住のもの (すのもの)

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ホワイトハウスコックス、ブライドルレザーの長財布「S2622」を購入してみました。

長年使用した財布がボロボロに。そろそろ買い替えを検討しようとした矢先に出会ってしまいました。ホワイトハウスコックスの長財布です。ブライドルレザーの財布です。

10年ほど前にも、同じくホワイトハウスコックスの二つ折り財布を使っていたことがありました。丈夫で満足感の高い財布でした。使う喜びが感じられる財布だったと思います。

今回選んだのは長財布。はじめての長財布です。ホワイトハウスコックスの品番は「S2622」。周囲にジッパーがついたモデルです。

ホワイトハウスコックスのS2622をレヴューします。

 

 

 

 

ホワイトハウスコックスって?

英国のレザーグッズブランドであるホワイトハウスコックス。エッティンガー、グランロイヤルと並んで、3大レザーブランドの一つとされています。どのブランドもブライドルレザーを特徴としています。

ホワイトハウスコックスは、もともと馬具を作るメーカーでした。丈夫でカッコいい革製品が特徴です。セレクトショップの特注アイテムとしても、定番のブランドです。

 

 

ブライドルレザーってどんなの?

ブライドルレザーはイギリスの伝統的な製法で作られた、馬具用の革です。馬具用なので、かなり丈夫なのが特徴。馬具は軍事での用途がほとんどです。現代では馬を使うことはありませんから、馬具の需要はほとんどありません。そこで、ブライドルレザーの各社は、その品質の高い革を活かして、財布やベルトなどの革製品を製造しています。

ブライドルレザーの表面には、白っぽいカビのようなものが付着していることがあります。もちろんカビではなく、不良品でもありません。それは、蝋の成分が浮き出たもの。ブライドルレザーを製造する際には、蝋をたっぷりと革に浸透させます。表面に浮き出た蝋は、上質なブライドルレザーの証拠なのです。蝋が深く浸透することにより、素材としての耐久性が高まり水濡れにも強くなります。

ブライドルレザーを持つ楽しみは、エイジングを楽しめること。エイジングとは経年変化のこと。新品の状態だと鈍く光るブライドルレザーですが、使っているうちに表面の蝋成分により、ツヤツヤに変化していきます。「自分の財布」に仕立てていく楽しみがありますね。

 

 

ホワイトハウスコックスのS2622をレヴュー

今回購入したホワイトハウスコックスの長財布「S2622」を詳しく見ていきましょう。ちなみに購入したのは、セレクトショップのノーリーズ。広島のアウトレットモールの店舗で購入しました。

そうアウトレット品です。通常なら税込で5万円以上するこの財布。到底手が出る価格ではありません。実は購入価格は税込で2万円ちょっと。こんな価格でホワイトハウスコックスが手に入るのですから、ちょうど使っている財布がボロボロなこともあり、思い切って購入したのでした。

 

まずは外箱。高級感がありますね。

ちなみにこちらの箱は、10年ほど前に購入した二つ折り財布のもの。品番は「S7532」です。デザインはほぼ変わっていません。伝統が感じられます。

 

財布はこんな感じ。黒に見えますが、ネイビーです。周囲にチャックがついたモデルです。もちろんブライドルレザー。

左下にロゴが刻印されています。表面にロゴが無く、中に刻印されているものが一般的のようです。セレクトショップの特注品だからでしょうか。

 

ブライドルレザーは、鈍く光のが特徴。使っていくうちにツヤツヤになっていきます。

 

財布の中を見てみましょう。左右に4枚ずつカードが収まります。カードホルダーと中央の小銭入れの間に、大きなポケットがあります。レシートなどたくさん収まりそうですね。

 

カードホルダーの奥は、札入れになっています。ちょっと取り出しにくいですね。

 

真ん中のチャックのところは、もちろん小銭入れ。小銭がいっぱい入りますね。

 

小銭入れのチャックの取手が外を向いていると、周囲のチャックが閉まりません。

中の方へ向けておかなければなりません。

 

中にはフォントのロゴが刻印されています。

 

 

エイジングを楽しみたい

上でも少し書きましたが、ブライドルレザーの特徴はエイジングを楽しめること。革製品はエイジングを楽しめるアイテムですが、ブライドルレザーは特にエイジングによる変化を楽しめる素材です。

使っていくうちに蝋の成分が体温や摩擦などにより艶へと変化していきます。使用感のあるツヤツヤの財布ってカッコいいですよね。使っていくうちにどんな財布になっていくのか。非常に楽しみですね。

ただ、傷には要注意。非常に丈夫な素材ですが、革なので当然傷はつきます。一般的な革製品であれば、クリームを塗れば目立たなくなることがありますが、ブライドルレザーは傷が消えづらいようです。

財布を取り出す際に、爪を引っ掛けて早速傷をつけてしまいました。これは悲しいですね。まあ、これも味ですね。どうせ使っていくうちに傷は増えていくでしょう。

 

 

まとめ

以上ホワイトハウスコックスの長財布「S2622」をご紹介しました。たまたま訪れたアウトレットモールのノーリーズでかなり安い価格で売られており、勢いで購入してしまいました。ホワイトハウスコックスは一時期ファッション誌でも定番のアイテムとして頻繁に取り上げられ、確かにありきたりなブランドではあります。しかし、持ってみるとやはりいいものだと思いますし、日々使用するなかで満足感も得られます。

毎日使うものなので、少しいいものを使ってみたいですね。これからのエイジングが楽しみです。

 

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