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つみたてNISAどうなった?2021年末時点の資産額を報告します。

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積み立てNISA。年間2,000万円問題を受けて、かなり口座数が増えているようです。我が家でも毎月積み立て投資を行なっています。

もともとNISAをしており、つみたてNISAに変更したのは2020年の途中から。

で、どれだけ増えたの?2021年末時点の運用成績をご報告したいと思います。

運用成績をといっても頻繁に売り買いしている訳ではなく、コツコツと毎月何も考えることなく、自動的に購入しているだけです。

 

 

 

 

毎月の投資先とその掛け金は?

まず、現在毎月積み立ている投資信託をご紹介します。

つみたてNISAだけでなく、特定口座でも積立投資を行っています。その理由は下記の2つ。

 

特定口座でも積立投資を行う理由

・33,333円以上積み立てたい

・債券にも投資する

 

つみたてNISAは年間で40万円という投資枠が設定されています。月にすると33,333円です。なので、毎月50,000円を積み立てたいといった場合は、イデコや特定口座を利用することになります。

また、つみたてNISAの対象商品は株式が中心であり、債券がラインナップにありません。債券への投資の必要性は議論のあるところですが、個人的には暴落時の調整弁の役割として一部債券に投資をしています。もちろんメインは株式ですが。

 

www.sunomono19.com

 

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つみたてNISAと特定口座。それぞれ以下の投資信託を積み立てています。合わせて、毎月の積立金額も記載しています。

 

つみたてNISAでの投資

■SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(米国株、S&P500)

 →28,733円

■三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX))(日本株、TOPIX)

 →2,300円

■三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(新興国株)

 →2,300円

 

つみたてNISA合計:33,333円

 

特定口座での投資

■SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(米国株、S&P500)

 →4,267円

■三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX))(日本株、TOPIX)

 →1,700円

■三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(新興国株)

 →700円

■ニッセイ外国債券インデックスファンド(先進国債券)

 →10,000円

 

特定口座合計:16,667円

 

つみたてNISAと特定口座を合わせてちょうど50,000円になるよう設定しています。

投資先別の割合をまとめると、こんな感じです。

 

米国株 66%

日本株  8%

新興国株  6%

先進国債券  20%

 

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半分以上は、もっともリターンを期待できる米国株に投資しています。日本株と新興国株に少々。

債券はリターンを期待するというよりは、株が暴落したときに資産全体の減少幅を和らげるのと、売却して安くなった株への投資資金となることを期待しています。

 

 

資産別の成績は?どうなった?

現在購入している資産は、米国株、日本株、新興国株、先進国債券の4つです。それぞれどれくらいのリターンを生み出したのでしょうか。

2020年の途中から2021年末までに購入した金額と、21年末時点の評価額を見てみましょう。

ちなみに債券については、21年の途中から投資を始めており、投資期間が少し短いです。

 

米国株

投資金額:488,849円

評価額:635,509円

増減:+147,020円

 

日本株

投資金額:52,601円

評価額:57,195円

増減:+4,594円

 

新興国株

投資金額:45,937円

評価額:47,980円

増減:+2,043円

 

先進国債券

投資金額:62,401円

評価額:63,006円

増減:+605円

 

そもそもの投資金額が全然違うので、単純に増減額だけを見ても意味がありません。率でも見てみましょう。

 

資産別の増減率

米国株:+23.1%

日本株:+8.7%

新興国株:+4.4%

先進国債券:+0.97%

 

USA!USA!米国株がダントツの好成績を残しています。強いですね。日本株もそこそこなリターンですが、まさに桁違いです。ポートフォリオを米国株に絞れば、全体のリターンはさらに増えていましたね。うちの資産の牽引役です。

意外にも新興国はあまりリターンが良くありませんでした。新興国には中国も含まれており、高い経済成長の恩恵を享受できそうなものですが。

ただ、上記の結果は、1年ちょっとの短期間のもの。これから10年20年と続けていくことになります。

市場はサイクルで動いており、たまたま先進国の成績が良かったタイミングであるとも言えます。一昔前は、新興国のリターンが大きかった時期もあります。

なので、この傾向が今後も続くとは限りません。もしかすると日本株がゴッと上がるかもしれませんし、景気が悪化すれば債券のリターンが良くなることもあるでしょう。さらに米国が伸びる可能性も。

そう、今後どうなるかはわからないので、短期間である上記の成績はあくまでも参考程度で。

 

 

やはりアメリカが強かった

とはいえ、USAは強いですね。

先ほど将来はどうなるか分からないと書いたばかりですが、過去数十年の実績を見る限りにおいては、やはり米国株が最強です。

今後もこの傾向が続く可能性は高いと思われます。資産を一早く最大化させるには、米国株一本に絞るのもアリでしょう。

米国株が強い理由としては、下記の事項があげられます。

 

・世界最強の国家であること

軍事的にも経済的にも最強の国家です。GDPは約22.6兆ドル。日本は約5.4兆ドル。日本の4倍以上です。

 

・グローバル企業の多さ

スマホはiPhone、会社ではWindowsパソコン、コカコーラを飲み、家ではアリエールで洗濯します。すべてアメリカ企業。世界中に浸透している企業が多く、世界中で生み出された富がアメリカに集まるという図式であると言えます。

 

・新規事業の生まれやすさ

GAFAMだけでなく、NetflixやUberそしてテスラなど、急成長する会社が多数生まれ続けるのもアメリカの強さ。宇宙船を開発するスペースXなんて会社も。

 

・株主重視の経営

コーポレート・ガバナンスが確立しており、会社は株主のものという意識が浸透しています。自社株買いや増配が積極的に行われています。P&Gのように数十年連載で増配を続けている企業が多数存在します。

 

・株式投資の文化

日本ではようやく投資が一般的になってきましたが、アメリカでは古くから投資を行う文化が育まれています。インデックスファンドは、アメリカのバンガード社によって開発されました。

 

などなど、アメリカの株が強い理由をあげるとキリがありません。中国がその地位を脅かそうとしているとはいえ、このような国家は他にありません。唯一無二の存在です。そんな国の株式投資するのは、理にかなった行動であると思います。

 

 

まとめ

つみたてNISAを開始したのが2020年の途中から。2021年末時点の資産の様子をレポートしました。

概ね増えてはいますが、特に米国株の伸びがすごいですね。時期的にも大規模な金融緩和の影響を受けたタイミングであり、バブルに近い状況でした。

ところが2022年の初めあたりから、インフレを抑えるための金融引き締めが議論されています。つまり、これからは株価が下がるターンに入りそうです。

とはいえ長期で見ると経済は成長していくものであり、一時的に株価が下がっても気にせずにたんたんと毎月の積み立て投資を続けていくだけです。

 

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