新しい家に住み始めて数ヶ月もたつと、必要な家具が揃って、ある程度思い描いた部屋が出来ていることでしょう。
そうなると、壁に絵を飾ってみたくなったり、棚に何か置き物を置いたり、そして観葉植物で部屋を飾りたいという欲求が沸き起こってきます。
うちも御多分に漏れず観葉植物を置きたくなり、少しずつ買い足しています。
グリーンには癒しの効果がありますので、部屋を装飾するだけでなく、癒しの空間へと変えてしまう機能があると言えるでしょう。
リモートワークなどで、家にいながらでもストレスを抱えてしまうことが多くなりそうです。そんなときふと部屋のグリーンを見て癒されてみてはいかがでしょうか。
今回の記事では、少しずつ買い足していった我が家の観葉植物を紹介したいと思います。
グリーンの効果
緑ってなんだか落ち着きますよね。
ある程度の年齢を超えると都会を離れて、田舎生活を夢見たりします。それって結局緑をより近くで感じたいというなんじゃないかと思ったりもします。
最近は、キャンプブームです。我が家もようやく奥さんの許可が降りてキャンプを始めました。キャンプの魅力というのも、緑に癒されながらのんびり過ごすことですよね。
そんな感じで、人は本能的に緑を求めているのでしょうし、家やオフィスといった身近なところに緑があると、何か癒しの効果がありそうです。
科学的にも検証されているようで、植物の緑には以下のような効果があるようです。
・緊張感の緩和
・生産性の向上
最近は観葉植物を置くオフィスが増えてきているようです。上記のような効果を期待してのことでしょう。
家でも在宅勤務でストレスがたまっていきます。そんなストレスを少しでも解消できるように観葉植物を置いてみてはいかがでしょうか。パソコンの画面を長時間見ていると目が疲れてしまいます。そんな時ふと観葉植物を見上げて、一息つきましょう。仕事への集中力も高まりそうです。
また、植物自体が持つ効果として、こんなものがあります。
・空気清浄効果
植物も呼吸をしています。二酸化炭素を吸って酸素を出します。もちろん家の観葉植物も同様に呼吸をしていて、その際にシックハウス症候群の原因物質を吸い込んでくれるものがあります。
それに植物には蒸散という現象があります。根から吸った水分を水蒸気として葉から放出するのです。それにより、部屋を加湿してくれるような効果があるようです。
観葉植物の置き場について
観葉植物を買うにしても、どこに置けばいいでしょうか。もちろん観葉植物といっても植物です。呼吸や蒸散をしますし、光合成も行ないます。なので、基本的には窓辺の光が入る場所に置くことが基本になります。
とはいっても植物によっては、日陰に強いもの(耐陰性)や、日陰を好むものもあります。そうした植物であれば、窓から少し離れた場所に置くことも可能です。
ただ、トイレなど真っ暗になるような場所では植物は育ちません。そのような場合にグリーンを置きたい時は、フェイクグリーンなんかを検討してはいかがでしょうか。
一度観葉植物を部屋に導入すると、他の植物も置きたくなってきます。部屋のスペースは限られますので、置きたい植物の耐陰性を確認しながら検討しましょう。
せっかくリラックスを求めてグリーンを取り入れても、枯らしてしまうと逆にストレスになりそうです。
エアコンにも注意
夏や冬はエアコンが大活躍します。しかしエアコンの風ってのどが痛くなったりするような乾燥した風です。植物はこの乾燥したエアコンの風が苦手です。
実は植物を育てる上で、風は大事な要素です。なるべく風通しの良い場所に置かなければなりません。しかし、同じ風といってもエアコンの風は大敵なのです。
我が家でも一度失敗しました。部屋のインテリア的にちょうど良い置き場所ということで、観葉植物をエアコンの風が当たる場所に置いてしまっていました。エアコンをオンにしている時は常に葉がゆらゆらした状態です。エアコンからはだいたい3〜4mほど離れていました。
しばらくすると、葉が変化してきたのです。葉の先が茶色く枯れてきて、葉自体も黄色っぽくなってきました。このまま置いておく枯れてしまうと思い、急いでエアコンの風が当たらない場所に移動させました。今のところなんとか枯れずに育っています。
どうも乾いた風が葉の水分を奪うようです。観葉植物はだいたい熱帯のほうの原産です。熱帯の湿度の高い風は大歓迎なのでしょうが、エアコンの乾いた風は苦手なのです。
水やりは大変?
平日仕事から帰ってきて、ご飯を食べて、お風呂に入って、家事もして、子供の面倒もみてとやることがいっぱいあるのに、植物の面倒をみなければならないとなると、観葉植物を取り入れるハードルが高くなりそうです。
実はそんなに大変ではありません。植物にもよりますが、毎日あげなくても大丈夫です。我が家も水やりは1週間に一度くらいです。なので平日は水やりしてません。休日の朝にあげることが多いですね。
水やりの基本は土が乾いてからです。あげ過ぎてもよくないのです。毎日水やりしなければと思いがちですが、土の中が常に湿った状態になると根腐れを起こして枯れてしまうのです。その名の通り根っこが腐っちゃうんですね。
観葉植物は室内に置いてます。ベランダにも鉢植えを置いてますが、室内だとベランダに比べて土の渇きもゆっくりのようです。なので結果的に週一回の水やりとなっています。
水やりはたっぷりと
水をあげるときは、たっぷりあげます。具体的にどれくらいかというと、鉢の底から水が流れてくるまでです。
なので我が家では、部屋が水浸しにならないように一旦ベランダに出してから水をあげるようにしています。少し手間ではありますが、楽しい作業でもあります。それに外に出すことで、日光を与えることもできますので、一石二鳥です。
たくさんお水をあげることで、土の中の空気を新鮮なものに入れ替える効果があるようです。
我が家の観葉植物たち
・パキラ
観葉植物の専門店で購入しました。もう少し葉が少なかったと思いますが、春をすぎてワッサーとボリュームが増してきました。新しい枝がどんどん伸びてきて、先にはワッサーのもととなる小さなかわいい葉が出ていますね。
・フィカス・ベンガレンシス(ベンガルゴム)
・フィカス・アルテシマ
どちらもゴムの木の仲間です。カインズやコーナンなどホームセンターで購入しました。ベンガレンシスは、幹が曲がった先に葉が密集している感じが気に入って購入しました。アルテシマは、コーナンで安く売っていたので思わず購入してしまいました。まだ小さいのでこれからの成長が楽しみです。
・ドラセナマッサンゲアナ
別名幸福の木というそうです。幸福をもとめてカインズで購入しました。上記でエアコンの風の被害にあったのはこの木で、まだ少し葉に黄色っぽい部分が残っていますが、元気にやってそうです。
・モンステラ
観葉植物の専門店で購入しました。大きなサイズにると、横に伸びているものも結構多かったです。これは上に伸びていましたので購入することにしました。
やはり葉の形がオシャレですよね。
モンステラの特徴としては、土の中の根とは別に気根という空気中の水分などを取り込む根が生えてきます。体を支える役目もあるようです。最近気根がニョロニョロ伸びてきていて、その様子も楽しいですね。
なんだか鉢が小さい気がしますので、もう少し大きいものに植え替えたいと考えているところです。
・ハオルチア
ハオルチアの十二の巻と、玉扇です。
どちらもカインズで入手しました。玉扇からは、何か枝みたいなものが伸びてきたと思うと、下の写真のように小さな花が咲きました。
・シェフレラ(カポック)
・ガジュマル
・テーブルヤシ
いずれもカインズで入手です。カインズ率が高いですね。キッチンカウンターの上に置きますので、窓辺に比べると日光があたりづらくなります。なので、比較的日陰に強い植物を選びました。
こういうキッチンのカウンターの端のほうって何を置けばいいか迷いますよね。ちょうどここにLANの端子がついており、無線LANの親機をこのカウンターに置いています。それを隠す目的もあって観葉植物を置くことにしました。
鉢や鉢カバーでオシャレに
観葉植物を購入すると、大抵の場合白や紺のプラスチックの鉢に植えられています。もちろんその鉢のままでも問題無く育つのですが、いかんせん見た目が良くありません。
外ならまだしも家の中にあのプラスチック鉢があるとダサいですよね。
そこでオシャレな陶器の鉢に植え替えたり、植え替えが面倒であれば鉢カバーという手もあります。
我が家では、小さいサイズの植物は雑貨店などで購入した陶器製の鉢に植え替えて、大きいサイズのものは買ってきた時の鉢のまま鉢カバーに収めています。
鉢は結構重要な要素です。インテリアとして置くなら、プラスチックの鉢そのままはやめときましょう。
まとめ
以上我が家の観葉植物を紹介しました。どれもホームセンターなどで簡単に手に入るものばかりです。少し珍しい植物なんかを欲しくなった場合は、メルカリを利用するのも手です。
植物によって葉の形や大きさ、色などにバリエーションがあって選ぶのも楽しいです。
是非インドアグリーンで、オシャレでリラックスできる部屋を目指しましょう。
子供の教育にも良さそうですし。