、2020年11月の単月が調査対象期間となっています。それによれば、大阪府が盗難台数のトップになっています。

また、車上荒らしについて言えば、ずっと大阪がトップ。自動車犯罪の温床地帯と言えますね。

 

中国地方

都道府県別の自動車盗難認知件数(中国)
都道府県 2020年 2019年 合計
鳥取県 7 7 14
島根県 5 8 13
岡山県 19 32 51
広島県 25 41 66
山口県 7 17 24

ここから平和に。中国地方になると、ガクッと件数が少なくなります。もっとも多いのは、我が家のある広島県。多いと言っても、他の地域と比較すると桁が違います。

鳥取、島根、山口になると一桁です。ほとんど自動車が盗まれない地域と言えますね。 

 

四国地方

都道府県別の自動車盗難認知件数(四国)
都道府県 2020年 2019年 合計
香川県 6 18 24
愛媛県 10 37 47
徳島県 10 5 15
高知県 6 4 10

四国もほとんど自動車盗難が発生していません。安全な地域ですね。

もちろん人口が大きな要素になっているのでしょう。上にあげた鳥取、島根、山口、そしてこの四国の4県は比較的人口規模の小さな都道府県であり、それだけターゲットとなる自動車台数も少ない地域です。窃盗団にとっても、目的の車種を探すのも大変でしょう。

窃盗団にとっては、密集した住宅街が広がる地域が好ましいと思われます。 

 

九州地方

都道府県別の自動車盗難認知件数(九州)
都道府県 2020年 2019年 合計
福岡県 91 96 187
佐賀県 10 12 22
長崎県 10 12 22
熊本県 27 16 43
大分県 8 10 18
宮崎県 8 16 24
鹿児島県 21 29 50
沖縄県 42 45 87

福岡県は大きな都市なので、それなりに自動車盗難が増えるのも納得です。沖縄を除く他の九州の県に比べて、ダントツに多くなっています。ただ、多いとは言っても、近畿や関東に比べるとマシですね。

沖縄の多さが気になるところです。どのような理由があるのでしょうか。

 

 

 

自動車盗難ワースト10の都道府県は?

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自動車盗難ワースト10(2019年と2020年の認知件数合計)
順位 都道府県 件数
茨城県 2,303
大阪府 1,741
千葉県 1,408
愛知県 1,181
埼玉県 1,090
神奈川県 543
栃木県 465
兵庫県 404
群馬県 292
10 岐阜県 255

地域のブロック別に、各都道府県の盗難認知件数を見てきました。では、日本全国で多い順に並べたらどうなるのか。ということで、上記のランキングを作成しました。

上記のランキングは、2019年と2020年の2年分の件数を足し合わせた数値を用いています。ここでは茨城県がダントツのトップに輝いています。いや、盗難件数という不名誉なので、輝いてはいないですよね。

1位から10位までを見ると、すべて東京、大阪、名古屋の3大都市圏周辺の都道府県であることが分かります。この上位10位までの件数を足すと、9,682件。日本全国では、12,353件でした。実に日本における自動車盗難の約8割はこれらの都道府県で発生しているのです。地域により大きな盗難格差が発生しているようです。

 

 

まとめ

以上都道府県別の自動車盗難認知件数を調べてきました。人口規模が大きく、それだけ自動車台数も多い3大都市圏に集中していることが分かりました。

幸いにも自分の家があり、大切な車を保管している広島県はそれほど多くありませんでした。広島はマツダのお膝元。当然マツダ車は数多く走っていますが、窃盗団の界隈ではそれほど人気がある訳ではなさそうです。

やはりトヨタ車。盗難した車は海外に運ばれます。丈夫なイメージのトヨタ車は、海外で人気が高いのでしょう。中でも人気なのがランドクルーザーです。

海外とはいっても、東南アジアや中東に運ばれることが多いようです。道路環境が良くないことが想像され、だからこそランドクルーザーの需要が高いのでしょう。地球が消滅するとき、最後まで走っている車がランドクルーザーであると言われるほどです。

我が家の車もプラドとは言えランドクルーザー。冒頭でも書いた通り、なるべく大阪には持ってこない方が良さそうですね。 

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時間帯や保管場所など、盗難されやすい条件を調べています。

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我が家のランクル。実際に施している盗難対策を紹介しています。 

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