住のもの (すのもの)

地方都市でマイホームを購入し、家族の幸せを追い求めるブログ

キツすぎて履けない革靴。シューストレッチャーを使って履けるようになりました。

通販で購入したアウトレットの革靴。安くてラッキーと思ってたら、届いてびっくり。なんとキツすぎて履けない。

キツいがカッコいいジャランスリワヤの靴。何とか履けるようにしてやろうと決意し、色々な方法を試してみました。

果たして履けるようになったのでしょうか。

 

 

 

 

キツい革靴を履けるようにするには?

前回の記事で、キツい革靴を履けるようにする方法をご紹介しました。革を「柔らかく」して「伸ばす」ことで、履けるようになります。まあそりゃそうですよね。

では、どうやって柔らかくして伸ばすことができるのか。この二つの方法を試しました。

■革を柔らかく

・オイルやデリケートクリームを塗る

■革を伸ばす

シューストレッチャー

 

 

革を柔らかくする

柔らかくするには、温めたり濡らしたりする方法もあるようですが、冷えたら元に戻りそうですし、乾いたらさらに硬くなってしまいそうです。

オイルやクリームで柔らかくすることにします。使ったのはミンクオイルとデリケートクリームです。

 

ミンクオイル

ミンクオイルとは、北米のあたりに生息するミンクという動物の油です。革製品を強力に保湿して耐水性などを持たせます。

あまりスムースレザーの靴に使うことは無いようですが、革を柔らかくする効果が高いとのことで、少量を使ってみることにします。

油分が高いので、使いすぎるとシミになってしまったりするので要注意です。

普段はレッドウイングのブーツに使っています。

 

デリケートクリーム

カサカサになった革を保湿するために使うのがデリケートクリーム。その名の通りデリケートな革に用いることができるよう、シミになりにくい性質を持っています。

今回使用したモゥブレィのデリケートクリームには、ラノリンという成分が含まれています。このラノリンが革を柔からかくする効果を持つらしい。

 

 

革を伸ばす

力を加えて、物理的に革を伸ばします。シューストレッチャーというネジを回すことで靴の中で開いていく道具を使い、内側から外に向けてテンションをかけていきます。

革は急に伸びることはなく、シューストレッチャーをセットした状態で1日から数日置いておくことで、徐々に伸びていきます。

シューストレッチャーってなんだか特殊な器具で、なんか高そう。わざわざ買うのもどうなの?実はそんなに高くありません。このようなプラスチック製のものであれば、2,000円ちょっとで販売されています。早速Amazonで購入してみました。

傘の持ち手のようなU字型に曲がったところを回すことで、靴の中に入れる黄色の部分が徐々に開いていきます。内側からテンションをかけて革を強制的に伸ばすのです。

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履けるようになった?実際に試してみました。

上で書いた「オイル等で革を柔らかくする」「シューストレッチャーで革を伸ばす」を実際にやってみました。何とか履けるようになったのでしょうか。

 

・ミンクオイルを塗ってから革を伸ばす

まずはミンクオイルを塗ってから、シューストレッチャーを使ってみました。特に痛い甲の部分にミンクオイルを塗って、シューストレッチャーで革を伸ばします。オイルで皮が柔らかくなって、履ける程度まで伸びてくれることを期待します。

使ったのはこちらのミンクオイル。

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シューストレッチャーの使い方

ここで使い方を簡単に紹介。

シューストレッチャー本体のほかに、黒い小さなパーツがいくつかあります。

 

シューストレッチャーの側面には穴が開いており、黒いパーツを取り付けられるようになっています。この状態で靴に入れて広げることで、ピンポイントで革を伸ばすことができます。例えば小指があたって痛い場合、小指のあたりにこのパーツを取り付けてピンポイントで革を伸ばします。

 

この大きめの黒いパーツは甲を広げるために使います。靴とシューストレッチャーの隙間にこれを挟み込むことで、甲にテンションをかけられます。

 

靴に本体を差し込んで、まずは黒いノブを時計回りに回します。すると、かかとの黒いパーツと靴の中の黄色いパーツとの隙間が広がっていきます。

奥まで足先のパーツが入ったところで、銀色のU字型のハンドルを回すことで、黄色のパーツが靴の中で徐々に開いていきます。ハンドルが固くて回りづらくなるくらいまで広げます。

 

この状態で10時間ほど置いておきました。

 

翌朝、靴に足を入れてみます。

「おっ、入るぞ!」

まだキツいのキツいですが、少し締め付けが薄らいだ印象。履いて会社に行ってみます。

・・・

徒歩5分の駅に着いた頃には、履いてきたことを大いに後悔します。かかとが痛い!靴擦れの予感が爆発します。

会社では当然靴を脱いで過ごしました。帰り道はまともに歩けません。ノロノロ時間をかけて何とか家まで辿り着きました。

帰宅して恐る恐る靴下を脱いでみます。てっきり血が出ていると思いましたが、赤くなっている程度でした。これでも結構痛い!(汚い画像ですいません。)

 

 

・デリケートクリームを塗って、シューストレッチャーを使う

まだまだキツい革靴。さらに調整を試みます。

ミンクオイルはどちらかというとレッドウイングのようなワークブーツに使うもの。ビジネスシューズのようなスムースレザーに多用するのはあまり良くなさそうなので、今度はデリケートクリームを試してみます。

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デリケートクリームといえばこれ。モゥブレィのデリケートクリームです。

 

サラッとしていてよく伸びる印象です。アッパーだけでなく、内側にも塗り塗りします。

一通りデリケートクリームを塗ったあと、やはりシューキーパーを入れて革を伸ばしていきます。前回の反省としては、恐る恐るやったのでテンションが弱かったかもしれません。ネジが固くなるところまで、テンションをかけます。ただ、靴をダメにしたら元も子もないので慎重に広げていきます。

この状態で1日ほど置いておきました。

 

足を入れてみたところ、スポッと入りました。というのも、靴紐をつけていない状態。この状態であれば、靴べら無しでも簡単に履けてしまいます。

もちろん靴を履くには靴紐がなければなりません。靴紐をつけるとやはりちょっとキツめですが、以前よりだいぶマシになってきました。

 

 

・さらにデリケートクリームを塗って革を伸ばす

ただ履いただけだとちょっとキツいかなという感じ。しかし歩くと、やはり甲の部分がだんだんと痛くなってきます。まだジャストサイズではありません。

しかしこれ以上シューストレッチャーを使って良いものか。ジャランスリワヤの靴は、履きこむうちに結構底が沈んでぶかぶかになるといいます。ここでジャストサイズにしてしまうと、将来的にぶかぶかになってしまう恐れが。

とはいえやはり歩いていると甲がだんだん痛くなってくるので、もう1回だけシューストレッチャーを使ってみます。

またデリケートクリームを全体的ぬりぬり。特に甲の部分に厚めに塗ります。

塗り終わったら、シューストレッチャーをセット。固くなるまでネジを回します。これまた1日ほど置いておきます。

早速会社へ。ここまでくると、靴連れをしそうな感じはありません。ただやはり甲の部分は圧迫感がまだ残っており、夕方くらいになると痛みが出てきます。

しかし、買ったばかりの頃を比較すると、かなり履けるようになってきました。あとは何度か履くうちに底が沈み込んだりして、いい感じになってくるのでは?

 

 

 

まとめ

通販で買った革靴。やっぱり靴は試着してから買うべきですね。足が入らないことはないが、これでは履いて外には行けないだろうというくらいのキツさ。

何とか履けるようにするため、色々やってみた結果何とか履いて歩けるように。シューストレッチャーをやったら履いて、やったら履いてを何度か繰り返すと、だんだんと履けるようになってきました。

一番最初に履いて外出した時と比べると、もう雲泥の差です。シューストレッチャーをかける度に、履きやすくなる実感がありました。ちゃんと皮が伸びているのでしょう。

まだ少し甲の部分に痛みがありますが、あとは履いていくうちに馴染んでいくと思います。というかそれを信じて履き込んでいきます。

キツすぎて履いて歩けない革靴。革靴はキツめのサイズを買って、履き込んで慣らしていくのが良いとも言われますが、キツすぎたらどうにもなりません。とりあえず履けるようにするのに、今回の方法はオススメです。

 

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