2020年4月にオープンした四国水族館。前から行きたかったこの水族館に、とうとう訪れることができました。
瀬戸大橋からすぐ近くの海沿いにある真新しい水族館。海遊館やちゅら海のように決して大規模ではありませんが、四国観光で是非立ち寄るべき地域に根ざした水族館です。
四国水族館をレポートします。
四国水族館ってどんなとこ?
香川県に2020年4月にオープンした水族館です。うたづ臨海公園の中にあります。
瀬戸内や太平洋に住む生物を中心に、400種類1,400点の生物が展示されています。展示水量は2,233トン。広島の宮島水族館が1,837トン、島根のアクアスが4,500トン、下関の海響館は3,200トン。大阪の海遊館は11,000トン。日本最大の水量を誇るのは名古屋港水族館は、なんと24,600トンもあります。四国水族館は、比較的小規模な水族館と言えるでしょう。
大人(高校生、16歳以上):2,200円
小中学生:1,200円
幼児(3歳以上):600円
3歳未満:無料
年中無休
9:00〜18:00
入館は閉館の30分前まで
電車なら、JR宇多津駅が最寄りです。駅から徒歩12分。岡山から直接特急でアクセスできます。岡山から特急しおかぜや南風で30分ちょっとで宇多津に到着します。
特急は料金がもったいないですよね。快速でもアクセス可能です。岡山からマリンライナーで坂出まで行き、予讃線に乗り換えます。坂出から宇多津は一駅です。
車で岡山方面から訪れる場合、瀬戸大橋を通って坂出インターで降ります。坂出インターから10分ほどで到着です。
駐車場は有料駐車場が周辺にいくつかあります。四国水族館直営の駐車場は1日600円。ホームページで空き状況が分かります。
四国水族館をレポート!
早速四国水族館の館内の様子をレポートしましょう。展示エリアごとにご紹介します。
太平洋ゾーン
カクレクマノミは水族館の定番ですね。
サンゴ礁の様子
ウツボ
このいかついのは、オオモンカエルアンコウです。
深海ゾーン
カサゴとタカアシガニ
ダイオウグソクムシ
海月(くらげ)ゾーン
まるでLEDがついているように、キラキラ光るクラゲでした。
神奈月の景
シュモクザメを下から眺められるようになっています。
綿津見の景
もっとも大きな水槽です。
上から眺めることも。
力強く泳いでいます。
瀬戸内ゾーン
蛸壺の中にタコがいます。
これはハモです。
アオリイカ
筒の中にアナゴがたくさん。
瀬戸内のヌシの景。
コブダイなど。
イワシ。キラキラしてキレイですね。
アコヤガイの養殖場の様子を再現。ハリセンボンがいました。奥にはカワハギも。
浅瀬の藻場をイメージした水槽です。
水遊ゾーン
水辺の動物が展示されています。
ちょこんと水から顔を出すゴマフアザラシ
ペンギンもいます。
アシカ
川獺(カワウソ)がいた景
ここからは2階です。まずカワウソ。
かわいいですね。
カワウソは素早く動き回るので、撮影するのが難しいですね。
淡水ゾーン
四国の川の様子が再現されています。
カワムツの群れです。
これはヤマメでしょうか。
これは何と白いウナギです。
ドジョウ
アカハライモリ
ゲンゴロウです。
このでかいのはアカメです。河口の汽水域に生息しています。
海豚プール
水族館といえばイルカショーですね。四国水族館でももちろんショーが実施されています。
かなり客席とプールが近いです。前の方の席は、水しぶきに要注意。
ショーが始まりました。イルカが高くジャンプ。
3頭がキレイに並んでジャンプ。約15分の見応えのあるショーでした。
その他のエリアについて
何やら怪しい通路を抜けていきます。ここは竜宮の景。四国には浦島太郎の伝説があるようです。
竜宮城をイメージした部屋。プロジェクターで映し出された魚が壁を泳ぎ回ります。
その先はちょっとした遊べるスペース。ペンギンの置物に色を塗って楽しんでます。
2階のキッチンせとうちで休憩。
さすが香川県。うどんは自家製麺です。
出口の先にはミュージアムショップがあります。
まとめ
四国水族館をレポートしました。めちゃくちゃ大きい水族館ではありませんが、地域の特色を反映した興味深い展示でした。かなり楽しめました。
他の水族館では、水槽の生物を紹介するのに写真のパネルを掲示していることが多いですが、ここではカフェのような手書きの看板が設置されています。魚の絵が良いですよね。
絵だけでなく、しっかりとした説明も。
休日は結構混み合うので、16時など遅めの時間がおすすめ。ゆったりと見ることができます。
ただ、イルカショーは時間が決まっているので、早めに行って席を確保するのがおすすめです。まずはイルカショーを見て、それから館内をゆっくり見て回るのがいいでしょう。
この四国水族館。四国旅行の目的地の一つに是非いかがでしょうか。また、瀬戸大橋を降りてすぐなので、アクセスもしやすいです。本州からでも気軽に訪れることができそうです。