住のもの (すのもの)

地方都市でマイホームを購入し、家族の幸せを追い求めるブログ

幸せのための車選び。ステーションワゴンを検討しましたが、SUVに気持ちが傾きました。

f:id:mister19:20200630214922j:plain

車を買い換えるにあたり、我が家にとってどのボディタイプが最適なのか検討した結果、ステーションワゴンとSUVに絞られました。こちらにその様子をまとめています。

www.sunomono19.com

 

ステーションワゴンとSUVどちらがいいのか。今回はステーションワゴンに焦点を当てて検討したいと思います。

 

 

ステーションワゴンのメリットは?

 

セダンに荷室がついた長細いフォルムがステーションワゴンの特徴です。セダンだとボンネット、キャビン、トランクの3つの箱で構成されていますが、ステーションワゴンはボンネットと長いキャビンの2つの箱からなっています。2BOXなんていったりしますね。

メリットは荷物がたくさん積めることはもちろんのこと、セダンやクーペと車高が同じことでしょう。ワインディングロードや、例えば名阪国道のような高速かつクネクネした道を走行する際、ミニバンのような背の高い車は不利です。重心が高い位置にあると、カーブの際にどうしても不安定になってしまいます。その点車高の低いステーションワゴンだと、背の高い車に比べて安定して走行できますから、コーナリング中に怖い思いをしなくても済みそうですね。

つまり運転の楽しさはセダンと同等でありながら、荷物をたくさん積むことができるし積みやすい。それがステーションワゴンのメリットでしょう。

しかも高さが抑えられるということは、機械式駐車場も問題なく利用できるということです。マンションの駐車場って敷地のスペースの問題から、駐車場が機械式であることが多いです。マンション居住者のファミリーカーとして、ステーションワゴンはもっと注目を浴びても良いのではと思ったりもします。

というのもステーションワゴンってどうも最近あまり人気がないようなのです。

 

最近人気がなく、車種も限られる

 

まず国産車でステーションワゴン。どんな車を思い浮かべるでしょうか。スバルレガシィ?一時代を築いた車ですね。残念ながら今は販売されていません。それならステージアは?アコードワゴンもよく見ましたよね?いずれも販売されていませんし、実は日産のラインナップにステーションワゴンは見つかりません。ホンダはシャトルがそうなのでしょうが、かなりミニバンに近い形をしています。

国産から選ぶとすると、かなり選択肢が限られてしまうのが実状です。

現行の国産車で思い浮かぶのって、スバルレヴォーグくらいでしょうか。かつてワゴンといえば同じくスバルのレガシィでしたが、その後継車にあたります。レヴォーグはかなり売れているようですね。

輸入車も視野に入れると、候補が多くなります。ヨーロッパのメーカーは、これまで通り各シリーズにステーションワゴンもラインナップしています。BMW3シリーズであればツーリング、ゴルフはヴァリアントがあります。フランス車だってプジョー308にSWがありますし、ルノーメガーヌもスポーツツアラーがステーションワゴンモデルです。

このような状況もマーケティングの結果であり、日本において車に積載量を求める層は、ミニバンやSUVへと流れてしまっているのでしょう。海外はまだ需要があるのかもしれませんね。

 

購入候補は?国産車編

 

これまでも書いてきた通り、選択肢がかなり少ないです。買ってもいいかなと思ったのは、こちらですね。

・スバル レヴォーグ

・マツダ マツダ6ワゴン

 

購入候補は?輸入車編

 

国産だとステーションワゴンのラインナップが、かなり削られており、ほとんど選択肢が無い状況です。ステーションワゴンをしっかり選ぼうとすると、輸入車も検討しなければならないでしょう。

・ゴルフヴァリアント

・ルノーメガーヌスポーツツアラー

・プジョー308SW

・メルセデスベンツCLAシューティングブレーク

・メルセデスベンツCクラスワゴン

・BMW3シリーズツーリング

・ボルボV60

 

最終的な候補とその理由は?

 

上で選んだ車種のうち、最も購入してもいいかなと思ったのがボルボV60とスバルレヴォーグです。

まず国産車から。マツダ6はスタイリッシュでしかもディーゼルエンジンを積んでいることも魅力です。

ただこのマツダのディーゼル、あまりいい経験をしていないのでした。会社の車としてスカイアクティブDのデミオに乗っていたことがあるのですが、たまにノッキングのようなガクガクするような症状が出るのです。点検時に調べてもらうと、エンジンのシリンダー内に煤がたまっていたのが原因であり、1気筒止まってしまっていたという診断でした。エンジン内を掃除してもらって一旦症状が出なくなりましたが、しばらくするとまたガクガク。たまたまその個体が良くなかったのかもしれませんが、ネットで検索すると同じような症状が報告されていました。当時は発売されて間もない時期でしたので、現在は解消されているかもしれません。

最近のマツダの車ってスタイルが良く、走り味もかなり考えられています。広島に住むものとしてマツダを応援したい気持ちもありますが、そのへんが不安なのでした。

 

では、輸入車は?

ワゴンといえばまず思い浮かぶのが、ボルボですね。最近目を見張るような勢いがあります。SUVモデルのXC60とXC40で2年連続日本カーオブザイヤーを受賞しました。もとはスウェーデンのメーカーですが、現在は中国資本の下にあります。それにより潤沢な開発資金が投入されたのか、かなり魅力的な車を連発しているのです。ステーションワゴンのV60もかなりカッコよく、もちろんワゴンなので荷物もたくさん積めます。

しかし残念ながら予算オーバーです。今回車を選ぶにあたって総額500万円未満を条件としました。ボルボV60だと一番安価なモデルで5,140,000円からとなっており、それにオプションや諸費用を加算すると完全に予算オーバーです。

そうなるとベンツのCクラスやBMW3シリーズは500万円以上からという価格帯になりますので、一瞬で候補から外れてしまいました。こんなに高かったっけ?CLAシューティングブレークも、オプションを物色すると簡単に500万オーバーです。

残ったゴルフ、メガーヌ、308の3台は金額的にはそれほどではありません。

ただなんだかあまりそそられません。まあこれはもう完全に個人的な好みの問題ですが。買って乗ったとしても、もしかするとあまり満足できないような気がしました。というのもあまりに優等生的な感じがして、面白みが無さそうだと思ったんですね。まあこのクラスって実用的に使用することが重要視されると思いますので、そんなことを求めてもしょうがないといえばしょうがないのですが。

あと、リセールがあまり良くなさそうです。もともと国産のセダンのスポーツカーに乗っていたことがあるのですが、8万キロ走った車体でもそこそこ高い金額で売却することができ、リセールが高いことは良いことだと思い知ったのでした。次に買い替えやすくなりますね。リセールという面では、どうしても日本車に分があります。

それに点検や車検など、国産の方が安く済みそうです。現在はBMWミニで外車ですが、これから色々と物入りになるでしょうから、しばらく日本車に乗りたいと考えています。

 

ステーションワゴンはあり?なし?

 

候補の中から1車種に絞ると擦ると、スバルレヴォーグが残りました。

レヴォーグもいい車ですし、一度は乗ってみたくもありますが、この後で検討するSUVと比較すると、SUVでいいかという気持ちになってしまいました。

また、これまで高い着座位置の車って乗ったことがありません。ステーションワゴンだと今とあまり代わり映えしませんので、それなら一度SUVに乗ってみようかという思いが強くなり、今回ステーションワゴンは見送ることにしました。

車としては最近あまり人気がありませんが、かつてのようにもっと注目を浴びても良いボディタイプだと思います。いかんせん選択肢が少な過ぎですね。

 

まとめ

 

以上ステーションワゴンを検討してみました。荷物も積めるうえ、そこそこ走るということで、ステーションワゴンってかなりいいんじゃいかと思うんですが、人気が無くなるなに連れて販売中の車種もかなり少ない状況です。

まあ確かに走りを求めたとしてもそれをどれだけ発揮できるんだという考えももっともで、それならさらに使い勝手の良いミニバンに目が向くのも当然の結果なのかもしれません。

結果的に自分もステーションワゴンは見送ってSUVから選ぶことにしました。

けどステーションワゴン、もっと盛り上がって欲しいですね。