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22年2月末まで延長!新幹線直前割について。利用条件はどうなった?

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単身赴任の救世主であるJR西日本の「直前割」。こだまとひかりに制限されているとはいえ、新幹線に半額に近い運賃で乗車することができます。毎週末楽に帰省できるのも、この直前割のおかげです。時々バスも利用しますが、リーズナブルな反面しんどいですよね。

この直前割。実は暫定的な施策です。コロナ禍で乗客数が大きく減少したことへの対策としてスタートしました。数ヶ月ごとに期間限定で設定されており、乗客数が以前のように回復したら、この切符は無くなってしまうかもしれません。

実はこの11月末で、現状の直前割は一旦終了でした。しかし嬉しいことに、来年の2月末まで継続されることが決定しました。継続が決まるまでは、毎回ヤキモキします。

継続されることになった直前割。期間は?運賃は?利用方法は?毎週末解説します。(2022.7更新)

 

 

 

 

新幹線直前割とは?

JR西日本が設定する切符であり、西日本管轄の新幹線路線のみ利用できます。つまり新大阪〜博多間で利用可能です。

直前割という名称の通り、乗車の3日前からしか買えません。一度購入すると、基本的に変更は不可です。

乗車日も制限があります。金、土、日と祝日のみ利用可能です。平日は乗れません。ビジネスではなく、休日のお出かけでの需要を狙った商品であることが分かります。休日と休日に挟まれた平日は、金曜でなくても設定されることがあります。

乗車できるのは、「こだま」と「ひかり」のみ。のぞみは乗れません。すべてのこだまとひかりで、直前割が設定されていますので、ちょっと早く着くひかりが狙い目です。

また、指定席限定であり、自由席は乗車できません。グリーン席の設定もありません。乗車予定の新幹線に乗り遅れた場合、一般の指定席切符であれば自由席に乗れますが、直前割は不可です。買い直すしかありません。なので、きちんと計画的に利用する必要があります。

切符はインターネット予約「e5489」でのみ購入できます。券売機やみどりの窓口では販売されていません。ただ、乗車前には切符を発券する必要があり、みどりの券売機やみどりの窓口で受け取ります。

 

新幹線直前割まとめ
・通常料金の6割程度の運賃。

・新大阪博多間のこだまとひかりに乗車できる。

・金土日と祝日のみ利用可能

・3日前から、e5489で購入可能。

・指定席のみ。変更不可。

 

具体的な運賃は下記の表にまとめました。

直前割と通常運賃の比較
 発  着  通常運賃   直前割   割引率
 新大阪  岡山    5,610  3,900  30.48%
 新大阪  広島     9,890  6,200  37.31%
 新大阪   小倉  13,870   8,200  40.88%
 新大阪  博多  14,750  8,400   43.05% 
 新神戸  岡山    5,170  3,700  28.43%
 新神戸  広島     9,670  6,100  36.92%
 新神戸  小倉  13,540  8,000  40.92%
 新神戸  博多  14,420  8,200  43.13%
 岡山  広島    5,610  3,900  30.48%
 岡山  小倉  10,550  6,800  35.55%
 岡山  博多  12,100  7,400  38.84%
 広島  小倉    7,140  4,900  31.37%
 広島  博多    8,570  5,800  32.32%

 

 

継続が決定!いつまで?これまでと異なる点は?

11月24日に、直前割の継続が決定されました。

まず過去の設定期間を振り返ります。

第一弾:2020年9月18日〜2020年9月27日

第二弾:2020年10月2日〜2020年12月20日

第三弾:2021年1月15日〜2021年3月28日

第四弾:2021年4月2日〜2021年6月27日

第五弾:2021年7月2日〜2021年11月28日

まず第一弾は、シルバーウィークの利用促進のために設定されました。やってみたらかなり好評だったようで、10月以降も継続されます。

小刻みに期間が定められていますが、今のところ年末年始を除いて継続的に設定されています。まだまだ以前のように乗客数が戻らないなか、一定の人気を得ている直前割は今後も継続される可能性が高そうです。

そして、第六弾。下記の期間で継続されることになりました。

第六弾:2021年12月3日〜2022年2月27日

    (※12月31日〜1月2日は除く)

ちなみに第〜弾は個人的に便宜上つけているもので、公式にはこのような呼び方はしていません。

利用条件はこれまでと同じです。運賃も一緒。期間が延長されたのみです。

 

まとめ

現在は大阪に単身赴任中。家族は広島にいます。新幹線直前割のおかげで、週末は広島に帰ることができています。月に1回会社から帰省の費用は出ますが、毎週家に帰りたいですよね。

設定期間の終わりに近づくと、毎度次はあるのかとヤキモキします。今回も無事継続されることになりました。2月末まで。またその頃になるとヤキモキするのでしょう。恒久的な切符にして欲しいものです。

 

追記:直前割が終了

結局第六弾で直前割が終了となりました。もう安い価格で新幹線を利用できないのでしょうか?

いや、日本旅行のバリ得があります。直前割よりは少し高くなりますが、十分安い価格で新幹線に乗車できます。しかも金土日祝といった曜日の限定がありませんので、直前割より使いやすいと思います。

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