プラドに乗っていて不満なのが、ルームランプが暗いということ。昔ながらのフィラメントが発光する電球が取り付けられています。ヘッドライトこそLEDになっていますが、ルームランプやウインカー、ナンバー灯などは電球のままなのです。
夜間に車内で何か物を落としたりすると、暗くてかなり探しづらい。不満を解消するべく、LEDのルームランプに交換することにしました。
DIYで交換しましたので、その方法を解説します。初めてでも簡単に交換できます。
プラドのルームランプについて
150系のプラド(TX、5人乗り)には、4つのルームランプがあります。
①運転席の上(フロントランプ)
②セカンドシートの上(センターランプ)
③ラゲッジルームの上(リアセンターランプ)
④サンバイザーの奥(バニティランプ)
それぞれの電球の形状は下記の通り。
①運転席の上:T10
②セカンドシートの上:T10×31
③ラゲッジルームの上:T10×31
④サンバイザーの奥:T10
実際についていた電球です。
T10
T10×31
今回取り付けたLEDランプは?
今回取り付けたのは、こちらのPIAAのもの。
純正形状のLED電球です。パネル状でたくさんの光源がついて、両面テープで貼り付けるタイプのものもあります。光量的には純正形状よりも断然明るく光りますが、明る過ぎるのもどうかな?と考え、純正の電球のままLED化できるものをチョイスしました。あまり明る過ぎるのも、周囲から丸見えで恥ずかしいですよね。
T10タイプのもので、70ルーメン。T10×31は100ルーメンです。めちゃくちゃ明るい訳ではありませんが、純正よりは十分明るくなります。
T10タイプ
T10×31
プラドのルームランプをDIYで交換します。
では実際に電球を交換していきましょう。
交換に必要なもの
電球の交換には特殊な工具は必要ありません。下記の2つを準備しましょう。
・内張はがし
・ガムテープや養生テープ
必要なものはこれだけです。内張はがしは、こちらの商品を購入しました。エーモンのパネルはがしです。400円くらいで買えます。
Amazon エーモン(amon) パネルはがし 黄色樹脂製・2本組 全長約150mm・幅約15mm 厚さ5mm 1498
電球を交換するにはカバーを取り外す必要があります。隙間に平たい棒を突っ込んで、テコの原理で外します。マイナスドライバーみたいなものでも作業できますが、内装を片付けてしまう恐れがあります。プラスチック製の内張はがしが安心でしょう。
テープは何に使うのかというと、電球を引き抜くため。運転席上部にあるフロントランプは、非常に引き抜きにくい形状です。テープを使うと簡単に引き抜くことができます。
交換方法を紹介
では実際に電球を交換した様子をレポートします。場所ごとに解説します。
①運転席の上
ここは左右の2カ所を交換します。まずは右側から作業を開始しました。適当な隙間にぶっ刺してみたところ、手前のカバーが外れました。
この状態になると、一見クリアのカバーが外しやすく思えますが、実はそんなことはありません。奥側がガッチリハマっており、結構苦労しました。
奥に近いこのあたりの位置にパネルはずしを突き刺すと、簡単にカバーが外れました。ここが正解でしたね。
パネルを外してからが大変です。T10の電球は基本的に引っ張れば抜けます。しかし、奥まった位置にあるので、指で掴みにくい。素手で引き抜くのは不可能な感じです。
そこで登場するのがテープです。電球にテープを巻きつけて引っ張れば、簡単に抜けます。
LED電球を差し込みました。早速点灯してみます。白い丸がランプのスイッチ。カバーを押すと、このスイッチが押される仕組みです。
しかし、点灯しません。あれ?
LED電球はプラスマイナスの極性が合わないと点灯しません。つまり逆向きに刺さっているということ。もう一度テープを使って引き抜き、向きを変えて差し込みます。
無事点灯しました。左側も同じように交換しました。
②セカンドシートの上
運転席を降りて、セカンドシートに移ります。次にセンターランプを交換しましょう。
まずはカバーを外します。この辺りにパネルはがしを差し込むと、パカッと外れました。
矢印のところにうっすらと黒い穴が見えます。ここにカバーの爪がはまっています。この位置にパネルはがしを入れて、爪を外すイメージです。
センターは、このような形で電球が収まっています。我が家のプラドはTX。TX-Lだと2つソケットがあるようです。こんなところでも差別化されていますね。
この電球は簡単に取り外すことができます。金具に挟まっているだけ。それを指で広げることで、簡単に外れます。
LED電球を取り付けました。やはり点灯しません。ラグビーボール型のT10×31型でも、向きがあります。反対にしたら無事点灯しました。
③ラゲッジルーム
続いてラゲッジルームのランプも交換します。形状はセンターと同じなので、作業もまったく同じです。この辺りに差し込んだら、パカっと外れました。
ラゲッジルームの電球もセンターと同様に金具で挟まっているだけ。広げたら簡単に取れます。
カバーは元の位置で押し込めば簡単にはまります。
④サンバイザー
実際のところ、ここの電球は交換していません。だって使用頻度が低いから。バイザーについているミラーの扉を開けたら点灯します。そもそもここの鏡を見ることがありません。ほとんど光らせることがないのです。
ただ、カバーだけは外してみました。
ここは簡単に外れてくれます、
T10の電球です。フロントと違って、指で引っ張れそうですね。
ルームランプの交換はDIYで。夜の車内が明るくなりました!
こちらが交換前。昔ながらの豆球の色ですね。ムーディーで嫌いではありませんが、いかんせん暗いです。
交換後です。写真では分かりづらいですが、結構明るくなりました。LEDらしい白色の明かりです。
もっと明るい商品もありますが、車内で本を読んだりするわけではないので、個人的にちょうど良いくらいの明るさになりました
以上プラドのルームランプの交換方法を記事にしました。このように簡単に交換することができます。特別な道具だって必要ありません。
暗いプラドのルームランプ。交換してみて、やっぱり明るい方がいいなと実感しています。最初のカスタムとしてルームランプの交換はおすすめです。
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