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ランドセルを買うぞ!ラン活をして分かった15のこと。

ラン活が始まりました。就職活動などだんだんと開始時期が早まっているのと同様に、ラン活も急ぐ必要があるらしい。良い人材は早いうちに手をつけなければならず、良いランドセルも数が限られるからでしょう。入学の1年前からラン活は始まります。

うちの子も今年から年長さん。来年はいよいよ小学生。まさに、ラン活が始まりました。はじめてのラン活。その中で気がついたことを書いてみます。

 

 

 

 

ラン活で分かった15のこと

はじめてラン活をしてみて、色々なことが分かりました。ざっと考えて15個。ここからご紹介します。

 

最近のランドセルはかなりカラフルだ

ご存知の通り最近のランドセルはカラフルです。自分が子どもの頃と言えば、女の子は赤、男の子は黒というのが定番。ごく稀に少し違った色の女の子がいるくらいでした。

小学校を卒業したら、実際に小学生の親になるまでランドセルを気にすることはほぼないでしょう。知らない間に、状況が大きく変わっていたようです。

これはイオンの売り場を撮ったもの。女の子のランドセルがカラフルですね。男の子用はやはり黒が多い印象です。

近頃はジェンダーフリーで、男は黒で女は赤という意識も薄れてきています。茶色などは男女ともに使っているのを目にしますね。

 

GW前が勝負の時期

こだわりのランドセルを選ぶなら、ゴールデンウィークあたりまでに決めましょう。そう、入学の1年前にはランドセルを注文しなければなりません。

うちも3月くらいから情報を集め始め、メーカーの出張展示会などに参加しました。工房系と呼ばれるメーカーのランドセルは、セイバンといった大手メーカーに比べ生産数に限りがあります。人気のものだと、GWあたりから売り切れが出始めます。こだわりのメーカーのランドセルを希望するなら、早い時期からラン活が初となります。

我が家ではゴールデンウィーク中に注文しました。

 

選ばなければ急ぐ必要はない

逆に特にこだわりがないのであれば、それほど急ぐ必要はありません。

イオンといった総合スーパーで買うのであれば、いつでも購入することは可能です。ただ、売り場の問題もあるので、数多くの種類が展示されているのは、やはり4月や5月といった時期になります。

急ぐ必要はありませんが、どうせ必要なものなので早めに動くに越したことはないでしょう。

 

ランドセルは需要と供給のバランスが微妙な商品である

ラン活という言葉が生まれたのも、ランドセルの購入が一種の競争になっているからでしょう。発売直後に売り切れてしまうということはありませんが、一歩遅れると目当ての商品が売り切れてしまう場合も。

ランドセルを購入するのは、人生一度きり。当然一人一つしか購入しません。つまり、新小学生の人数しか需要のない商品であり、たくさん量産したらそれだけ売れる訳ではありません。メーカーとしては、在庫が残らない程度の数を生産することになります。

数が少なすぎて売り手優位とまではいきませんが、かといって製品がダブついて買い手が有利なこともない。需要と供給が微妙な感じでバランスしている商品と言えますね。

 

お祝いをもらう前に買わなければならない

小学校への入学。親戚からの入学祝いが期待できます。会社の福利厚生でお祝い金が出る場合も。入学時には何かとお金がかかりますから、そうしたお祝いはありがたいものです。

ランドセルもお祝い金で購入したいところ。しかし、上記のようにランドセルの購入は入学の一年前です。とりあえずは自腹で購入しなければなりません。

 

ランドセルは思ったより高い

工房系のちょっといいなと思ったのは、7万とか8万とか。本革だと10万越えです。

セイバンの天使のはねといった有名製品だって、6万円以上のプライスタグがついています。

大手スーパーなどでは、5万円以下のものも販売されています。それでも6年間十分に活用できるのでしょうけど、我が子や孫の入学は一大イベントであり、奮発したくなりますよね。高いとは思いつつも、結局はそこそこのお値段の商品を買ってしまいます。

 

色んなお店やブランドで販売されている

ショッピングモールや百貨店で販売されているのは、以前から知っていたのですが、それ以外でも色々なお店で販売されています。

例えばアパレル。ラルフローレンではカッコいいランドセルが販売されています。サンリオのショップではかわいいランドセルが。

家具店でも。ニトリのほか、アクタスでもオリジナルのランドセルが売られています。入学といえば学習机。机と一緒に買ってもらう算段でしょうか。

 

工房系が人気

いわゆる鞄メーカーのランドセルです。しっかりした作りと、オシャレなデザインで人気を集めています。

土屋鞄

池田屋

黒川鞄

鞄工房山本

羽倉

モギカバン

などが有名どころです。

確かにクラシカルなデザインが多く、長く飽きずに使えそうな製品が多いです。

個人的に気に入ったのが土屋鞄のランドセル。シンプルなデザインでカッコ良かったですね。

 

展示会などのイベントがある

6年間使うランドセル。慎重に選びたいものです。通販でも販売されていますが、実際に背負ってみたいですよね。ただ、地方だと目的のランドセルを扱うお店がないことが多いです。

そこで各メーカーはイベント会場などで、出張展示会を開催します。イベント会場だけでなく、百貨店やお人形のお店などでも。

我が家でも広島で開催されたグリローズの展示会に訪問し、お目当てのランドセルを実際に背負って確認しました。

 

コードバンが最高級品

ランドセルの素材には、大きく分けて本革と人工皮革の二つがあります。

その本革で主に使用されているのが、牛革とコードバンです。中でもコードバンが最高級。コードバンとは、馬のお尻の皮のことで希少性の高い皮です。

コードバンを使ったランドセルは、おおむね10万円を超える価格帯になります。お金持ち用のランドセルですね。

 

素材はクラリーノで十分

人工皮革では、クラリーノという素材が主に使用されています。クラレが開発した素材で、丈夫で軽いのが特徴です。

本革と違って価格も安めになります。低価格帯の商品は、たいていクラリーノが使われています。

とは言え、ランドセルとして最適な素材であるからこそ広く活用されているのであり、色々見てみた結果、クラリーノで十分だろうという結論に至りました。

何より軽いのがいいですね。最近の小学生はタブレットや教科書など重い荷物を運ぶようで、ランドセルは少しでも軽い方がいいですね。

 

見た目よりかなり軽く作られている

ランドセルは結構大きいですし、なんた重量感のある形をしています。

ところが持ってみると、見た目のイメージと違って少し戸惑ってしまいます。思ったより軽いのです。最近のランドセルは子どもへの負担を減らすべく、少しでも軽く作られているのでしょう。

 

最近のはタブレット入れが備わっている

ランドセルを見て驚いたのが、タブレットを収納するスペースが設けられていること。クッションが入っており、端末を保護することができます。時代を感じますね。

文部科学省は2024年度以降に、一人一台端末を配布する方針です。今からランドセルを買う世代は、必ず何かしらの端末を持つことになります。タブレット収納があると便利ですね。

とは言え、何か別のクッションケースに入れて、教科書と一緒にランドセルへ放り込む方法もアリでしょうから、特別に収納スペースがなくてもOKかもしれません。

 

ナスカンは左右にある方が便利そう

給食袋なんかをぶら下げる側面のフックです。給食袋のほか、防犯ブザーなんかをぶら下げるでしょう。ランドセルによっては、片面にしかないものもあります。

ただ、自転車や車に引っ掛かって、引っ張られてしまう事故の恐れもあります。一定の力が加わるとナスカン自体が外れるタイプもあります。

 

子どものセンスを垣間見ることができる

子どもはなんかキラキラや変な装飾のついたものを選びがちです。ある百貨店のランドセル売り場は、おおかた側面などにキラキラな装飾の入ったものばかり。ここに買うべきランドセルはないと思い、少し見ただけで売り場を後にしました。

どんなランドセルを選ぶのか。子どものセンスを確かめられる良い機会なのでは?と考えたりしました。

 

子どもが大きなランドセルを背負う姿は非常にかわいい

最後に。小さな体に不釣り合いな大きなランドセルを背負う姿は大変可愛いですね。もう小学生かと感慨に浸ります。

これからもっと大きくなって、逆にランドセルが小さくなるんでしょうね。

 

 

まとめ

この前生まれたと思ったら、もうランドセルを購入することに。子育てはあっという間ですね。来年はいよいよ小学生です。

ランドセルの購入するのは初めてなので、新しい発見がたくさん。それらをまとめてみました。ランドセルはちょっと特殊な世界で、なんだか面白いですよね。