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つみたてNISAなんにする?現在購入中の3つのインデックスファンドとその理由について

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つみたてNISA。

年金2,000万円問題を機に、多くの方が活用されていると思います。購入した金融商品の利益に税金がかからず、大変有利な制度です。

かくいう自分も、昨年から積み立てを開始しました。それまでは、一般NISAを利用していましたが、つみたてに変更した次第です。

つみたてNISAを開始するにあたって気になることと言えば、他の人がどんな商品を積み立てているのかということ。最終的には自身の判断で決定すべきですが、他人の考え方も大いに参考になるところです。

ということで、現在積み立て中の投資信託と、それを選んだ理由をご紹介します。

 

この記事の内容

・つみたてNISAで購入する商品を選ぶ条件は以下の3つとした。

 1.インデックスファンドであること。

 2.手数料がもっとも低いもの。

 3.株式を投資対象とするもの。

 

・現在以下の3つのインデックスファンドを積み立て中。

 1.SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

 2.eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

 3.eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

 

・米国株を買っておけば間違いないはず。為替リスクを考えて、一応日本株も。これからは新興国株が盛り上がると予想。

 

 

 

 

商品を選んだ3つの条件

つみたてNISAで選べる商品は、金融庁が選んだ193本の投資信託やETFです。193本もあるので、どれにしようか大いに悩みます。

積み立て対象の商品を決めるにあたって、以下の3つを条件としました。

 

3つの条件

1.インデックスファンドであること

2.手数料がもっとも低いもの

3.株式を投資対象とするもの

 

1.インデックスファンドであること

投資信託かETFか

つみたてNISAでは、投資信託とETFが購入できます。

ETFのメリットは、手数料が安いこと。そして、容易に市場で売買できること。デメリットは、1株単位で購入する必要があり、購入金額が変動することです。

つみたてNISAは毎月の上限が33,333円と決められています。毎月上限枠いっぱいまでドルコスト平均法で積み立てたいという理由から、金額指定で購入可能な投資信託を投資対象としました。

 

インデックスファンドかアクティブファンドか

インデックス型の投資信託を選びました。

インデックスファンドは、指数に連動するように設計されています。指数とは、日経平均やTOPIX、ニューヨークダウなど、株価の動きを全体的に捉えるための数値のこと。市場の平均と言ってもいいでしょう。

インデックスの反対はアクティブ。ファンドマネージャーが銘柄を選択し、売り買いする投資信託です。

色々なところで言われていることですが、ほとんどのアクティブファンドはインデックスファンドの成績に負けてしまいます。短期で見ると、株価は上下に激しく変動します。ところが、長期になると平均へ回帰する傾向があります。一時的に大きく上昇しても、そのうち大きく値を下げてしまいます。チャートを見るとよくわかりますが、株価はジグザグに動いています。つまり長期で考えたら、それほど成績に違いが出ない可能性が高いのです。一般的にアクティブファンドは手数料が高く、それにより結局はインデックスファンドに負けてしまうのです。

 

2.手数料がもっとも低いもの

ここで言う手数料とは、信託報酬のことです。毎年0.1%とか0.2%といった割合で、資産額から引かれていきます。高いと数パーセントというものもあります。ちょっとの手数料の違いが、将来の資産額に影響します。例えば毎年5%のリターンが得られるファンドがあったとして、信託報酬が毎年1%もかかったら、実質のリターンは4%ということになります。少しでも安いほうが有利です。

インデックスファンドならなおさらです。

例えば、日経平均を対象とするファンドは、様々なものが販売されています。すべて同じ指数を対象としているのであり、ファンドが購入する銘柄はほぼ同じになるはず。だから成績はどれを買っても同じ。手数料が高いものほどリターンが高いということはありません。結局同じものを買うなら、手数料が少しでも安いものを選ぶべきです。

 

3.株式を投資対象とするもの

色々調べた結果、長期投資をするなら株式一択であるという結論に至りました。

過去の実績から、短期的には損をする可能性が高くても、10年以上といった長期で保有し続ければ、マイナスとなる確率がかなり小さくなるのです。

投資対象は、株式のほかにも債権や不動産、金といったコモディティがあります。長期で見ると、株式のリターンがもっとも高くなるようです。まあ、あくまでも過去の実績なので、今後も同じような傾向があるとは言えません。でも今後もそうなるだろうと信じて、株式を投資対象と決めました。

私たちは資本主義経済の中で生活しているのであり、資本主義の中心は企業です。その企業の所有権である株式は、今後も重要な資産であり続けるでしょう。そして、各企業は株式の価値を高めるために日々努力しているのであり、基本的には右肩上がりになるはずなのです。

そもそも、つみたてNISAの商品ラインナップが株式一択となっています。つみたてNISAでは、株式を対象とするものか、バランス型のファンドが購入可能です。債権やREIT(不動産)の投資信託があっても良いと思うのですが、どういうわけかバランス型以外は株式のものばかりです。投資するなら、リターンの良い株式にすべしという金融庁の判断なのでしょうか。

 

 

現在積み立て中のインデックスファンドを紹介

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では実際に積み立て中のインデックスファンドをご紹介したいと思います。以下の3種類のファンドを積み立て中です。

 

積み立て中の3つのファンド

1.SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

2.eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

3.eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

 

3種類に分散する理由

様々な情報を集めていると、米国株一択で良いという意見を結構目にします。確かにこれまでの実績から言えば、それが正解でした。バブル崩壊後日本の株式は長い間低迷しましたし、新興国もずっと低調でした。そんな時でも米国株はお構いなしに右肩上がり。やはりアメリカは強いです。

ただ、これからも同じことが言えるかというと、それは誰にも分りません。分からないからこそ分散することにしました。新興国は何だかんだ言ってもこれから伸びそうですし、コロナの影響の少ないアジアはこれから来そうな気がします。為替リスクを考慮すると、日本株も入れておいても良さそうです。

とは言っても今後もアメリカは強いでしょうし株価も堅調に推移するでしょう。ただ、それは予想の範囲内でしかありません。未来のことなど全く分からないからこそ、米国株に重心を置きつつ分散することにしました。

 

それぞれのウェイトは?

以下の割合で積み立てています。

 

積み立ての割合

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド = 75%

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)= 15%

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス = 10%

 

円グラフにしてみました。 

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米国株の比重がもっとも高くなっています。4分の3が米国株。残りの4分の1で、日本株と新興国株に投資しています。

この割合にした理由は、なんとなく。特に難しい計算をした訳ではなく、こんなもんだろうという感じです。

 

3つのファンドを選択した理由は?

なぜこれら3つの投資信託を選んだのか。その理由を解説します。

 

1.SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

まず、米国株を購入するにあたって、S&P500が良いと考えました。あの投資の神様、ウォーレン・バフェットも推奨しているようです。

米国株でよく聞く指数と言えば、ニューヨークダウ。もちろんこれを対象としたインデックスファンドもあります。

ただ、投資の基本は分散させること。ニューヨークダウは、30種の銘柄のみで構成されています。一方でS&P500は、その名の通り500銘柄。多い方がいいだろうと考えた次第です。

また、VTIというETFをベースとした、全米のすべての株式に投資するファンドもあります。分散という意味ではこちらのほうが優れていますが、これはもう好みの問題。将来的にどちらがいいのかなんて、誰にも分かりません。

S&P500のインデックスファンドの方が、信託報酬の低い商品があることから、そちらを選ぶことにしました。

では、数あるS&P500のインデックスファンドの中で、どうしてSBIのこれにしたのか。その理由は単純。もっとも手数料が低かったから。

リーズナブルな投資信託と言えば、三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slimシリーズ。残りの2本は、このシリーズのファンドです。

SBIバンガードは、eMAXIS Slimよりも少し安いのです。それぞれの信託報酬は以下の通り。まあ、誤差の範囲ですね。どちらを選んでも構わないでしょうが、一応安い方で。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド:0.0938%

eMAXIS Slim米国株式(S&P500):0.0968%

 

米国株は入れておくべき 

とにかく、米国株はポートフォリオに組み込んでおくべきと考えます。最近は中国企業の勢いがすごいと言っても、なんだかんだアメリカ企業は最強であると思います。

自身の周囲を見渡しても、アメリカ企業のものばかり。携帯はiPhone。会社ではWindowsを使います。最近セールスフォースが導入されました。WEB会議はZOOM。システムがクラウド化されたら、AWSのサーバーを使います。

個人の生活でも、みんなマクドナルドが好きですし、コカコーラやスタバも好き。洗濯はアリエール、子供のオムツはパンパースでした。コストコでの買い物が楽しすぎます。町中ウーバーイーツだらけ。家中Amazonの箱だらけ。

航空自衛隊の主力戦闘機はF-15イーグル。今後はF-35を調達予定。護衛艦にはイージスシステムが運用されていますし、スタンダードやハープーンといったミサイルが搭載されています。

日本はアメリカの子分だからという訳ではありません。世界中で起こっている現象です。米国企業は世界中で活躍しており、言い換えれば世界中のお金がアメリカに集まる仕組みとなっているのです。

アメリカ最高、アメリカ最強でしょう。

 

2.eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

なぜ日本株を?

米国株を購入するということは、一度円をドルに換えてから市場で購入します。ドルと円の為替レートは常に変動しており、その時々によって買える株数が変わります。購入時に円高であれば、より多くの米国株が購入できますが、逆に円安だと変える数が減ります。逆に売却時に円安であれば、より多くの日本円が得られることになります。

つまり外国株は価格変動だけでなく、為替変動のリスクもあるということ。

実は日経平均は過去最高値を更新しました。あれっ?確かに2021年1月には2万8,000円を超えてバブル後最高値を更新しましたが、バブル期の3万8,915円は超えてないはず。

日本から見るとその通りです。しかし、アメリカから見ると違うのです。過去最高値を更新しました。それは、バブル期と今では、為替レートが違うから。ドルに換算すると、過去最高値に到達しているのです。アメリカからすれば、日本株もヤバいくらい上がっていると見えているはず。

ということは、米国株の利益が為替レートで相殺されてしまうリスクも考えられます。為替レートのリスクを抑えるため、日本株もポートフォリオに加えることにしました。

 

日経225かTOPIXか

TOPIXを選択しました。日経平均株価は日経225というように、225銘柄で構成されています。TOPIXは東証一部に上場する全銘柄が対象。2,191社にのぼります。

より分散させる意味でTOPIXを選択しましたが、もう好みの問題です。

東証一部には今後成長が期待できないような企業も多く含まれています。これから大きく成長を遂げるなら、マザーズやジャスダックに上場しているはず。成長した結果東証一部に上場しているのであり、衰退中の企業も多いはず。それなら225銘柄に厳選された日経平均の方が良いという意見もあります。

 

3.eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

なぜ新興国を入れようと考えたのか。この10年の成績で言うと、新興国株には投資せずに米国株のみに投資した方が高いリターンを得られました。今後も米国株のみでも良さそうです。

当初100%アメリカにしようと考えましたが、今後新興国株が盛り上がると考えました。新興国特に東南アジア圏は高い経済成長を続けていますし、いずれ株価にも反映されるでしょう。市場はサイクルで動いており、低迷期のあとは再び盛り返すことが予想できます。

新興国には、中国やインド、韓国、台湾、香港、ブラジルなどが含まれます。つまりアリババやテンセント、サムスン電子、TSMCや鴻海が含まれるということ。勢いのある会社に投資できるのも、新興国株式の魅力です。

 

 

まとめ

以上つみたてNISAで購入中のインデックスファンドを紹介してきました。とにかく言いたいことは一つ。米国株を買いましょうということ。

ただ、今後はどうなるか分からないので、あくまでも投資は自己責任で。

 

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