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新幹線シートのリクライニング。その諸問題を考える。適切な角度は?挨拶って必要?

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新幹線のシート。デフォルトでは結構立っているので、ある程度リクライニングしなければ快適に座れません。では、どれくらいリクライニングしてもいいのか。あまりに倒すと、後ろの席の方の迷惑となります。そして、倒す時に挨拶はいるのか。

シートをただリクライニングするだけなのですが、そこは公共の場。色々と考えるべき問題があります。

新幹線通勤で毎日乗車するなかで、自分なりにたどり着いた答えをご紹介したいと思います。

 

この記事の内容

・新幹線シートのリクライニングに付随する諸問題について、それぞれ自分なりの結論を出す。

 1.倒す時に挨拶必要?問題

   結論:挨拶なんて不要

 2.適切なリクライニング角度問題

   結論:隣のヘッドレストとの隙間が3cmできるくらいまでの角度

 3.たまにリクライニングできない人がいる問題

   結論:自分のレバーの位置に気をつけろ!

 4.リクライニングを戻さずに降りるヤツがいる問題

   結論:座る前に要チェック

 

 

 

 

倒すときに挨拶って必要?問題

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「倒してもいいですか?」絶対いらないですよね。どうせ倒すのに。「ダメです」なんて言う人もいないでしょう。たまにこのように律儀に尋ねる方がいます。いい人なんだろうなと思います。

ただ、やはり挨拶はいらないですね。なぜなら、多少倒すのがデフォだから。みんなリクライニングするから。

「みずほ」や「さくら」の指定席のようなゆったりシートは、倒さなくても快適な角度にあらかじめ設定されています。しかし、のぞみの場合、一番立った状態はほぼ垂直であり、リラックスして座れません。多少倒して使用するのがデフォなのです。

当然後ろの席の人もリクライニングしていますし、前に人が座ったら当然リクライニングするだろうと認識しています。

新幹線車内は、吉野家と同じ。殺伐とした空間なのです。ただ腹を満たす目的のために利用する吉野家と同様、ただ黙々と移動するためにシートへ座っているのです。余計なコミュニケーションは無用。

ただただ黙って粛々と肘おきのレバーを引っ張れば良いのです。

 

結論:不要!

 

 

適切なリクライニングの角度問題

どれくらい倒してもいいのか。角度と居心地の良さは比例します。ところが、後ろの席や人からすると、前席の角度と居心地は反比例の関係にあります。

つまり、あまりに倒すと迷惑になります。後ろに人がいる場合の、適切な角度というかマナーはあるはずであり、それはどれくらいなのでしょうか。

恐らくそれは、ハラスメントの基準と似ています。相手が不快に思わない程度。許容限界角度未満の角度。

その許容限界角度ってどれくらいなのか。人によっても、当然違うでしょう。なので、基本的には自分が後ろの席に座ったとして、イラっとしない角度を基準とすれば良いと思います。

それってどれくらいなのか、実証してみました。

 

まず前席の人から見て、これくらいリクライニングした場合。隣の席と比較して、ヘッドレスト部分がギリギリ重なるくらい。個人的にはこれくらい倒せば十分なので、いつもこれくらいの角度です。

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この状態で後ろの席から見てみます。まあそんなに圧迫感を感じませんね。

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次にヘッドレストの隙間が3cmくらいの場合。これくらい倒せば、結構楽です。

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では後ろの席はどうでしょう。多少圧迫感を感じます。恐らくこれくらいが、暗黙の了解の限界であると思います。

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斜め後ろから見るとこんな感じ。

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では、さらに倒してみると?隙間が10cmくらいです。

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結構圧迫感を感じます。許容限界角度を少し超えている感じですね。

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斜め後ろから見るとこんな感じ。はたから見ても結構倒していると感じるでしょう。

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最後にMAXまでリクライニング。これ以上はリクライニングできませんでした。

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結構圧迫されます。かなり狭く感じます。こんな人の後ろに座りたくないですよね。

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斜め後ろから。リクライニング角度は、後席の人がテーブルで駅弁を食べることが可能なギリギリのスペースを確保できる程度までで制限されているのでしょう。かといってここまで倒すのは、暗黙の了解をかなり超えていると思います。

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結論:ヘッドレストの隙間が3cmくらいまで

個人的には、ヘッドレストの隙間が3cmくらいまでが、許容できる角度であると感じました。これ以上倒されると、圧迫感を感じますし、あまり気分の良いものではありません。

まわりの乗客についても、ほとんどの人はこれくらいの角度に抑えているようです。自分がイラっとすることは他人にもするべきではなく、リクライニングはこれくらいまでというのが共通する「暗黙の了解」なのだと思います。

 

 

リクライニングできない人がいる問題

たまに前の席の人がもがいています。背中をシートに押しつけますが、びくともしません。リクライニングできないのです。もちろん意地悪して倒せないよう後ろから押しているのではありませんよ。

たいていの人は、間違ったレバーを引いていたことに気づきます。たまに、諦める人がいます。リクライニングの機能が壊れたハズレのシートに座ってしまったと思っているのでしょうか。

3列シートの窓側に座った人が、よくそのような事態に陥っています。間違えて中央のシートのレバーを引いているのです。

2列シートは間違えようがありません。窓側は左、通路側は右にリクライニングのレバーがあります。

問題は3列シート。通路側から順に、右左左となっています(進行方向によっては逆になります)。窓側の席には、左右の肘おきにレバーが存在することになります。

よく考えたら自分のレバーは隣と反対側にありそうなものですが、意識せずにリクライニングしようとして、あれっとなるのです。実は自分も一度「倒れん!」状態に陥りました。いざその状態になると、なかなか冷静さを取り戻せず、右のレバーに気づかずになんども背中をボンボンとやってしまうのです。

 

結論:3列シートの窓側に座るときは気をつけろ!

 

 

降りる時にシートを起こさないヤツがいる問題

新幹線のシートにまつわるもので、もっともイラっとすることは?

誰も座っていない前席がリクライニングしている時。前に誰もいないのに、自分だけ不利益を被っている状態です。降りる時にちゃんと元に戻せよって感じですよね。車掌さんの車内アナウンスでも、リクライニングは戻すようおっしゃっています。

シートを選択する際、基本は前列が倒れていないシートを選びます。ただ、ぼんやりしている時など座ってから空間が狭いことに気づくことがあります。前のシートに手を伸ばして、リクライニングを起こさなければなりません。結構手を伸ばさないと届きません。

座る前であれば、通路側シートの下にあるレバーを踏めば、ボンっとシートが戻ります。

何はともあれ、降りるときには元に戻しましょう。

 

結論:座る前に要チェック。倒れていたら、足のレバーで戻しましょう。

 

 

まとめ

以上新幹線シートのリクライニングに焦点をあてて記事を書いてきました。 特にリクライニングの角度は、誰もが関心を持つ事項ではないでしょうか。あまり倒し過ぎると、後席の人の気分を害してしまいます。みんなが気持ちよく過ごせるよう、一人一人マナーを気をつけて乗車したいものです。

 

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