春の野菜といえば、菜の花や春キャベツを思い浮かべます。パスタでも定番の食材です。アンチョビと合わせることが多いですよね。
今回は春キャベツと菜の花の両方を使った春ならではのパスタを作ってみました。
春キャベツと菜の花としらすのパスタ
春の定番パスタといえば、春キャベツとアンチョビのパスタですね。柔らかい春キャベツはパスタによく合います。
その春キャベツとアンチョビのパスタをベースに、菜の花やしらすを加えたのがこのパスタ。キャベツと菜の花をたっぷり入れたら、食物繊維も取れそうですね。
パスタの材料
材料は以下の通り。
分量としては1.5人分ほど。パスタは100g使用します。一人分なら大盛りくらいの分量ですね。
パスタ 100g
キャベツ 4〜5枚
菜の花 3〜4本
しらす 大さじ2程度
ニンニク 2かけ
アンチョビ 2片
バター 10g
エキストラバージンオリーブオイル 適量
パルミジャーノ・レッジャーノ 適量
塩 10g
パスタを作ってみます
では早速パスタを作ってみましょう。
作り方の流れは以下の通り。写真を交えながら解説します。調理を始める前に、パスタを茹でるお湯を沸かし始めておきましょう。
まずはニンニクをカット。今回はスライスとみじん切りの2通りを用意。スライスはじっくりと加熱するため。ただ、加熱によりニンニクの風味は薄れてしまいます。途中でみじん切りを追加して、ニンニクの風味を補います。ニンニク好きならオススメの方法です。もちろんスライスだけでも問題ありません。
キャベツを食べやすい大きさにカット。菜の花は半分にカット。大きさはお好みで。とは言え、キャベツが大き過ぎると食べづらいでしょう。短冊型だと、パスタに絡んで美味しいかも。今回はは四角くカットしています。
フライパンにオリーブオイルとスライスしたニンニクを入れて火にかけます。ニンニクが色づくくらいまで。弱火でじっくりと。
うっすら色づいたら、みじん切りのニンニクとアンチョビを投入します。バターも入れてしまいましょう。アンチョビはヘラで崩していきます。火が入ると崩れやすくなります。
パスタを茹で始めます。茹で汁の塩分濃度は1%で。今回は1.5リットルの水を使用しましたので、15gの塩を入れています。パスタの茹で時間は、表示時間から1分短めで。
フライパンにはおたま1杯程度の茹で汁を入れておきます。茹で汁の塩分が高すぎると、ソースが塩辛くなってしまいます。
ずっと火にかけていると煮詰まってしまうので、茹で上がる1分くらい前まで火を止めておきます。
茹で時間が終わる1分前になったら、パスタを茹でている鍋にキャベツと菜の花を投入します。つまり、パスタと一緒に野菜を1分茹でます。同時にフライパンも点火。
茹で上がったパスタと野菜をフライパンに上げます。しらすも投入しましょう。フライパンを振ってパスタとソースを絡めます。水分が少なくなったら、茹で汁を追加しましょう。味見して塩辛くなりそうだったら、茹で汁ではなく水を追加します。
火を止めてエキストラバージンオリーブオイルを回しかけます。1周分くらい。お皿に盛ったら、削ったパルミジャーノレッジャーノを振りかけます。
写真ではまだチーズはかけていません。パスタの上から削ってかけていきます。
まとめ
3月から4月にかけて、スーパーに行くと菜の花をよく見かけます。キャベツもあえて「春」が頭に追加されています。これら旬の野菜を一緒に食べてやろうと思い至り、このパスタを作ってみした。
キャベツとパスタはあいそうになく感じてしまいますが、春キャベツは柔らかくてパスタとの相性も良いです。
ポイントはバターですね。バターを加えることで、アンチョビとキャベツが一体化する感じがします。アンチョビはしっかり目にきかせたほうが美味しいと思います。