革靴はやっぱりお店で試してから購入すべきですね。
40を過ぎたなら、足元はちゃんとしなければという想いのもと、最近革靴にハマっています。革靴をしっかりメンテして育てていくのって、楽しいですよね。
通販で購入したジャランスリワヤの革靴。グッドイヤーウェルト製法の本格革靴ですが、インドネシア製のためかリーズナブルに購入することができます。しかも今回購入したのはアウトレット品。通常の価格より1万円以上安く販売されている商品に飛びついたはいいものの、届いた靴がめちゃくちゃキツイ。アウトレットなので、返品不可。これはどうしようか。
アウトレットとはいえ2万円以上したので、履かない訳にはいきません。しかもカッコいいので、絶対に履きたい。とはいえ足を入れられないほどではないがキツすぎる。
このキツイジャランスリワヤをなんとか履くために試行錯誤した結果、徐々に足の痛みがなくなってきました。キツい革靴を履く。どのような方法があるのでしょうか。
ジャランスリワヤの靴がキツい!
購入したのはこちらの靴。ジャランスリワヤのアウトレット品です。98409というセミグローブのモデル。セミグローブとは、ストレートチップに色々穴飾りが入った形のもの。色は茶色で、7-1/2のサイズです。
アウトレット品ということで、通常より1万円以上安く購入できました。これはラッキーと思って家に届いた靴に足を入れてビックリ。
「キツイ!」
普段26.5cmを履いており、その表示通りに購入したのですが、靴によっては8を26.5cmと表記しているものもあります。8を買った方が良かったか。
何とか足は入るものの、これを履いて外に行こうものなら、地獄を見ることは明らか。小指など足先には圧迫感がそれほどありません。キツいのは甲。ジャランスリワヤは甲が低めに作られているとの情報もあり、甲が高いとされる日本人の足には合いにくいのか?特に内側の甲が当たって痛い感じです。
内羽根式の靴ですが、羽がかなり開いてしまっています。
ジャランスリワヤの靴は底の沈み込みが大きく、最初はジャストサイズでもだんだんブカブカになってしまうとの情報もあり、履いていると徐々にちょうどよくなりそうではあります。
しかし、今は履いて歩くのが厳しい状態。何とか頑張って履いて、普通に履ける状態にしなければ。なんと言っても靴はカッコいいですよね。何とか履きたい!
ちなみに履けないのに、つま先だけワックスで鏡面に仕上げてみました。
キツイ革靴を履く方法
キツイ革靴を履く方法を調べたところ、「革を柔らかくする」「革を伸ばす」を目指せば良いとのこと。ではどうやれば革を柔らかくしたり、伸ばしたりすることができるのか。
基本的に革は使ううちに柔らかくなりますし、伸びて馴染んできます。つまり靴の履き心地を良くするにはとにかく履くことが重要ですが、そもそも履けないことにはどうしようもありません。何とか強制的にそのような状態を目指します。
革を柔らかくする
革を柔らかくするには、
・揉む
・温める
・オイルなどを塗る
といった方法があります。革を使ううちに柔らかくなるのは、革の繊維がほぐれていくからで、まさに揉むことで柔らかくなります。
また、革は温めることで柔らかくなるらしい。ドライヤーで温める方法なども紹介されていましたが、何だか革に良くなさそうです。
ミンクオイルやデリケートクリームを塗り込むことで柔らかくすることも可能です。
革を伸ばす
そして革を伸ばす方法。革は使ううちに段々と伸びていきます。それを強制的に伸ばしてしまいます。
方法としては「シューストレッチャー」という器具を使用します。靴修理店でもサイズの合わない靴を伸ばしてくれますが、業務用のシューストレッチャーを使用して伸ばします。ネジを回すと靴の中で段々と開いていく器具で、靴の中から圧迫して無理やり革を伸ばしてしまうのです。
こういうのがシューストレッチャー。安いもので2,000円ちょっとで販売されています。それほど高くはありません。
黄色の本体に何やら黒い出っ張りがくっついています。これは小指のあたりなどピンポイントで広げるためのもの。本体の穴にはめて使います。
シューストレッチャーを入れてすぐに広がることはなく、1日や2日ほど置いて徐々に広げていきます。
まとめ
通販で購入したアウトレットのジャランスリワヤの革靴。カッコよくて気に入ってはいるものの、キツすぎて履けない。足を入れられないほどではないものの、履いて仕事に行ってしまうと足が終わってしまうこと間違いなし。仕事どころではないでしょう。靴はお店で買うものですね。
とはいえせっかく買ったので、履かない訳にはいきません。何とか足に馴染ませたい。そこでキツい革靴を履けるようにするための方法を調べてみました。
次回の記事では、ここで挙げた方法を実際に試した様子をご紹介します。実際に履けるようになったのでしょうか。
今回はジャランスリワヤの靴でしたが、靴自体は良いものなのであしからず。あくまでも自分の足にサイズ感が合わなかったということです。