余ったズッキーニ。これを美味しく消費できないものかという思いのもと、今回の料理を考えてみました。ズッキーニをミートボールに混ぜ込んでしまうのです。
そして、ズッキーニを混ぜるなら、イタリアンな感じがいいだろうと、ポルペッティーニというイタリアのミートボールのレシピを参考にしました。結構美味しくできたので、オススメのレシピです。ズッキーニの食感がいい感じ。
「イタリア風ズッキーニのミートボール」レシピを紹介!
ズッキーニを混ぜ込んだミートボール。トマトソースで仕上げました。レシピをご紹介します。
材料 3〜4人分
今回用意した材料をご紹介します。だいたい3〜4人分くらいの分量です。
ミートボールの材料
ひき肉 350g
ズッキーニ 1/2本
玉ねぎ 1/4本
にんにく 1片
たまご 1個
パン粉 大さじ2
牛乳 大さじ2
すりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノ 大さじ4
塩 小さじ1
こしょう 少々
ナツメグ 少々
オリーブオイル 大さじ2
トマトソースの材料
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1片
トマト缶(カットトマト) 1/2缶
コンソメ 小さじ3
塩 少々
こしょう 少々
仕上げ
エキストラバージンオリーブオイル お好みの量
パルミジャーノ・レッジャーノ お好みの量
作り方をご紹介
まずは肉だねの用意。
玉ねぎとにんにくをすりおろします。玉ねぎはみじん切りでも構いません。お好みで。
ズッキーニは細かいサイコロ状にカット。
大きめのボウルにミンチを投入。
すりおろした玉ねぎとにんにく、パン粉、たまご、牛乳、塩、こしょう、ナツメグも投入します。
パルミジャーノ・レッジャーノも投入。一緒に混ぜ合わせます。パルミジャーノ・レッジャーノは特に旨味成分の豊富なチーズです。
しばらくこねて粘りがでてきたら、ズッキーニも入れて混ぜます。
肉だねにズッキーニがまんべんなく混ざったらOKです。
肉だねが用意できたら、トマトソースの材料も準備します。
玉ねぎとにんにくを、こちらはすりおろさずにみじん切りにします。
続いてミートボールをフライパンで焼いていきます。一度に作業できるよう、大きめのフライパンがいいでしょう。
オリーブオイルを入れて、火にかけます。
小麦粉をお皿に用意。いったん小麦粉をまぶしてからフライパンへ。
火力は中火くらいで。1分ほどは動かさずに焼いて、焼き目をつけます。
蓋をして、全体に火を通します。蓋をしたら、少し火を弱めます。
全体的に色が変わったら、蓋を外してミートボールを裏返します。
しばらく焼いて、裏をチェック。濃いめの焦げ目がついていれば火を止めます。
同じフライパンでトマトソースを作るので、ミートボールはよけておきます。
再び火をつけて、玉ねぎとにんにくを炒めます。同じフライパンを使うことで、フライパンにこびりついた肉の旨味を余すことなく使うことができます。
玉ねぎが透き通ってきたら、トマト缶を加えます。
コンソメを追加。味見をしながら、塩こしょうも追加しましょう。ちょっと味が薄いなと感じたら、それは塩が足りないのです。
トマトが少し煮詰まったら、ミートボールをフライパンに戻します。2〜3分ほどミートボールにソースを絡めながら煮詰めて出来上がり。
火を止めて、エキストラバージンオリーブオイルをかけます。だいたい1周くらい。好きな人は多めに。
お皿に盛り付けたら追いチーズを。パルミジャーノ・レッジャーノを削って振りかけます。
スプーンでミートボールを割ってみます。ズッキーニがたくさん。このズッキーニの食感がアクセントになって面白いです。もちろん美味しいです。
まとめ
余ったズッキーニ。これを美味しく消化するため、ミートボールに混ぜこんで見ました。ミートボールの中のシャキッとしたズッキーニの食感がいい感じで、美味しくできたと思います。
ポイントはチーズですね。ミートボールに混ぜ合わせることで、味に深みやコクを与えます。パルミジャーノ・レッジャーノは特にうま味の元であるグルタミン酸が豊富で、昆布に匹敵するほどとのこと。イタリア料理は何かとチーズを振りかけますが、それは理にかなったことなのですね。
今回はシンプルなトマトソースにしましたが、これにキノコなどを入れてもいいですし、それこそここにもズッキーニを入れてもいいと思います。
自分的評価4.1/5