週末のキッチンは自分の場所。単身赴任先から帰ってくる週末は、自分が料理当番。今週の週末メニューをご紹介します。
今週は麻婆茄子。夏は茄子が旬を迎えますね。もともと麻婆茄子には否定的でした。麻婆といえば当然豆腐だろうと。なぜ茄子？
そんなことを一時期は考えていましたが、油を吸った茄子は最高に美味しいですよね。麻婆との組み合わせでさらに美味しくなります。「俺の麻婆茄子」をご紹介します。
・麻婆茄子のレシピを紹介
・前もって多めの油で茄子を炒めるのと、ピーシェン豆板醤を使うことで、格段に美味しくなる。
週末メニュー「麻婆茄子」を作りました！
麻婆茄子を料金する様子をご紹介。あくまでも家庭料理。簡単に素早く作れるレシピを目指しました。まずは材料から。
麻婆茄子の材料（2人分くらい)
茄子 2本
豚バラ 100gくらい
ニンニク 1かけ
しょうがチューブ 2cmくらい
ピーシェン豆板醤 大さじ山盛り1
甜麺醤 大さじ1
豆豉醬 小さじ1
紹興酒 大さじ2
醤油 大さじ1
中華スープ 150mlくらい
黒コショウ 少々
片栗粉 大さじ1
この中で特殊なのは、「ピーシェン豆板醤」ですね。中国の四川省成都市で作られる熟成させた豆板醤です。スーパーで売られている一般的な豆板醤は赤い色をして辛味が強いですが、熟成されたピーシェン豆板醤は、茶色で辛味より旨味が豊かです。美味い麻婆を作るには、ピーシェン豆板醤は必需品です。中華を作るなら、1本持っておいて損はないです。
豆豉醬については、豆豉醬ではなく豆豉を細かく刻んだものでもOKです。家の冷蔵庫に余っていましたので、豆豉醬を使用しました。
中華スープは創味シャンタンを使用。もちろん粉末の鶏ガラスープのもとや、味覇でも問題ありません。150mlはあくまでも目安にで、茄子やお肉がヒタヒタになるくらい。多めに用意しておくと良いでしょう。
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作り方をご紹介
まず大切なこと。それは、前もって多めの油で茄子を炒めておくこと。ここで茄子にしっかりと油を吸わせることで、格段に美味しくなります。麻婆茄子は、この一手間は欠かせません。
①ナスをカットして、多めの油で炒める
茄子をカット。5cmくらいの長さでカットしました。
中華なべを温めてから、多めの油を投入。
茄子を炒めます。途中で油が減ったら、少しずつ注ぎ足しましょう。
茄子がほんのり色付いたら、ボウルなどに移しておきます。
②肉を炒める。豆板醤など調味料やニンニクしょうがを入れて少し炒める。
お肉は焼き肉用の豚バラ肉を使いました。キャンプの余り物です。これを細かくみじん切り。もちろんミンチ肉でもOKです。
中華なべを十分に温めてから、油を入れて豚バラを炒めます。鉄の中華なべの場合、煙が上がるくらい熱してから油を引くことで、食材がなべにくっつかなくなります。
最初は油がにごった感じになりますが、透き通ってくる程度まで炒めます。油が透き通ってきたら、まず豆板醤を加えます。豆板醤を加えるときは、弱火に。
1分ほど炒めて香りが立ってきたら、ニンニク、しょうがチューブ、豆豉醬を加えます。
しばらく弱火で炒めてから、甜麺醤を追加。
紹興酒を加えます。この段階で少し火を強めます。
③前もって炒めた茄子を入れる。スープを注いで少し煮込む。
紹興酒のアルコールが飛んだら、茄子を投入。
すかさずスープも注ぎます。具材がちょうど浸かるくらいまで。スープを注いだら、醤油も投入します。
④水溶き片栗粉を入れる。
3分ほど煮込んだら、水溶き片栗粉を入れます。ダマにならないよう、何回かに分けて混ぜながら注ぎます。好みのトロトロさになるまで調整しましょう。
火を止めてからごま油をかけると、風味豊かに仕上がります。今回は切らしてしまっていました。ごま油を入れた方が、美味しくなります。
出来上がり。中華スープは多めに作っておいて、スープとして活用しました。食材は余った茄子と卵です。
まとめ
これからシリーズとして記事を書いていきたい週末メニュー。1回目は麻婆茄子をご紹介しました。
美味しく作るポイントは、前もって茄子を多めの油で揚げるように炒めておくことと、ピーシェン豆板醤を使うこと。
今回は買い忘れたので入れていませんが、白ネギを入れるのも良いでしょう。ごま油も切らしていましたので、ダメダメですね。結構美味しくできたのですが、さらに美味しくできる余地があります。
自分的評価：3.7／5
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