広島の景色として代表的なのが、海から眺めた
厳島神社と大鳥居。それに並んでよく見かけるのが、山の上から尾道水道を眺めるもの。右下にお寺の屋根を見つつ、遠く尾道水道の先にある瀬戸内の島々を見つめます。
そんな尾道水道の絶景スポットである千光寺公園の展望台がリニューアルされました。早速訪れてみましたので、記事にしたいと思います。果たしてどんな景色が待っているのでしょうか。
千光寺公園の展望台「PEAK」について
尾道の駅前から山の方を見上げると、千光寺が見えます。千光寺と言えば、尾道を代表する観光スポットとして有名。尾道水道の絶景を眺めることができます。
その千光寺公園の展望台がリニューアルされ、2022年3月29日より一般開放されています。かなりスタイリッシュな展望台に生まれ変わっています。愛称は「PEAK」です。
実はこの展望台、無料で利用することができます。しかも24時間いつでも入り放題。夜景を見ることもできますね。ただし、ロープウェイの運行時間は17:15まで。
展望台へはロープウェイの駅が直結していますので、お年寄りでも展望台に上がることができます。もちろん徒歩でもOK。これぞ尾道という細道をゆっくりと登っていくのもオススメですね。
山側には駐車場もあるので、車で訪れることもできます。
展望台「PEAK」の景色をレポートします
リニューアルされた千光寺公園の展望台。どんな景色が待っているのでしょうか。尾道の駅前から千光寺を眺めると、展望台が見えました。
小さくて見えませんね。アップにします。赤い矢印の先にある橋脚みたいなのが新しい展望台です。今回はここまで歩いて上がることにします。
展望台「PEAK」へ歩いて行こう！
尾道らしい細い路地を抜けていきます。千光寺公園は山の上なので、傾斜のある坂道や階段を登らなければ辿り着けません。しかし、それほど標高の高い山ではないので、のんびり登れば子供でも問題ありません。
猫が日向ぼっこ中です。
階段は疲れますね。
千光寺公園に出ると、なんだかピラミッドのような石段が広がります。ここには「恋人の広場」があります。
右側を見上げると、尾道市立美術館があります。館内へ侵入を試みる猫と警備員のやり取りで有名になりました。
坂道を登り終えてしばらく歩くと、小さな東屋がありました。景色が良さそうですね。
見えないことはありませんが、木が邪魔をして抜け感がありません。
ようやく展望台に到着です。
大きくループした螺旋階段と、直線の展望台。面白い建築ですね。
ソフトクリームの誘惑を振り切って、展望台に登ります。というか全部美味しそうですね。はっさくソフトを試してみたいところ。
登り降りは２箇所から行うことができます。一方はループ上の階段。勾配が緩やかで楽に登ることができます。
もう一方は、螺旋階段とエレベーターです。このエレベーターは１階。展望台は「R」つまり屋上ですね。実は「B1」もあるのです。
B1はロープウェイ乗り場に直結しています。下の写真には写っていませんが、左側にエレベーターの扉があります。バリアフリーな設計がなされています。
展望台のエレベーターはこんな感じです。
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展望台の景色は？
では、展望台からの景色を堪能しましょう。展望台に立つと、気持ちのいい風が通り抜けます。ただ、屋根はないので、直射日光がガンガンに当たります。
尾道大橋方面を眺めます。奥の島は百島かな？つい最近キャンプで訪れた島です。
ロープウェイが上がってきました。尾道水道はかなり幅が狭く、海辺で見ると川のように感じてしまいます。出発した渡船が一瞬で対岸の向島に着いてしまいます。
しかし、こうして上から眺めると、決して川でないことが分かります。向島の向こうは、瀬戸内海が広がっています。
真正面の風景です。造船所のクレーンが立ち並びます。尾道の市街地は狭く、山の斜面に家やお寺を建てたのも分かる気かがします。
西の三原方面です。尾道といえばこの景色ですよね。遠くの島々まで見渡すことができます。
これまでは、尾道の最高の景色が見られるのは、「浄土寺山展望台」であると考えてきました。下の写真です。高さがあるので、さらに奥まで景色を見渡せます。
確かに景色は随一のものがあるのですが、いかんせん行くのが大変。すれ違いが難しい山道を登って行かなければなりません。
それなら気軽に訪れることのできる千光寺公園でこれだけの景色を拝むことができるのですから、物好きでない限り千光寺で十分という気がします。
まとめ
以上新しくできた尾道千光寺公園の展望台「PEAK」をレポートしました。思ったよりモダンな作りで、これから尾道の観光スポットの一つになりそうです。ロープウェイを降りてすぐなのも良いですね。エレベーターも完備しています。
尾道の景色って、なんだか魅力的ですよね。そんな尾道水道を眺めることができるスポットが、尾道には多数存在します。こちらの記事もどうぞ。
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