バッラリーニのフライパン。「ローマ」の24cmを購入し、日々の料理で使用しています。カッコいい道具だと、料理するのも楽しくなります。
ただ、オムレツを作るときなど、もう一回り小さいサイズのフライパンも欲しいところ。24cmだとオムレツを作るには少し大きいですし、少量のちょっとした炒め物などにもう少し小さなサイズがあれば便利です。
今度は同じローマの20cmのモデルを購入しましたので、レヴューをします。
バッラリーニ「ローマ」20cmモデルについて
バッラリーニといえば、石のような見た目のグラチニウムコーティングです。ローマには、一般的なグラチニウムより強度が増したグラチニウムエクストリームコーティングが施されています。
フライパンに食材がくっつきにくいのはもちろんのこと、通常のフッ素加工フライパンではNGとされる金属のヘラを使用することができます。それだけ強度を持ったフライパンなのです。
バッラリーニのフライパンについては、こちらの記事もどうぞ。
24cmと比較
今回購入したのは、20cmのモデル。素材は24cmのものともちろん同じで、サイズが異なるのみです。24cmのモデルと並べてみましょう。
直径が4cmの差。見た目にも結構違いますね。ちょっと朝食を作る時などは、小さな20cmが活躍するでしょう。一人暮らしでもこれでいいかもしれませんね。
ただ、直径20cmといっても、底の平たいところはもっと狭くなります。大きなステーキを焼く時はお肉がはみ出してしまいます。そう考えると、いくつかサイズ違いのフライパンを揃えて、料理によって使い分けるのがベストでしょう。
どうしても一つだけというなら、大は小を兼ねるということで、大きめのフライパンを。小さなサイズはあくまでもサブ的な役割です。
持ち手の長さも比べてみましょう。ステンレスの美しい持ち手です。もちろん20cmのモデルもちゃんとカッコいい持ち手です。
20cmモデルの方が、持ち手も短くなっています。実はこれは重要なこと。24cmと同じ長さだと、重量バランスが悪くなります。つまり持ち手の方に重心が傾いてしまいます。
最近のガスコンロには、Siセンサーが装備されています。コンロの中心から飛び出た銀色のヤツですね。鍋底にきっちりと着くように、バネで持ち上げられています。力の弱いバネではありますが、持ち手側に重心が偏った鍋やフライパンだと、そのバネの反発によりコテっと倒れてしまうことがあります。
このバッラリーニのローマ20cmモデルは、空の状態でコンロに置いても転ぶことがありませんでした。上手く重量バランスが調整されています。
オムレツを作ってみた
この20cmのフライパンを購入した最大の目的は、オムレツを作ること。24cmだと、オムレツには大き過ぎるのです。
早速オムレツを作ってみました。フライパンの実力を試すなら、やはり卵料理ですね。
まずフライパンを熱して油を注ぎます。
ほらっ、空でも持ち手側に倒れません。
卵は3つ。塩と黒こしょう、牛乳を少量入れています。
火は強火で。
卵を入れたら、フライパンを前後にゆすりながら、菜箸でかき混ぜます。お箸じゃなくて、ゴムヘラを使うこともあります。小さめのものが使いやすいと思います。
ある程度固まってきたら、持ち手側から二つ折りにするような感じで巻いていきます。
そして、手前側にくるっと返します。
少し焼き過ぎですね。オムレツは加減がなかなか難しいです。
やはりサイズ的に、オムレツには20cmがちょうどいい感じです。24cmに比べて、作りやすく感じました。(上手にできていないのは、フライパンのせいではありません笑)
20cmのモデルも買って良かったです。
感想・まとめ
カッコいいバッラリーニのフライパン。もう一個買ってしまいました。フライパンはサイズ違いで揃えたら、料理の幅が広がります。どうせ揃えるなら、同じバッラリーニのシリーズにしたいところ。
カッコいい道具は使うだけで満足感があります。もちろん機能面でも申し分なし。買って良かったと思える道具です。それに、めちゃくちゃ高価な訳ではありません。一般的なフッ素加工のフライパンに比べると少しお高めですが、2〜3,000円ほど高いくらい。ちょっと奮発すれば買えますね。
で、20cmのフライパン。最初に購入したのは24cmのもの。大きめのお肉を焼いたり、家族分の食事を作るときは、大きい24cmの方が活躍します。オムレツや朝食でベーコンを焼くなどパパッと調理したいときは、小さい20cmが取り回しが良く活躍することでしょう。要するにフライパンもTPOに合わせて選ぶと良いですね。
バッラリーニ「ローマ」には、26cmや28cmのモデルもあります。家族分を一気に作るなら、28cmが使いやすそうです。うーん、28cmも欲しくなってしまいます。