子供って迷路が好きですよね。うちの子供もそうです。どこから聞きつけたのか「巨大迷路に行きたい!」と言い始めました。「巨大迷路?それは面白そう!」ということで、広島近隣の巨大迷路を探してみることに。
広島の近くには、島根県雲南市に「巨大迷路ドラゴンメイズ」と、同じく島根県益田市に「ランズボローメイズ匹見」があるらしい。どちらも島根県ではありますが、雲南市と益田市はかなり距離が離れています。家からの距離的は匹見の方が近いので、まずはそちらに行ってみることにしました。
「ランズボローメイズ匹見」に挑戦!果たして無事にゴールできたのでしょうか。
・ランズボローメイズ匹見は、1980年代初頭に訪れた巨大迷路ブームの遺産であり、大変貴重な存在。
・利用料金や営業時間、アクセス方法など。
・家族で迷路に挑戦!なんとかゴールできたが、めちゃくちゃ難しくてかなり時間がかかってしまった。
ランズボローメイズ匹見ってどんなとこ?
1980年代。日本がバブルの好景気へと向かう頃、巨大迷路のブームがあったそうです。日本各地に巨大迷路が作られました。
それらの多くは、スチュワート・ランズボローというイギリスの迷路作家が手掛けたことから、ランズボロー迷路と呼ばれています。
その特徴は、通路が板壁で仕切られており、四角い形状をしています。板壁は稼働式となっており、定期的にレイアウトを変更することが可能です。また、立体交差なども設けられ、迷路の複雑さに寄与しています。
ブームが過ぎ去った今、ほとんどの迷路は現存していません。数少ない生き残りの一つが、ランズボローメイズ匹見なのです。
ランズボローメイズ匹見は、島根県益田市の匹見にあります。匹見は中国山地の中にあって、自然の豊かな場所。周辺にはキャンプ場や温泉、渓谷(匹見峡)があってアウトドアにもってこいなところです。
ここの迷路は結構難易度高め。四隅にある「M,A,Z,E」の4つのスタンプを集めてゴールを目指します。立体交差の階段の昇り降りもあって、かなりの運動量。日頃の運動不足解消にもおすすめ。夏場は飲み物が必携です。
このような本格迷路は、なかなか貴重な存在なのでは?家族で、あっちでもないこっちでもないと苦労してゴールに辿り着いた経験は、いい思い出になることでしょう。
4才〜100才(!) 500円
カードや電子マネーは使えず、現金のみです。
不定休
12月下旬から3月下旬は冬季休業となります。
9:00〜17:00
山深い場所にあるため、車が唯一の交通手段と言えるでしょう。
広島市内からだとこんなルートで。まずは中国自動車道に乗って戸河内インターで降ります。戸河内インターを降りたら、直進して国道191号線へ。国道191号線をしばらく走行すると、「松原」の交差点で国道が左折します。ここを曲がったら、「あじさいロード」が始まります。初夏の頃は、道路の両サイドにあじさいが咲き乱れ、目を楽しませてくれます。ドライブにもオススメの道で、個人的も大好きな道です。
さらに191号線を進み、道の駅匹見峡の付近で左折。県道307号線に入ります。国道488号線との交差点で、またまた左折。488号線を少し行って右に曲がったら到着です。広島市内からだいたい2時間弱。ちょっと遠いですね。
地図を見たら、国道191号線はかなり遠回りで、国道488号線の方が近そうに見えます。確かに距離的にはそうなのですが、488号線は道がヤバい。まさに酷道なのです。ここを通るのはオススメしません。
ランズボローメイズ匹見の巨大迷路に挑戦!
広島市内から約2時間。ランズボローメイズ匹見に到着です。駐車場はそこそこ広く、かなりの台数が停められます。下の写真の向かい側にも駐車スペースがあります。恐らく車がいっぱいで駐車できないということはないでしょう。
いざ、巨大迷路へ!
一度入ると1時間は出てこれないので、先にトイレは済ましておきましょう。
この三角屋根の白い建物に、売店やチケット売り場があります。暑い時期なら、飲み物は必ず持って入りましょう。ここで購入できます。
受付をしたら、人数分の入場券がもらえます。これに「M ,A ,Z,E」のスタンプをすべて押したらゴールできます。まずはスタート時間を記入。13:10スタートです。
ここがスタート地点。
まあすぐに出られるだろうと軽い気持ちで足を踏み入れたら、、、、。
年季は入っていますが、全然問題ありません。立体交差も不安はありませんでした。
もうどっちに行ったらいいか分からん。
クソっ!それにしてもこれまた年季の入った看板です。
これから何度も階段を昇ることに。
まずはMを目指します。迷路の4隅にチェックポイントが設けられています。
上から俯瞰。ああ行けば辿り着けそう。
Mに到着!
Mゲット!
次を目指します。それにしてもいい天気ですね。
このような山村の中にMAZEはあります。
ウロウロ
立体交差の下も通路です。
くそっ!一休さんのやつ?
ということでEに到着。
Eゲットです。
立体交差も大規模ですね。
そしてAへ
Aにも到着!
Aをゲット!残すはZのみ。
Zを目指します。これがなかなか辿り着けない。
暑すぎ!水分補給しながら塀の間をさまよいます。
いい天気。緑がキレイです。それにしても暑い!
上からルートを探しますが、うまく分からないようになっています。
何度も階段を昇り降り
また一休さん!くそっ!
同じところを何度も通ります。
クソっ!
そして、ようやくZに到着!
最後のZをゲット!
では、ゴールを目指します。
ゴールはすぐに到着。
さまよっている最中に何度かゴールに来てしまっていたので、道順を覚えていたのです。
ゴールの時計をチェックして、ゴール時間を記入します。ゴール時間は、14:54でした。スタートは13:10。なんと1時間45分もかかってしまいました。これは遅い。
迷路は上から見ると凹の形をしており、ゴールすると中庭に出てきます。
中庭には休憩スペースが。売店で飲み物やアイスも売ってますので、少し休憩を。
MAZE。なかなか手強い奴でした。
まとめ
ランズボローメイズ匹見の巨大迷路に挑戦しました。かなり時間がかかってしまいましたね。結構難しい迷路でした。遊園地の迷路と違って、超本格的な迷路です。迷いに迷いましたが、かなり楽しかったですよ。
最後のZへなかなか辿り着けず苦労しましたが、子供に「やめる?」って聞いても首を縦に振ることはありませんでした。必ずゴールするぞ!という強い意志で挑戦していたようです。5歳の子でも無事ゴールできました。
家族のレジャーとして、そしてカップルのデートとしてかなりオススメだと思います。
ゴールしたら、汗だくになっているはず。
車で2分ほどのところに「匹見峡温泉 やすらぎの湯」があり、日帰り温泉が利用できます。トロトロのお湯でとても気持ち良かったです。
出典:匹見峡温泉やすらぎの湯ホームページより