家庭でもっとも良く使う調理道具といえば、包丁とまな板でしょうか。では、2番目は?
我が家ではたぶんフライパンが2番目。かなりキッチンで活躍してくれています。
新たなフライパンが我が家にやってきました。はるばるイタリアから。バッラリーニのフライパン。石のような模様のコーティングで有名です。カッコいいフライパンですね。
バッラリーニの「ローマ」で早速料理をしてみました。使い勝手はどうだった?コーティングはくっつかない?レビューします。
BALLARINIバッラリーニって?
フライパンと聞くと、まず思い浮かぶのがティファールですよね。超有名なフランスの調理器具ブランドです。ノンスティック加工のフライパンが特に有名です。取っ手も取れますね。
バッラリーニはイタリアのブランド。同じくノンスティック加工のフライパンで有名です。
ただし、一般的なフッ素加工のものと見た目が大きく違います。バッラリーニの代名詞である「グラニチウム・コーティング」は、まるで御影石のような見た目。石のような硬さが特徴であり、フッ素加工のフライパンではNGとされる金属のヘラなども使うことができます。
バッラリーニは、創業が1889年とかなり歴史のあるブランドです。イタリア北部の小さな村で生まれました。製品は現在でもイタリアで作られています。こだわりのMade in Italy。フライパンの裏側に刻印されています。我が家のフライパンもはるばるイタリアからやってきたのでした。
今はドイツの調理器具メーカー「ツヴィリング」グループに入っています。
バッラリーニの「ローマ」を購入!
今回購入したのは、「ローマ」の24cm。中くらいのサイズですね。2人分くらいまでならちょうどいいサイズ感です。
グラニチウムコーティング。3つのグレード。
まずはグラニチウムコーティングについて。グラニチウムには、3つのグレードがあります。
1.グラニチウムコーティング
2.グラニチウムEX(エクストリーム)コーティング
3.グラニチウムTi-Xコーティング
グラニチウムTi-Xコーティングにはチタンが配合され、もっともグレードの高いコーティングです。「サリーナ」というフライパンがラインナップされています。もっとも耐久性が高いですがお高めです。
購入した「ローマ」は2番目のEXコーティング。ローマの他、「トリノ」や「フェラーラ」などのシリーズがあります。トリノはローマと同じようにステンレスの取っ手がついたカッコいいモデル。見た目は同じに見えますが、ローマはガス火専用、トリノはIH対応モデルです。我が家はガスコンロなので、ローマを選択しました。ローマの方が1,000円くらい安く買えます。
普及グレードのグラニチウムコーティングには、「パヴィア」や「コルティナ」などのシリーズが販売されています。実はローマと一緒に、コルティナのフライパンも購入しました。お求めやすく、より身近なグラニチウムコーティング製品です。
購入したバッラリーニ「ローマ」を眺める
こんな感じのフライパン。御影石のような本体に、ピカピカなステンレスの柄がついています。Y字形の柄は本体付近で2本に分かれ、リベットで止められています。かなりスタイリッシュですよね。カッコいいです。柄の部分にもロゴが入っています。
料理関連のYoutubeで見かけた時から、いつかは欲しいと思っていたバッラリーニのフライパン。たまたま寄ったアウトレットモールの店舗が閉店セール中。一般的な販売価格よりかなり安く購入することができました。
表面をアップ。本当に石みたいですよね。表面を触ると、ザラザラしています。
本体の素材はアルミニウムです。一般的なフッ素コーティングのフライパンは、ほぼアルミニウム製です。ただ、このローマは、かなり厚みがあります。この厚みがお肉をじっくりと焼くのにも適しているのです。
とにかくカッコいいので、料理をするのが楽しみになりますね。
まずはお手入れ
では、早速使ってみましょう。料理の前に、とある儀式を。
買ってきてすぐの状態は、色々と表面に汚れがついているでしょう。食器用洗剤で洗ってから、お湯を沸かします。説明書に使用前のお手入れ方法として書いてありました。一応やっておくことに。
早速料理してみた
新しいフライパンを買ったら、料理してみたくなりますよね。ちょうど冷蔵庫に卵がありましたので、お試し料理の定番?である目玉焼きとオムレツを作ってみました。
目玉焼きを焼いてみる
お手入れ完了。早速料理してみます。料理といっても、目玉焼き。
薄くサラダ油を引きます。恐らく油なしでもOKでしょう。
卵を投入。
フライパンを傾けたら、卵がスルスル動きます。
左に。
右に。
お皿にもスルッと落ちます。塩コショウをして完成です。
裏はこんな感じの焼け具合。
黄身がトロッとしていい感じにできました。
目玉焼きはかなり作りやすい印象です。
オムレツも作ってみました
目玉焼きを焼いたら、オムレツも作ってみたくなるのが人の性。続けてオムレツも作ります。別に今食べたい訳ではありませんが、、、。
卵をといて、塩、黒こしょう、牛乳を入れます。
油を少し入れます。
ある程度フライパンが温まったら、ジャーっと卵を投入。フライパンを前後に揺すりながら、お箸で卵を混ぜます。
巻いてみましょう。おーっ、くっついていません。
クルッと。ちょっと形が変になってしまいました。もちろんこれは腕の問題です。
お皿にポトっと落とします。くっつかずに盛り付けできました。
ちょっと遊び過ぎました。くっつかないかな?と必要以上にフライパンの上でスルスルコロコロと動かしてしまった結果少々焼き過ぎに。もっとフワフワにするはずが、硬めに仕上がってしまいました。くっつかないのが楽しいのです。
オムレツに関しては、ちょっとだけ作りにくいかなという印象。その理由は、サイズが24cmと少し大きめなこと。そして、フライパンの縁が低いのと寝かせ気味なため。オムレツは、もう一回り小さめで、縁が立っている方がトントンしてひっくり返しやすいかも。もちろん底へのくっつきに関しては問題ありませんでした。
24cmよりもう一段小さいサイズラインナップは20cm。うーん、20cmも欲しくなりますね。
まとめ
カッコいいフライパン。バッラリーニのローマを購入し、早速二つの卵料理を作ってみました。くっつかずに綺麗に焼くことができました。まあ、新品なので当然ですが、、、。
金属のヘラも使えるほど硬いグラニチウムコーティング。一般的なフッ素加工のフライパンは、1年もするとコーティングが剥げてきて食材がくっつくようになってきます。
このフライパンを購入したのも、コーティングが長持ちすることを期待して。1年くらい使ったあと、果たしてコーティングの効果は持続しているのでしょうか。
見た目がカッコいいので、使う喜びを感じられる道具でもあります。長く使いたいところ。他のサイズも揃えたくなります。キッチンの壁にサイズ違いで並べて吊り下げたら、カッコいいインテリアにもなりますね。