久しぶりに始めようと思った登山。10年ほど前は、テント泊で北や南のアルプスを縦走したものです。登山道具は基本的に丈夫ですが、10年も経つと使えないものもあったりします。
特に靴。靴底を貼り付ける接着剤が加水分解します。古い登山靴を履いてでかけたら、靴底がベローンと剥がれてしまったなんてことはよく聞く話です。登山において、靴はもっとも大事な道具。無事に下山するには、靴も無事でなければ。
そこで、新たな登山靴を買うことに。まずは近隣の低山から登山に慣れていくつもり。荷物がそんなに重たくならない日帰り用の登山靴。そして、カッコいいやつ。
そこで目をつけたのが、アディダスのトレッキングシューズです。実際に購入して、3回の登山で使ってみました。使い心地を報告します。
アディダスのトレッキングシューズ「テレックス AX4 ミッド GORE-TEX ハイキング」について
アディダスのアウトドア向けのラインが「アディダス テレックス」です。ハイキングやトレラン向けのシューズやウェアがたくさん展開されています。スポーツアパレルならではのカッコ良さがその特徴です。
今回購入したのはトレッキング向けのシューズ「テレックス AX4 ミッド GORE-TEX ハイキング」です。その名の通り、ミッドカットのモデルです。同じラインでローカットのモデルもあります。
定価:17,600円(税込)
全体的なフォルム。カッコいいですよね。
横から。アディダスの3本線が左右に入っています。
真後ろから。
正面から。やはりカッコいいですね。
ゴアテックスが使用されており、防水性や透湿性を備えています。
タイヤで有名なコンチネンタルのソールが使用されています。スパイクのようなパターンで、しっかりと地面を噛んでくれます。
サイズ感は少し小さ目な印象。いつものサイズより1〜2サイズ大きめのものを選ぶとちょうど良い感じ。店頭で試し履きし、いつものサイズより1cm大きめのものを購入しました。
実際に登山で使ってみました
試した山はこちらの3つ。
・呉娑々宇山 広島県
・白木山 広島県
・六甲山 兵庫県
白木山は登山口と山頂の標高差が800m以上ある広島県でもっともキツイ山と言われています。よくトレランの練習に用いられています。
六甲山は関西ではお馴染みの山。全山縦走路の後半部分、新神戸駅から摩耶山と六甲山を経て、宝塚駅に降りてくるルート。全長26kmで、8時間以上歩いてきました。
これだけあるけば、その靴の良し悪しが分かるでしょう。
まず結果から。
いいトレッキングシューズでした。
登山の専門メーカーではない、アディダスのトレッキングシューズ。ソールも登山で定番のビブラムではありません。
使ってみた感想は、、、まったく問題なし。
履き心地は悪くありませんし、どこかが痛くなることもありませんでした。まあ、たまたま自分の足に合っていたのかもしれませんが。
六甲山で8時間歩いても、その間ずっとアディダスのトレッシングシューズは良き相棒でした。蒸れた感じもあまりありません。
グリップも問題なし。岩場の下りでも安心感がありました。砂や落ち葉の浮いているところは、それなりに滑りますが、それはどんな靴でも同じでしょう。
また、トレッキング用に作られているだけあって、丈夫な作りになっています。何度も固い岩にぶつけましたが、どこかが剥がれたり破れたりなんてことは一切ありませんでした。
心配なポイントは?
今のところおおむね満足なシューズです。あとは良い状態がどれだけ続くか。ソールが長持ちすれば良いのですけど。ソールのブロックパターンがああいう形ですので、山が削れやすいのでは?と感じてしまいます。まだ3回しか使用しておらず、そんなに減った感じでもないですが、これからどれだけもつのかまだ分かりません。
ソールのもち以外は、特に心配なところはありません。
まとめ
アディダスのトレッキングシューズをご紹介しました。登山用のブランドではないアディダスのシューズですが、かなりレベル高く仕上がっているように感じました。とにかくかっこいいですよね。
長時間の山歩きでも、足が痛くなることなく快適に歩くことができました。もちろん人によって合う合わないがあると思いますので、店頭でしかっり試すことが重要です。靴は登山でもっとも重要な道具です。
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