ラーメンに入っていて嬉しいトッピングと言えば?
炙ったチャーシューなんか嬉しいですよね。それともたくさん盛られた九条ネギ?いや、太くて柔らかいメンマもいいですよね。
忘れてはいけないトッピングが一つあります。トッピングの王様と言っても良いような存在。外はツルっとしてプルン、そしては中はトロトロ。そう、たまご。半熟煮卵です。ラーメン店によっては、味玉なんて呼び方をすることも。味付け煮卵の略ですね。
以前は、味玉なんてお店で作るものであり、家で作るのは難しいものと考えていましたが、調べてみるとどうも簡単に作れるらしい。それなら作ってみよう。
ということで、トッピングキング「半熟煮卵」を使ってみることにしました。果たして簡単に作れたのでしょうか。
半熟煮卵を作ろう!リサーチ編
作る前にまずは情報収集。材料や作り方をリサーチしました。
用意するもの
卵 食べる個数
麺つゆ 200cc
しょうゆ 大さじ2
酒 大さじ2
卵以外はつけだれの材料です。ラーメン店によっては、エキスのつまったラーメンのかえしを用いることもあるでしょうけど、家には当然そんなものはありません。
そこで準備したのが麺つゆです。今回は家にあったミツカンのあごだしつゆを使用しました。標準より気持ち濃いめに戻して使いました。
卵は必要な個数を。ただ、一度茹でると日持ちしないので、食べ切れる量にしましょう。
半熟煮卵を作る流れ
こちらの流れで作っていきます。
①つけだれの材料を合わせる
②つけだれを煮立たせる
③卵を茹でる
④殻をむく
⑤つけだれに1日ほどつける
以上の流れで作ります。作り方は至ってシンプル。
茹でた卵をたれにつけることで、卵へ徐々にたれが染み込んでいきます。つける時間が長くなるほど、味が染みて美味しくなります。
まず先にたれを作る理由は、単純に冷ますため。お酒のアルコールを飛ばすため、一度煮立たせます。
卵の茹で時間について
重要なのが茹で時間ですね。短いと温泉卵みたいになってしまいますし、長過ぎると普通のゆで卵になってしまいます。目指すのは外の白身はプルンと固まって、黄身がトロッとした状態。半熟状態の卵って美味すぎですよね。
その肝心な茹で時間。沸騰したお湯に浸けて、7分半とします。色々リサーチしたところ、大体7〜8分くらいの茹で時間で紹介されていました。単純にその中間の7分半とした次第です。
茹で時間:7分30秒
火加減はボコボコ沸騰するくらいではなく、ポコッポコッとやさしく沸騰する程度で。
殻の剥き方
卵を傷つけないようやさしく殻を向かなければなりません。上手く剥くには、少し角に打ち付けてヒビを入れてから、水の中にドボンと入れてしまいます。殻と卵の間に水が入り、ツルンと外れやすくなります。
また、生卵の状態で画鋲などで穴を開けてから茹でるのも一つの方法です。穴を開けておくと、茹でた時に殻が割れる現象を防ぐ効果もあるようです。
半熟煮卵を作ろう!実践編
では早速作ってみましょう。
今回卵は5つ用意しました。スーパーで売っている至って普通の卵です。
濃縮タイプの麺つゆを戻してから、醤油と酒を合わせます。
たれは一度に立たせて、お酒のアルコールを飛ばします。
卵も茹でていきましょう。水が沸騰したら、お玉などを用いてゆっくりと卵を入れます。ポトンと落とすと、底に当たった瞬間に割れてしまいます。
火はあまり強めずに7分半茹でていきます。
1個殻が割れてしまいました。卵とお湯の温度差が原因のようです。今回は入れていませんが、お酢を入れておくと白身が流れ出る前に固まる効果があります。
茹で終わったので、鍋のお湯を捨てて冷たい水に入れ替えます。卵にはヒビを入れて、お水の中に入れてしまいます。そうすることで、簡単に殻が剥けるようになります。
卵が剥けました。外は白身がツルンといい感じ。中の黄身はどうでしょう。
卵の入ったボウルにたれを注ぎ入れます。ここから1日ほど漬け込みます。
しっかり漬かるよう上からラップをしました。
24時間経ちました。早速食べてみましょう。あれ?最初5つだったのに、3つになってる。そう、先に食べてしまったのでした。
いい色になっていますね。
半分にカットしてみました。黄身もいい感じですね。
半熟煮卵といえばラーメン。ラーメンにのせていただきます。
まとめ
以上半熟煮卵を作った様子をレポートしました。漬け込みの時間はかかりますが、かなり簡単に作ることができます。濃厚な味わいでかなり美味しく作ることができました。
卵は生の状態であれば2週間程度持ちますが、一度火を入れてしまうと痛みやすくなります。半熟煮卵も日持ちしませんので、1〜2日で食べ切れる量を作りましょう。